ローライトの効果と入れ方、ハイライトの違いは? おすすめのおしゃれスタイル一覧

髪に立体感を演出してくれるバレイヤージュカラー。
バレイヤージュカラーには、ローライトやハイライトが使われているのを知っていましたか?
そこで今回は【ローライトの効果と入れ方、ハイライトの違いは?おすすめのおしゃれスタイル一覧】というテーマでシェア。
読むだけでローライトやハイライトの入れ方や効果がすべてわかります。

ローライトとは


読者の中には「ローライトとハイライトの違いって何?」と思われている方もいるはず。
まずはローライトとハイライトについて解説していきます。

そもそも「〇〇ライト」ってどんなもの?

ローライトやハイライトは、線状のカラーを指します。
一般的なワンメイクのカラーとは違った見え方が特徴です。
さらにローライトは、ブリーチなしでも染められるメリットもあります。

ローライトの特徴・効果

ローライトは、暗い髪に対して入れることはありません。
なぜなら、暗いと髪色に馴染みすぎてしまい、ローライトの効果がわからないからです。

そのため、ローライトは明るい髪に入れる場合がほとんど。
ベースの明るい髪に暗いローライトが入ることで、絶妙な陰影を演出してくれます。
陰影が髪に立体感を生み出すと、髪に表情が出ておしゃれな髪色を楽しめます。

ハイライトとの違い

ハイライトは先ほど紹介したローライトの逆。
暗い髪に明るい線状の色を入れます。
サロンワークをしていると、お客様から「明るい髪にハイライトを入れたい」と言われることがあります。
お客様はハイライトもローライトも同じ感覚なので、プロとしてちゃんと効果を説明が必要です。

ローライトがおすすめの人

読者の中には、「ローライトとハイライトのどちらをしていいのかわからない」と思う方もいるはず。
そこでローライトがおすすめの人を紹介します。

髪に立体感を持たせたい人

ローライトの最大の特徴は、立体感を演出してくれることです。
全体が同じ色のカラーに飽きた人にぴったり!
髪を結んでも可愛いので、ショート~ロングまで、髪の長さ問わずおすすめです。

カラーによる髪のダメージが気になる人

ローライトは髪を部分的に染めるカラーです。
そのため、全体染めと比較して髪へのダメージを抑えられます。
髪のダメージが気になるけど、おしゃれを楽しみたい人にローライトはおすすめです。

ローライトの料金・時間

ローライトを入れるなら【カラー+ローライト】になります。
ローライトのみを入れることは、ほとんどありません。
つまり、2回カラーをする必要があります。

ローライトの施術時間は、2~3時間と考えていた方がいいです。
もちろん、髪の状態によっては1回のカラーだけで済む場合もあります。

ローライトの料金は、通常のカラーの2倍ほどかかってきます。
ローライトを入れる範囲が狭いと若干安いです。
ヘアスタイルによってローライトの入れ方も変わってくるため、美容師さんとカウンセリングをしっかりしましょう。

一気におしゃれに! ローライトおすすめの入れ方

ローライトは入れ方が重要です。
入れ方を失敗すると、一気にダサく見えてしまいがち。
ここではおすすめの入れ方を紹介します。

顔まわりに入れる

ローライトを顔まわりに入れると小顔効果が増します。
顔まわりが明るいと膨張して見えるため、ローライトを入れる効果は絶大です。
顔まわりは、ローライト初心者にもおすすめです。

根元から入れてグラデーションにする

ローライトの王道の入れ方です。
ネットで「ローライト カラー」で検索すると、この画像が出てきます。
陰影がついて立体感も出るため、ローライトを入れるなら1度は試して欲しいです。

根元を暗めにして部分的に入れる

根元を暗めにして部分的に入れるローライトは、通称シャドウルーツカラーとも呼ばれています。
シャドウルーツカラーは、通常のローライトよりも強い立体感が出るのが特徴!
ただし、テクニックが必要な難しいカラーでもあります。
そのため、シャドウルーツカラーがしたくても美容室が対応していない場合も多いです。
根元を暗めにして部分的にローライトを入れるシャドウルーツカラーがしたい人は、事前に確認しましょう。

ハイトーンベースにローライト入れる

記事中でも説明しましたが、ローライトは明るい髪に入れるのが基本です。
つまり、ベースの髪が明るいほど効果が高いのがローライト。
ハイトーンベースにローライトを入れると、強い陰影がつきます。
ビビットな陰影をつけたい人は、ハイトーンベースにローライトを入れてみてください。

ローライトベースにハイライトを入れる

ローライトベースにハイライトを入れるカラーは、あまりおすすめしません。
なぜなら、金額が非常に高くなる可能性があるからです。
ローライトとハイライトを混合で入れると、時間が相当かかります。
その結果、ローライトのみと比較して金額が上がってしまう場合がほとんど。
仕上がりとしてはキレイなのですが、施術時間や金額面を考えるとコスパは悪そうです。

レングス別! おすすめのローライトヘアスタイル


ローライトを長さ別に入れると、どうなるか紹介していきます。
メンズも合わせて説明するので必見です。

ショート

ローライトをショートスタイルに入れるなら注意が必要。
なぜなら、ショートスタイルだとメンズっぽく仕上がる可能性があるからです。
同じショートでも、ローライトを入れるならショートボブくらいの長さがおすすめ。
ショートの長さでローライトを入れる際は、担当の美容師さんと相談しましょう。

ボブ

ボブとローライトは、相性抜群です!
ヘアスタイル的にボブは、ローライトがキレイに見えやすい特徴を持ってます。
ツヤのあるキレイなローライトが完成します。

ミディアム

ミディアムくらいの長さになると、髪を結ぶことが可能です。
ローライトを入れて髪を結ぶと、ヘアアレンジが楽しめます。
ショートやボブとは、また違った楽しみ方ができるのでおすすめです。

ロング

ロングにローライトを入れるなら、髪を少し巻いてあげましょう。
こなれ感が漂う決めすぎないヘアスタイルに仕上がります。
巻かないストレートのロングだと、少しクールなイメージになります。
この2つを使い分けて楽しむのもありです。

メンズ

メンズのような短いヘアスタイルは、レディースと比較した楽しみ方が少ないです。
そこでやって欲しいのがローライト。
髪の短いメンズでも、カラーをより楽しむことが可能です。

ベースカラー別! ローライトの入れ方例


同じローライトでも、ベースカラーが違うと見え方も変わります。
ここでは髪色別のローライトについて解説。

ベースカラー ベージュ

ベースカラーがベージュだと、ローライトも合わせやすいです。
なぜなら、ベージュ自体が肌の色と近く、馴染みやすいからです。
ローライト初心者の方でも簡単に楽しめます。

ベースカラー ピンク

ベースカラーがピンクの場合、甘すぎない少し大人っぽいカラーが楽しめます。
「ピンク系だと少し可愛くなりすぎるかな…」と悩んでいる人は、ローライトを入れてみましょう。

ベースカラー グレー

グレーにローライトを入れる上での注意点は1つ!
記事中で何度も説明をしていますが、馴染まないようにすることです。

グレーは比較的暗い色になります。
そのため、ローライトを入れても見えづらい可能性が高いです。
グレーにローライトを入れるなら、イメージよりも少し暗めに入れましょう。

ベースカラー 黒髪

ここまで記事を読んでいる方は、もうわかるはず。
ベースカラーが黒髪だと、ローライトを入れても効果はありません。
黒髪に入れるならハイライトにしましょう。

ローライトが可愛いヘアアレンジ


記事中でも少し紹介しましたが、ローライトはヘアアレンジと相性抜群です。
ヘアアレンジの種類別に効果を紹介します。

ポニーテールはローライトがきれいに見える

おそらく、ポニーテールが最もローライトと相性が良いヘアアレンジです。
ポニーテールにするなら、髪を必ず巻いてあげるようにしてください。
もみあげや耳後ろからおくれ毛を出すと、ルーズ感が増します。

ローライト&ハイライトなら編み込みがおすすめ

編み込みをするなら、ほぐすのがポイントです。
固い編み込みだと、ローライトやハイライトが見えません。
指で編み込みをほぐしなら、ヘアアレンジをしてあげましょう。

お団子ヘアで立体感アップ

ローライトが入っているとお団子ヘアに立体感が増します。
しかし、お団子ヘアは構造上の問題でローライトが見えづらいです。

あくまで、自然な感じに見せたい人にお団子ヘアはおすすめ。
「ローライトを活かしたヘアアレンジがしたい」みたいな感じだったら、別のアレンジを試してみてください。

ローライトは自宅でもできる


ネットで検索すると、ローライトを自宅で染める方法が出てきます。
美容師目線だと、自宅でのローライトは基本的におすすめしません。
読者の方が思っているよりも、ローライトはテクニックが必要だからです。
この部分を大前提として、自宅でもできるローライトのやり方を説明していきます。

セルフでローライトを入れるときの注意点

セルフでローライトを入れるなら、専用のコームを使ってください。
指や専用ではないコームを使うと、時間もかかるため色ムラになってしまいます。
またローライトのカラー剤を黒染めにしてしまうと、色落ちがしなくなるので注意。
黒染めではない、暗めのカラー剤が必要です。

用意するもの

ローライトを自宅で染めるために必要なものはこちら。

  • 手袋
  • 専用のコーム
  • 暗すぎないカラー剤
  • アルミホイル
  • 髪を留めるダッカール

これらはローライトを入れる上で必須です。
準備漏れのないようにしてください。

やり方

ローライトを自宅で入れる上で意識するのは、必要最低限にすることです。
美容室のように多く入れると、セルフの場合は時間がかかりすぎてしまいます。

ローライトは【顔まわりのみ】や【前髪のみ】みたいな感じに入れると失敗が少ないです。
ローライトの細さも爪楊枝くらいをイメージしてください。

ローライトの入れ方! ヘアスタイルを含めて美容師さんと相談が重要


今回のテーマ【ローライトの効果と入れ方、ハイライトの違いは? おすすめのおしゃれスタイル一覧】についてまとめていきます。

・ローライトは髪に立体化感と動きを出す
・ローライトは明るい髪に入れるのが必須
・ベースの髪が暗い場合はハイライトがおすすめ
・ローライトはテクニックが必要な染め方
・ローライトは髪を結んでも可愛い

通常のカラーにローライトを入れるだけで雰囲気が変わります。
「いつもとちょっと違うカラーが楽しみたい!」そんな人にローライトはおすすめです。
この内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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