白髪ぼかしにハイライトカラー! 40代50代にオススメのスタイルやデメリットも解説

「白髪があっても、もっとヘアカラーを楽しみたい!」
そんな風に一度は思った経験ありませんか?
年齢を重ねると、白髪が少しずつ増え出します。
白髪染めは、白髪自体は染まってくれますが、暗くなってしまうのが欠点。
そこで今回は「白髪ぼかしにハイライトカラー! 40代50代にオススメのスタイルやデメリットも解説」というテーマでシェアしていきます。
暗い白髪染めから卒業しましょう!
Last Updated:2022/10/28

目次

白髪カバーにハイライトカラーが効果的って本当?


白髪ぼかしにハイライトカラーを使う美容室が増えているのを知っていますか?
本来なら、白髪を隠すには暗い色で染めなければいけません。
しかしハイライトカラーをうまく使えば、白髪を隠すことが可能!
ハイライトカラーは、暗い白髪染めで悩んでいた人の救世主となるかもしれません。

そもそもハイライトカラーとは

読者の中には、ハイライトカラーと言われても、いまいちピンとこない人もいるはず。
ハイライトカラーとは、明るい細い線状のカラーを指します。
基本的にはブリーチとアルミホイルを使って染めるのが主流です。
今回紹介する白髪ぼかしハイライトカラーも、ブリーチを使用します。

ちなみに、ハイライトカラーの反対でローライトカラーがあるのを知っていますか?
ローライトカラーは、ハイライトカラーとは対照的に暗い線状のカラーです。
お客様の中には、ハイライトカラーと勘違いしてローライトカラーの画像を持って来店される方がいます。
これから美容室でハイライトカラーを使い白髪を染める予定の方は、気をつけましょう。

ハイライトカラーはブリーチなしでは無理?

ブリーチを使用するハイライトカラー。
お客様から「ブリーチなしでハイライトカラーは無理なの?」という質問を受けます。
ブリーチなしだと、髪がなかなか明るくなりません。
そのため、ハイライトカラーをするならブリーチ前提で考えておきましょう。

特に白髪ぼかしハイライトカラーをする人の多くが、もともと暗い白髪染めをしている場合が多いです。
染める前の髪が暗いと、通常のカラーで明るくするのは難しくなってきます。
ハイライトカラーで白髪を染めるなら、ブリーチは欠かせません。

白髪をカバーする「白髪ぼかしハイライトカラー」


白髪ぼかしハイライトカラーは、『染めるのではなくぼかす』ことが特徴です。
このぼかすという点が、一般的な白髪染めとの違いになります。
白髪ぼかしハイライトカラーについて深堀りしていきます。

白髪ぼかしハイライトカラーの特徴

白髪ぼかしハイライトカラーは、厳密に言うと白髪部分は完全に染まりません。
その反面、白髪と染まった地毛部分が自然に馴染んでくれます。
白髪を完全に染めないのも、白髪ぼかしハイライトカラーの特徴です。

白髪ぼかしハイライトと一般的なハイライトの違い

一般的なハイライトカラーは、スジ感が見えるように染めます。
スジ感があることで、立体感のある髪になるからです。

しかし、白髪ぼかしハイライトカラーは少し違います。
一般的なハイライトカラーと比較すると、スジ感を強調させません。
どちらかというと、髪全体にハイライトカラーが馴染むように染めます。
もちろん、あえてスジ感を残して染めるケースもあります。

美容室で白髪ぼかしハイライトカラーをオーダーする場合は、「スジ感を強調させるか?」美容師さんと話しましょう。

白髪ぼかしハイライトカラーにスジ感を出す効果

白髪ぼかしハイライトカラーにスジ感を出すと、2つのメリットが生まれます。

  • 髪に陰影がつき、立体的に見える
  • 通常のカラーと比較して髪に動きが出る

白髪ぼかしハイライトカラーでオシャレをもっと楽しみたい人は、スジ感をプラスしてあげましょう。

また、スジ感を出す上での注意点もあります。
それは太すぎるスジをやめることです。
スジが太すぎると強調されすぎて品がなくなります。
40代以降の大人の方なら、さりげなくスジ感を出すことが重要です。

白髪ぼかしハイライトカラーの3つのメリット

ここでは、白髪ぼかしハイライトカラーのメリットを紹介します。
白髪ぼかしハイライトカラーのメリットは3つです。

【メリット1】白髪ぼかしハイライトカラーは明るい白髪染めができる

白髪染めの場合、そのデメリットは何と言っても暗い髪色になること!
暗い髪色は、色味がわかりづらいです。
そのため、どのカラーで染めても同じような髪色に見えてしまいます。
白髪が染まっても暗い髪色にしかならなかったら、気分も上がりません。

しかしハイライトカラーで白髪を染めると、明るい髪色も可能!
髪色を明るくできると、アッシュやベージュのような色も発色してくれます。

【メリット2】白髪ぼかしハイライトカラーは少ないブリーチで可能

通常、髪を明るくするにはブリーチが良く使われます。
ブリーチは髪を明るくできる反面、ダメージが大きいのがデメリット!

しかし、白髪ぼかしハイライトカラーは、線状に染めるカラーです。
髪全体をブリーチするわけではないため、髪への負担も少ないメリットがあります。
髪へのダメージが気になる人には、もってこいのカラーと言えます。

【メリット3】白髪ぼかしハイライトカラーは次回のカラーがやりやすい

白髪ぼかしハイライトカラーを一度すると、2回目にハイライトカラーは必要なくなります。
なぜなら、既にハイライトカラー部分が残っているからです。

そのため、ハイライトカラーで白髪を毎回のようにブリーチする必要がありません。
ブリーチ回数が少ないので、髪のケアもしやすくなります。

白髪ぼかしハイライトカラーの3つのデメリット

読者の中で、「白髪ぼかしハイライトカラーはメリットばかりだけど、デメリットはないの?」と思われた方はいませんか?

もちろん、白髪ぼかしハイライトカラーにもデメリットは存在します。
デメリットまで許容することが、白髪ぼかしハイライトカラーでは重要です。

【デメリット1】白髪ぼかしハイライトカラーは美容師の腕次第

白髪ぼかしハイライトカラーは、どの美容師でもできるわけではありません。
それくらい、ハイライトカラーで白髪を染めるのは難しい技術です。
そのため、担当する美容師を間違うと仕上がりに大きな差が生まれます。

必ず、SNSなどで白髪ぼかしハイライトカラーをアップしている美容師にお願いしましょう。

【デメリット2】白髪ぼかしハイライトカラーはダメージが多少ある

白髪ぼかしハイライトカラーは、若干ですがブリーチを使用します。
ブリーチを使わない通常のカラーと比較すると、髪へのダメージは高いです。
この部分はある程度許容しないと、白髪ぼかしハイライトカラーは難しくなります。

【デメリット3】白髪ぼかしハイライトカラーは白髪が完全に染まるわけではない

ここはすごく勘違いしやすいポイントです。

白髪ぼかしハイライトカラーは、白髪部分を自然に馴染ませるカラーです。
そのため、白髪が完全に染まるわけではありません。

白髪が気になる40代、50代のハイライトカラー


40代、50代に入ると、白髪がある方がほとんどです。
この白髪をキレイに染めている人と染めてない人では、見た目年齢も大幅に変わります。
これまで暗い白髪染めしかやってこなかった人は、チェックしてみてください。

40代、50代にオススメ! 白髪染め + ハイライトカラー

白髪染めをする理由の多くは『老けて見えないため』ではないでしょうか?
しかし、白髪をただ染めるだけでは逆効果になってしまいます。
なぜなら、暗すぎる白髪染めは印象も暗くなってしまうからです。

見た目年齢を若くしたいなら、より肌の色に近づけましょう。
肌の色に近づけるためには、髪色を明るくしなければいけません。

ハイライトカラーで白髪を染めるだけで、明るい髪色が可能になります。
40代、50代で白髪に悩む世代こそ、白髪ぼかしハイライトカラーをしてみてください。

40代でもおかしくないハイライトカラー

「ハイライトカラーで白髪を染めても年齢的に大丈夫なの?」

こんな風に思われた方はいませんか?
確かに、今までハイライトカラーをした経験がないと不安になります。
ハイライトカラーで透明感の高いアッシュやシルバーで染めると、雰囲気が変わりすぎます。
そこでおすすめなのがナチュラル系です。

ナチュラル系のハイライトカラーなら、白髪を染めても自然に仕上がります。
40代の方で初めて白髪ぼかしハイライトカラーに挑戦するなら、参考にしてみてください。

白髪ぼかしハイライトカラーのよくある疑問

白髪ぼかしハイライトカラーに限らず、カラーは2回目以降が肝心です。

ここでは、白髪ぼかしハイライトカラーによくある質問に答えていきます。

白髪ぼかしハイライトカラーの理想的な頻度は?

白髪ぼかしハイライトカラーは、2ヵ月に1回のペースがおすすめです。
1ヵ月半でも問題ありません。

白髪ぼかしハイライトカラーは、地毛が伸びてきても馴染みやすいメリットがあります。
それでも2ヵ月以上の期間があいてしまうと、白髪が目立つので注意です!

白髪染めで黒くなった髪にもできる?

白髪染めで黒くなった髪は、黒染めに近い状態です。
そのため、白髪ぼかしハイライトカラーで透明感のあるアッシュやシルバーにしたい場合は、難しいと言えます。

黒くなった状態だと、ブリーチをしても赤茶っぽくにしかなりません。
何度か白髪ぼかしハイライトカラーで染めながら、透明感のある色にしていくしかありません。
それくらい、白髪染めで黒くなった髪を明るくするのは難しいのです。

白髪ぼかしハイライトカラーはセルフでもできる?

結論として、白髪ぼかしハイライトカラーはセルフではできません。
記事中でも紹介しましたが、白髪ぼかしハイライトカラーには高い技術が必要です。

白髪ぼかしハイライトカラーは、美容師の中でもカラーに特化した人のみ対応ができます。
セルフで染めようとしても、100%失敗すると断言できます。
白髪ぼかしハイライトカラーは、プロに任せるのがいちばんです。

ハイライトカラーで白髪を退治! 40代過ぎてもカラーを楽しもう!


今回のテーマ「白髪ぼかしにハイライトカラー! 40代50代にオススメのスタイルやデメリットも解説」についてまとめていきます。

・暗すぎる白髪染めは老けて見えやすい
・白髪ぼかしハイライトカラーはブリーチが必要
・ハイライトカラーとは、明るい線状部分をつくるカラー
・白髪ぼかしハイライトカラーは高い技術を必要とする
・白髪ぼかしハイライトカラー初心者は、ナチュラル系がおすすめ
・セルフで白髪ぼかしハイライトカラーをするのは不可能
・白髪ぼかしハイライトカラーを頼むなら、カラーに特化した美容師を選ぶ

暗い色の白髪染めで悩んでいる人は、白髪ぼかしハイライトカラーをするだけで髪色を明るくできます。
白髪があっても髪色を楽しめるように、試しにオーダーしてみてはどうでしょうか?

この内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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