ハイライトカラー

ハイライトカラーのメリットデメリット・色落ち対処法を美容師が伝授!

ハイライトカラーといえば年齢問わずできる人気のヘアカラーテクニックのひとつです。明るい線状のカラーを入れることでヘアスタイルに立体感を演出することができます。ハイライトの明るさや線の太さでも雰囲気も変わってきます。
そこで今回は、ハイライトカラーのメリットデメリットについて情報をシェアしていきたいと思います。

ハイライトカラーとは

ハイライトカラーとは

ハイライトカラーとは、部分的にブリーチや明るいカラーを剤を使い、髪全体に立体感や陰影を作り出すヘアカラーテクニックです。ハイライトカラーは明るいカラー剤を使用しますが、暗い色を使い同じ効果を出すことができるのが“ローライトカラー”になります。

ハイライトカラーにブリーチは必須?

ハイライトカラーをする上でブリーチは、なるべく使用したほうがいいです。普通のカラー剤でハイライトカラーをすると、どうしてもハイライト部分の髪が明るくなりません。

ハイライトカラーは、ハイライト部分とその他のカラー部分の「明るさの差」が最低3レベル以上ないと髪に馴染見すぎてしまい、わかりづらくなってしまいます。

黒髪にハイライトも可能?

ハイライトカラーを黒髪に入れることは可能です。逆に黒髪だとベースの髪色が黒なので、ハイライト部分と黒髪の部分で明暗がくっきりと出て、最もハイライトカラーの明るさが目立つ仕上がりになります。

目立つようなハイライトカラーをしたい場合は、黒髪にハイライトカラーという組み合わせが一番です。

人気の黒髪&ハイライトカラーの組み合わせだと、最近では黒髪にシルバーやシルバーベージュのような寒色系のハイライトカラーを組み合わせる美容師さんが多い気がします。逆に黒髪に赤系のハイライトは、少ない印象です。黒&赤の組み合わせだと、かなり激しい雰囲気に見えてしまいます。

ハイライトカラーの主流は、自然な感じだけど、その中でもちょっと目立つような雰囲気のハイライトカラーの組み合わせです。

ハイライトカラーの値段は?平均価格帯はどのくらい?

ハイライトカラーの値段ですが、ハイライトをどれだけ入れるかで値段は変わってくると思います。

少ない場合だと「ヘアカラー料金+3,000円前後」、全体的にまんべんなくハイライトを入れるとなると「ヘアカラー料金+6,000~7,000円前後」くらいの値段になることが多いでしょう。地域や美容室によっても値段の差は結構あると思います。

ハイライトカラーのメリットとデメリット

ハイライトカラーのメリットとデメリット

髪に立体感をつけるハイライトカラーですが、もちろんメリットデメリットも存在します。メリットデメリットについて解説していきます。

ハイライトカラーのメリット

ハイライトカラーの大きく分けて3つあります。

  • 髪に立体感が出る
  • 黒髪に入れると根元のプリンが目立ちづらい
  • 最小限のカラーで済む

髪に立体感が出る

ハイライトカラーの最大のメリットと言ってもいいと思います。

普通のカラーだと1色で染めるので全体的にメリハリがつきません。「カラー+ハイライトカラー」になってくると、全体的に明るいカラーの線が入るので髪に陰影がつきます。その結果、髪に立体感と陰影ができて奥行きのあるカラーになります。

さらに、基本的に人の頭は止まってるいるときよりも歩いたり、会話中に振り向いたりと多少なりとも動いているときのほうが多いです。動くたびに髪が揺れるので、髪が揺れるときにより一層ハイライトカラーの立体感が出ます。

黒髪に入れると根元のプリンが目立ちづらい

普通のカラーだと、カラーをして1ヶ月を過ぎたあたりから、根元の地毛の部分の新しく生えてきた髪が気になりだします(通称プリン)。しかしハイライトカラーは、全体的にまばらに入れるので根元の髪が伸びてきても目立ちづらいのが特徴です。

美容室に来店する周期が長いお客さんでカラーをする方がいたら、全体的に染めるカラーよりもハイライトカラーを入れたほうが根元のプリンが目立ちづらいので、提案をしてみるのも必要かもしれません。

最小限のカラーで済む

全体的にブリーチをしてしまうと髪が傷んでしまう原因になります。ハイライトカラーの場合は、全体的に多めにハイライトカラーを入れたとしても頭髪の50%も染めません。染める部分が少ないということは、髪へのダメージを最小限に抑えられるということです。

髪のダメージが気になって全体的にブリーチをすることに抵抗がある方は、ハイライトカラーを提案してお客さんの悩みを解消してあげましょう。

ハイライトカラーのデメリット

ハイライトカラーのデメリットは、2つです。

  • ハイライトカラーの修正が難しい
  • 美容師のテクニック次第

ハイライトカラーの修正が難しい

ハイライトカラーをして、お客さんからこんな風に言われたことはありませんか?

「ハイライトカラーをなくして普通のカラーに戻したい」

このハイライトカラーをなくす、ということが限りなく難しいです。全体的なカラーと違いハイライトカラーは、髪全体にまばらに入っています。そのまばらに入ったハイライトカラーを一つひとつなくしていくのは、膨大な時間がかかってきます。

さらに、一つひとつハイライトカラーを消すことができても、ブリーチを使ったハイライトカラーは色落ちが早いので、数週間するとハイライトカラーの部分だけ色が抜け落ちてしまいます。

ハイライトカラーを提案するときは、修正をすることが難しいという内容を伝えて施術に入る必要があります。

美容師のテクニック次第

ハイライトカラーは、ブリーチを使った他のインナーカラーやグラデーションカラーよりも圧倒的に繊細な技術になってきます。美容師さんによっては、インナーカラーやグラデーションカラーのほうが難しいと思われる方もいると思いますが、個人的にはハイライトカラーは本当に難しいです。

ハイライトカラーは「色や太さ」で全然印象が変わってきます。細いハイライトカラーは髪に馴染んでくれますが、細い分だけ色が分かりづらいです。逆に太いハイライトカラーは、髪に馴染みづらいですが太い分だけ色がわかりやすいです。

さらに、ハイライトカラーはドライカットやウエットカットを含めて先にカットを仕上げてからしないと失敗しやすいリスクがあります。ハイライトカラーを施術した後にカットをするとハイライト部分まで切ることになるので、計算して入れたハイライトカラーが台無しになってしまいます。

以上の理由から、ハイライトカラーは全体的にまばらに入れればいいというわけではなく、カットとカラーのバランスを計算したうえでやらないといけない美容師のテクニックが問われるカラーです。

ハイライトカラーは40代でもおかしくない?

ハイライトカラーは40代でもおかしくない?

ハイライトカラーは、記事の冒頭でもお伝えしましたが、年齢問わずできるカラーテクニックです。ただし、40代以上でハイライトカラーをする場合は、考えてやらないとかえって老けて見られる可能性があります。

それが、この3つです。

  • 髪型を考える
  • 細めのハイライトカラーをする
  • 白髪を考慮してハイライトカラーを入れる

髪型を考える

40代を過ぎると、人の髪は「空洞化」といって髪の中がスカスカになってきます。スカスカになると、髪が軽くなり、まとまりの悪い髪に見えてしまいます。レイヤーの入ったロングヘアーのような髪型は、特に髪が軽く見えてしまいます。

軽い髪型にハイライトカラーを入れてしまったら、ハイライトカラーの明るさで余計に軽く見えるので気をつけないといけません。あまりレイヤーを入れない少し重ための髪型にして、ハイライトカラーを入れるほうが重さと軽さのバランスが良くなるのでおすすめです。

どうしてもレイヤーの入ったロングヘアーが好きな場合は、ハイライトカラーではなくローライトカラーを入れてあげましょう。ローライトカラーとは、ハイライトカラーとは逆の暗い線が入るカラーです。ローライトカラーが入ると髪に重さが出るので、軽い髪型をしていても軽さをカバーしてくれます。

40代とは言わず、30代を過ぎて「髪にハリコシがなくなってきたな」と思い始めたら、重ための髪型を視野に入れるといいです。

細めのハイライトを入れる

正直、好みにもなってきますが、個人的には細めのハイライトカラーを入れたほうがいいと思います。理由は、ハイライトが太いと俗に言う「おばちゃん感」が出てしまいます。太いハイライトは、すごく個性的に見えるので「キツイ感じの人」という印象を与えてしまいます。

20代のうちはオシャレのひとつとして、太いハイライトを入れることは問題ないと思います。しかし、40代を過ぎて太いハイライトを入れると、服装やメイクとのバランスがおかしくなる場合が多いので、自分の雰囲気にマッチしているかを考えたうえでハイライトカラーを入れないといけません。

ただ、これはあくまで個人的な感想で、40代でも見た目も若くて服装も若いときと変わらない人も実際にいます。

40代で初めてハイライトカラーをする人は、細めのハイライトカラーを馴染むように入れた後で太くしたりするほうが似合わせの失敗のリスクが少ないです。

白髪を考慮してハイライトカラーを入れる

40代になってくると白髪も気になってきますよね? 僕自身も36歳なので白髪は気になるので気持ちはわかります。

白髪を染めるために白髪染めを使ってカラーをされる方は、ハイライトカラーの明るさを考えながらハイライトカラーをしたほうがいいです。

髪色のベースが白髪染めを使って暗い場合に、明るいハイライトカラーを入れると白髪染めの部分とハイライトカラーの明るい部分の明暗の差がくっきり出て、少し奇抜な感じに見えてしまいます。

白髪染めをしている状態でハイライトカラーを入れるなら、ハイライトカラーを細くするか明るさを少し抑えてあげるかして、馴染む感じのハイライトカラーを入れてあげましょう。40代以降のハイライトカラーは「馴染ませ」がとても重要になってきます。

カラー剤でなくカラーバターでもハイライトはできる?

カラー剤でなくカラーバターでもハイライトはできる?

カラー剤ではなくカラーバターやカラートリートメントと呼ばれている物でもハイライトはできます。

ただ注意点が1つ!

「カラーバターやカラートリートメントは、明るくする力をもっていない」ということを知っておかないと危険です。例えば、黒髪の上から青や赤のカラーバターやカラートリートメントを塗っても一切色は出ません。

カラーバターやカラートリートメントを使用する際は「もともと染める前の髪が明るい」か「ハイライトカラーのブリーチを使って明るく」しておく必要があります。黒髪の上からカラーバターやカラートリートメントは、思った効果が出ないためおすすめはできません。

ハイライトカラーの色落ち対処法

ハイライトカラーの色落ち対処法

ハイライトカラーをするうえで必要なのが、色落ちの対処法です。せっかくキレイな色を入れても、すぐに落ちてしまったら嫌ですよね?

対処法についてまとめてみました。

カラーシャンプー、カラートリートメントは使うべき?

ハイライトカラーは、基本的にブリーチを使うことが多いです。ブリーチを使ったカラーのデメリットは色落ちの早さなので、カラーシャンプーやカラートリートメントは必要なアイテムになってきます。

実は、このカラーシャンプーとカラートリートメントは、効果が少し違うので説明もしておきます。

カラーシャンプーとカラートリートメントの特徴と違い

カラーシャンプーよりもカラートリートメントのほうが“色の入り方が圧倒的に濃い”です。カラーシャンプーは「色落ちを防ぐ」くらいの気持ちでいいですが、カラートリートメントを使うときは「自宅でカラーをする」くらいのイメージで使わないと本当に色がガッツリと入ってしまいます。

そして、カラーシャンプーとカラートリートメントの両方に言えることですが、自分が染めた色のカラーシャンプーとカラーバターを使いましょう。

使用頻度の目安は以下の通りです。

カラーシャンプー カラートリートメント
  • ハイライトカラーをして1週間後くらい
  • 使用頻度は、2~3日おき
  • ハイライトカラーをして1週間後くらい
  • 使用頻度は、カラーバターは色が濃く入るので目視をして色が落ちてきたなと感じたときに使用して、一度使ったら期間をあけて使う(色の入りすぎを防ぐため)


シャンプーの頻度を減らす

ハイライトカラーに限らず、カラーはシャンプーをするほど色落ちをしていきます。しかし、シャンプーの回数を減らすだけで大幅に色落ちを防ぐことができます。

「シャンプーしないと頭が臭くならない?」と感じる方もいると思いますが、安心してください。髪にワックスなどをつけていなかったら、お湯でしっかりとすすぐだけで髪の汚れの80%近くは落ちてくれます。2日に1回くらいなら頭が臭くなることはないので、シャンプーではなくお湯で洗う日を作ってみるのもいいでしょう。

色落ち前提に色を濃く入れる

ハイライトカラーをして色落ちすることを前提に考えて色を濃く入れる方法になります。

デメリットとしては、染めたばかりのときが希望の色より暗く見えることです。その代わりに色を濃く入れた分だけ色持ちも良くなります。ハイライトカラーはブリーチを使ったカラーなので、数日経つと色落ちしてくるので長期間色が濃く入り続けることはありません。

ハイライトにおすすめのカラー

ハイライトにおすすめのカラー

ハイライトカラーをするときは、どんな色のハイライトカラーをのせるかが大事になってきます。普通のカラーの部分とハイライトカラーの部分の色の組み合わせが悪いと、せっかくのハイライトカラーの良さが出てくれません。

女性と男性に分けておすすめのハイライトカラーを紹介します。

女性におすすめのハイライトカラー

女性の方がハイライトカラーをする場合、大事になってくるのがこの2つです。

  • ハイライトカラーを細く入れる
  • ベースのカラーは、ベージュ系がおすすめ

ハイライトカラーを細く入れる

女性でハイライトカラーを太く入れてしまうと、かなりパンチの効いた雰囲気に仕上がってしまいます。もちろん、パンチのあるハイライトカラーをやりたい方は太く入れたりインナーカラーやグラデーションカラーをしたりして目立たせることもあるでしょう。

ただ、あくまでナチュラルな雰囲気にハイライトカラーを入れたいのであれば、細くハイライトカラーを入れて全体的に馴染ませるほうがいいです。

「ナチュラルにハイライトカラーを入れたいけど、ちょっと色も目立たせたい」と感じてる方は、ハイライトカラーの色をピンク系などのビビット色を入れる方法もよいでしょう。

原色に近いようなハイライトカラーを入れるなら普通のカラー剤ではなく、カラーバターやカラートリートメントを使うとしっかりと色が入るので試してみてください。

エンシェールズシリーズのカラーバターは発色がいいので使いやすいです。

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ベースのカラーは、ベージュ系がおすすめ!

ベースとなる全体的なカラーはベージュ系をおすすめする理由として、ベージュ系で染めると“どのハイライトカラーの色にも対応できる”からです。

例えば、ベースのカラーをレッド系で染めてハイライトカラーをアッシュ系で染めてしまうと、かなり激しいカラーが完成してしまいます。

ハイライトカラー上級者でしたら、ベースのカラーで何色を使っても色合わせがうまくいきますが、最初はベージュ系でベースを作ってから好みのハイライトカラーを入れたほうが失敗するリスクが減ります。

お客様にもナチュラル系志向の方が多いので、まずはナチュルなハイライトカラーをマスターするのがおすすめです。

メンズにおすすめのハイライトカラー

男性がハイライトカラーをするときに意識して欲しいのが、少しだけハイライトを太くすることです。

男性の場合は、女性と違って髪が短い場合が多いのでハイライトカラーが細いとハイライトカラー自体があまり見えない可能性が高いです。ハイライトカラー自体もナチュラル系よりシルバー系であったり、原色に近い色を入れても問題ないでしょう。

髪の短い男性は、ナチュラル系のカラーよりも原色よりのカラーと少し太めのハイライトカラーでするといいです。

エンシェールズ カラートリートメントバター プラチナシルバー

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スタイリッシュな配色が今どきのヘアカラー

ハイライトカラーは、“年齢、性別、髪の長さ”によってさまざまな入れ方があります。ベースのカラーとハイライトカラーの色の相性や太さを考えて施術しないと完成度の高いハイライトカラーにはなりません。

今の時代、一色染めのカラーなら泡カラーなどのホームカラーを使って家で染めることも可能です。

美容室、理容室はハイライトカラーのようなプロにしかできないスキルをお客さんへ提案していかないと生き残りが難しい段階に入ってきたと感じます。今回の記事がお客様とハイライトカラーのカウセリングを取る際の何かしらの助けになれば嬉しいです。

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宇井一八

宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。

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