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理美容室の高齢化社会での接客と集客を考えてみる


超高齢化社会と言われる近年も、美容室は増えづづけている。
平成27年度の厚生省の発表では、美容所数23万7,525店。

この数字はコンビニ軒数より多い数だ。
数字だけで考えてみても、美容室の集客は難しい。

対して理容室の数は減少傾向にあるが、
2017年の注目トレンドとして「バーバー新時代」が選ばれ、
オシャレな理容室が都内で続々とオープンしたりしている。

だけど、それは一部であり。
残念だが、後継者問題や経営難からの閉店も多いのが現状だ。

では、これからの理・美容室の集客は高齢化を意識するといい?

大人客を意識したサービスとは

ウェブサイトやチラシなどで、美容室の紹介文など読んでいると、こんなフレーズが目につく。

「幅広い年齢層…」「お子様からお年寄りまで…」
たしかに、年齢だけでターゲットを絞らない方がいいかもしれない。
だけど、店の特徴してはどうか?
   
誰でも切ります。切れます。
というアピールだけでは押しが今ひとつな気もする。
あなたのサロンの良いところははたして何か…?

似合わせるカットで大人客を確保する!

髪もお肌と同じように年をとる。
加齢による悩みの代表は…

  • 白髪
  • トップのボリューム
  • うねりやクセ毛

やはり、白髪や薄毛といったエイジングによる悩みはダントツだ。
だからといって、安易にこれらの項目を銘打って、宣伝していいのか?

実年齢より少し若めの選択をする心理

というものがある。
自分の年齢は認識しているものの、その年齢にオススメの髪型などしたくない。

女性ならオバさん地味たくないし、
男性も若々しさを失いたくない。

これはネット上でよく目にする、
「美容室で渡される雑誌の件」と似ているが、
見た目や想定年齢で、人の趣味嗜好を限定して欲しくない…
ということだ。

だから、安易に大人向けメニューをアピールするのではなく、
同じ施術でも大人のお客様に満足頂けるアプローチをする方が大切だ。

今流行りのイルミナカラーや外国人風グラデーションカラーを どうグレイヘアに対応させるか。
ボブやロングも 若い人と同じスタイルでは、かえって老けて見える場合もある。
トップのボリュームは欲しいし、髪にハリやコシを与えるようなエイジングケアもあると嬉しい。

そういった、大人のお客様向け施術の練習や研究をサロンでしていく必要がある。
そして、若いアシスタントが多い店では、言葉使いやマナー、高齢のお客様がいらしたときの心遣いなどを目上の先輩やオーナーが教える必要もあるだろう。

人口ピラミッド
総務省統計局
人口推計(平成28年10月1日現在)

お客様の半数以上が40代オーバーという状況はすでに来ている。
日本の人口ボリュームで言えば、65〜70前半と40〜45くらいまでの層が厚い。
とくに、40代女性は美容にかける予算も多く、美意識が高い。
彼女たちを満足させられる施術が出来れば言うことはない。

カットという基本の施術をお客様の年齢によってどう変えていくか。
それには、 お客様の髪の悩みを理解する必要がある。
もし、あなたのサロンがお客様と向き合い、お客様の望む施術、さらに洗練されたスタイルを提供できたなら…。
固定客は安定するに違いない。

高齢に特化した美容業

真の意味で、高齢化社会に寄り添った営業を考えるのなら、既存のサロン経営とは別のアプローチが必要になる。
求められるのは、訪問理美容や送迎サービスなど、身体的な補助を視野にいれたサービスだ。
そちらにシフトしたり、分業化で新たなビジネスチャンスを見いだすのもひとつ。

理、美容室があるからいつまでも美意識を持ち続ける

もし、わたしが年齢を重ね、髪は白く薄くなろうとも、そこに美容室があれば通い続けたい。

今のシニア世代は昔とは違う。
アクティブな生活を楽しみ、恋も仕事もする。
美意識も高い。
年齢を重ねても美しく清潔に。
そこにいて欲しいのは、エイジレスな施術ができる理・美容師ではないだろうか…。




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