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ヘアケアマイスターは美容師に必須?資格の内容や合格率・試験対策


スタイリストとしてスキルアップするために美容師以外の美容系の資格取得をする人が増えています。他のスタイリストと差をつけるために技術やスキルを身に着けておくと自信にもつながりますよね。今回紹介するのはヘアケアマイスターの資格です。これまで以上にヘアに関する知識を身に着けるとともにコミュニケーション能力も磨いていける資格です。

ヘアケアマイスターとは

ヘアケアマイスターとは
ヘアケアマイスターとはヘアケアマイスター協会より、ヘアケア知識が豊富でお客様の毛髪診断が正しくでき、それに対する処置やアドバイスを正確に行える人に授与する称号のことを指します。

近年、サロンを訪れるお客様も豊富な美容知識を持ち合わせていたり、サロンから受けるサービスに対して強い関心を抱いていたりすることが多いと言われています。

そんなお客様に安心してサロンでの施術を受けていただくために生まれたのが、このヘアケアマイスターという認定制度です。認定制度を通じて質の高い技術や意識を身に着け、お客様に満足してもらえるサロン作りを目指していく、という仕組みになっています。

ヘアケアマイスター認定試験と合格率

ヘアケアマイスター認定試験と合格率
ヘアケアマイスターの試験は毎年5月と10月の年2回開催されます。一次試験が10月、二次試験が5月という仕組みになっています。

いきなりヘアケアマイスターの資格が受けられるわけではなく、まず最初にプライマリーコースの認定試験、続いてミドルコースの認定試験に合格してからでなければ、ヘアケアマイスターの認定試験の受験資格が与えられないので注意が必要です。

また、受験資格として

美容師、理容師の国家免許を取得し美容師、理容師として仕事に従事している者
引用元:日本ヘアケアマイスター協会

が条件となるので、スタイリストだけが受けることのできる認定試験となっています。元々がスタイリストのスキルアップを図るのを目的として生まれた認定試験なので、このような仕組みとなっているのです。

気になる合格率についてですが、プライマリーコースは70%、ミドルコースは50%、ヘアケアマイスターの一次試験は20%弱、二次試験は更に合格率は低くなり、16%を下回るぐらいの高確率となっています。

トップのランクのヘアケアマイスターに向かっていくにつれて難易度が段々と上がっていくという結果が分かりました。では次の項目でそれぞれの認定試験の内容について詳しくお話をしていきます。

エレメンタリーWEB試験

エレメンタリー試験はWEBで試験が受けられるようになっています。WEB上で出される質問に選択式で当てはまると思うものをクリックしていく形で試験は進んでいきます。全25分で受験時間も25分と決められています。

20問正解したら合格ですが、不合格となってしまった場合でも何度でも再チャレンジすることができるので安心です。

合格証はWEB上でダウンロードすることができます。出題テキストもWEBにて確認することができるので、興味のある人であれば誰でも受験可能となっている試験です。

プライマリーコース

プライマリーコースの試験の出題内容は「ヘアケアマイスターブック」のテキスト1~3章から出題されます。

出題内容は髪の構造やダメージの原因などをまとめた「毛髪化学」、お客様の髪のトラブルやカウンセリングのスキルを身に着けるための「毛髪カウンセリング」、ヘアケア剤の成分や効能を知る「ヘアケア剤」の大きく分けて3つの項目から作られます。

ミドルコース

ミドルコースの試験の出題内容はプライマリーコースの内容に加えて、「ヘアケアマイスターブック」のテキスト6章と7章から出題されます。

出題内容はヘアカラー剤の基礎知識やサロンカラーとホームカラーの違いなどをまとめた「ヘアカラー剤について」と、パーマ剤の基礎知識やダメージ対策などが含まれた「パーマ剤について」の項目から作られます。

マイスター1次

ヘアケアマイスター1次の試験の出題内容はプライマリーコース、ミドルコースの内容に加えて、「ヘアケアマイスターブック」のテキスト4章と5章から出題されます。

出題内容は頭皮の診断や脱毛対策などの「スキャルプヘア」と、皮膚のメカニズムや炎症についてまとめられた「皮膚科学」の項目から作られます。

マイスター2次

ヘアケアマイスター2次は、これまでのテキストとは異なり2次試験専用テキストから出題されます。

出題内容はお客様に満足して頂くためのコミュニケーションスキルなどです。いかにお客様に満足して納得して帰ってもらえるかが大切で、そのための専門知識や、その知識を伝えられるコミュニケーション能力があるかどうかが求められます。また、お客様の要望を正しく聞き出すためのカウンセリング能力も求められます。

ヘアケアマイスターの試験対策

ヘアケアマイスターの試験対策
ヘアケアマイスターの資格対策ですが、出題範囲が「ヘアケアマイスターブック」のテキストからと決まっているので、まずはしっかりとテキストを読み込んで頭に入れていきましょう。テキストで太字になっているところは覚えておいて間違いなしです。

ただ出題傾向はある程度決まっているようで、ヘアカラー剤やパーマ剤についての問題の比率が多くなっているようです。

プライマリーまではさほど難易度は高くないようなのですが、実際に試験を受けた方の感想によると、「ミドルコースからぐんと難しくなる」と感じたそうです。引っ掛け問題のようなものもあるので、テキストの内容を熟知しておく必要があるようです。

また制限時間は60分で100題出題されるので、悩んでいる時間はあまりありません。一問一問に時間をかけ過ぎずテンポよく次の問題へと進んでいきましょう。

「ヘアケアマイスターブック」のテキストの他に実践練習ができる問題集もあります。そちらもよく解いておいて実際のテストの予行練習にする、イメージを膨らませておくことなどがおすすめです。

そしてヘアケアマイスターの1次試験と2次試験は対策もまた変わってきます。出題範囲も膨大ですし、合格率は20%以下の狭き門です。

では、どのように取り組んだらいいのかというと、プライマリーやミドルコースと同様にテキストと問題集をよく取り組んで理解しておくことと同時に、試験対策用のセミナーに参加をすることです。セミナーを開講しているところは少ないのですが、合格への秘訣を伝授してもらえるのでおすすめです。

2次試験の対策については、カウンセリング力やコミュニケーション能力など内面の資質も求められてくるので余り追い込まれ過ぎないことです。心の余裕をもてるように、できる対策は全てしておいて、あとは健康管理などに努めましょう。

適度にリフレッシュをしてストレスを発散したり、夜更かしは避け睡眠時間を確保したりするようにしておきます。せっかく2次試験まで進めてきたのに、当日「体調不良でうまくいかなかった」ということになったらもったいないので、最後は自己管理も大切な試験対策となるのです。

美容師免許のほかにも資格は必要?

美容師免許のほかにも資格は必要?
「そもそもヘアケアマイスターの資格って本当に必要なの?」そう感じる方もいるかもしれません。「美容師免許があるんだからそれで十分でしょ」と考えるかもしれません。

しかし、最近はどんどんと新しいサロンも乱立していますし、お店で待っていればお客様が来てくれるという時代ではなくなってきてしまいました。サロンとして生き残っていくためには、技術や専門性などの戦える武器が必要となってくるのです。

他のサロンと比べて自分のサロンが生き残るためにはどうしたらいいのかというと、お店やスタイリスト自身の他とは違った特色をアピールポイントとして打ち出していくことです。そのためには、美容に関連した資格なら取得しておいて損はないと言えるでしょう。

「こんな資格あったら役に立つかも」ともし感じたら迷わずに取得しておきましょう。その資格こそがあなたのサロンが生き残っていくための武器となるかもしれません。

意外に種類豊富?美容関連の資格

ヘアケアマイスター以外にも美容に関連した資格はたくさんあります。

高齢化社会がこれからもっともっと進んでいくことを考えたら「福祉美容師資格認定証」なども強みとなるはずです。福祉美容師とは、高齢者や障害を抱える人のために、自宅や施設を訪れて施術を行うことができる美容師のことを指します。

自由に体が動かなくなってくるとサロンへ行くのは難しくなりますが、ヘアカットは体が不自由でも欠かせないですよね。髪を整えることによって、心にハリが出てくることも十分あります。そういった方の味方となれる資格を取得しておけば、自身の転身にも活かせますし、サロンでの話題のネタにもあります。

このように、美容の資格は他にもまだまだあるので、時間とお金が許すのであれば取得できる時に取得しておくことをおすすめします。

ヘアケアマイスターで真のプロを目指しましょう

美意識が高く豊富な知識をもち合わせているお客様にも満足していただけるように、これからのスタイリストは従来の知識だけでなく、幅広い視野をもって技術やコミュニケーション能力などを身に着けていく必要があります。

スタイリストのさらなる高みを目指して生まれたヘアケアマイスターの資格取得に、自身のスキルアップのためにも挑戦してみてはいかがでしょうか。今よりももっとスタイリストのお仕事がしやすくなるかもしれませんよ。

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