毛量が多い人でも垢抜けられる! おすすめの髪型&アレンジを解説

髪の量や太さは個人差が大きく、それぞれのメリットやデメリットもあります。特に毛量が多い人では、解決しにくい悩みも少なくありません。
この記事では、毛量が多い人の基準や似合う髪型などを紹介します。最後には毛量の多い男性に向けた対処方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

毛量が多い・少ないはどう判断するの?


毛量の多さや少なさは、個人の主観で判断することが多いのではないでしょうか。しかし、なかには「昔から美容室に行くと必ず髪が多いって言われるから」と、第三者に言われることで自分は毛量が多いタイプだと思っている人も少なくありません。

人間の平均的な髪の本数は約10万本と言われています。多少の個人差があるものの、ほとんどの人で髪の本数は10万本前後です。
しかし同じ10万本でも、1本の太さによって毛量の感じ方は大きく変わります。1本が太ければ髪が多く感じるし、細ければ少なく感じるということです。

つまり毛量が多い・少ないは、髪の太さからも判断できると言えます。髪が太い人では、毛の総量が多いと感じやすいでしょう。このように、毛量は髪の本数だけでなく、太さも関係しているのです。

毛量が多いとどうなるの?


毛量が多い人のなかには、以下のような悩みを感じている人も多いでしょう。

  • 髪が広がる
  • まとめにくい
  • 見た目が垢抜けない

その他、シャンプーをしてもなかなか泡立たない、ドライヤーに時間がかかるなど、お手入れ面での悩みを抱えている人も少なくないと思います。

さらに、クセ毛が加わると悩みはもっと深刻になり、縮毛矯正などで対処しているという人もいます。

毛量が多いことで起こる悩みの解消法


毛量が多いと「カットするしか対処方法がない」と諦めてしまっている人もいるかもしれません。しかし髪が多いことで起こる悩みのなかには、毎日のケアで改善できる場合もあるのです。

続いては、セルフでできる方法とサロンでできる方法に分けて、毛量が多いことで起こる悩みの解消法について紹介していきます。

セルフケア 広がり防止はトリートメントで

毛量が多いことで起こる髪の広がりやまとめにくさは、トリートメントで解消できるケースも多いです。

毛量が多い人のなかには、髪1本1本がダメージを受けていることが原因で広がってしまっている場合もあります。お風呂で行うインバストリートメントやドライヤーの前に付けるアウトバストリートメントなどで髪をしっかりケアすれば、おさまりにくさが軽減するでしょう。

また髪をコーティングし、ツルンとした手触りにしてくれるトリートメントを選ぶのもポイントです。このようなトリートメントは広がりを抑える効果も期待できるため、ボリュームダウンしてすっきり見えるようになります。

セルフケア ブラシブローでナチュラルストレートに

毛量が多い人の場合、髪1本1本にクセなどがあることで広がって見えたり、まとまりが悪くなったりするケースも多いです。そのため、ストレートアイロンを使って真っ直ぐにすることで、髪がまとまりやすくなり、毛量が減ったように感じるという人も少なくありません。

ストレートにするのが良いとはいえ、毎日ストレートアイロンなどを使っているとダメージが蓄積し、かえって広がりやすくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、ブラシを使って髪を自然なストレートにするブラシブローです。

濡れた髪を乾かす際に、ブラシを使って髪をストレートにしながらドライすることで、髪のおさまりが良くなり、広がりにくくなります。ブローが苦手という人は、髪を挟んでブローできるストレートブラシを使ってみるのもおすすめです。

サロンメニュー カットで適度な毛量調整

ヘアサロンでは、セニングシザー(梳き鋏)を使って髪を間引き、物理的に毛量を減らすことができます。

しかしこの方法の場合、髪が伸びてきた時に余計に広がりやすくなってしまうことも理解しておかなければいけません。
その理由は、間引くことで髪の内部に段差が生まれるためです。すると広がりやすくなるだけでなく、カットするほど根本と先端に毛量の差ができるようになります。人によっては、自分で髪に触った際に、余計に毛量の多さを感じやすくなってしまうこともあるでしょう。

カットによる毛量調整の程度は美容師に任せ、深追いし過ぎない方が良いです。

サロンメニュー パーマで全体のフォルムを整える

サロンでできる毛量調整の方法のひとつにパーマメニューがあります。

ストレートパーマや縮毛矯正などのストレートメニューなら、髪1本1本のおさまりがよくなり、毛量の多さを感じにくくなるでしょう。
また、あえてウェーブのパーマを当てることで、根元の髪の広がりがあまり気にならなくなったり、全体的に見た際のバランスが整ったりすることもあります。

サロンメニュー カラー

カラーで髪色を明るくすると、髪が軽く見えて毛量が気になりにくくなります。また、ウィービングやハイライトなどを入れると、さらに立体感が出て垢抜けて見えるメリットもあるでしょう。

ただし、カラーをするとその分ダメージも出やすくなります。カラー後はサロンでのトリートメントはもちろん、ホームトリートメントも徹底し、広がらないような対処をしてください。

毛量が多い人に似合う髪型は?

毛量が多いことで、美容室で選べる髪型に制限があると感じる人も少なくありません。ここでは、そんな悩みを持つ人に向けたおすすめの髪型を紹介します。

毛量が多いけど髪型を変えて今風のスタイルにしたいという人は、以下のような髪型を選んでみてはいかがでしょうか。

レイヤー少なめの重めロング

毛量が多いと、短くしたり梳いたりすることを考えがちです。しかしすでに説明したように、このようなカットをする程、髪は広がりやすくなってしまう一面もあります。

そこでおすすめなのが、レイヤー(段)を少なめにした重めのロングスタイルです。
重さを残すことで広がりにくくなり、毛量が多い人によく見られる髪の膨らみを抑えることができます。

表面だけを軽く巻く、流行のゆるふわヘアにもできるため、おしゃれなヘアスタイルにしたい人にもおすすめです。
ただし重めロングの場合、髪が傷むと広がって余計ボサボサに見えてしまいます。トリートメントケアを充分にしつつ、艶やかさを強調するカラーリングにすると目立ちにくくなるでしょう。

耳掛けショートボブ

髪を短くすることで、広がったりまとまりにくくなったりしてしまうのではないかという不安は、毛量の多い人に共通する悩みではないでしょうか。

でも心配しすぎる必要はありません。
余程のクセがない限りは、短くする程フォルムをコントロールしやすくなります。
しっかりと毛量調整をし、耳にかかる程度の長さを残した耳掛けショートボブなら、小顔効果も生まれます。セットも簡単なので、不器用な人にもぴったりでしょう。シャンプーやドライヤーなども楽になるため、毛量の多い人には特におすすめです。

しかし髪が伸びてくると広がりやすくなります。1ヵ月半~2ヵ月に1度はカットするようにしましょう。

かきあげミディ

ミディアムヘアは、毛量が多く髪が広がりやすい人にとって、扱いにくい長さと言えます。しかし、太い髪やボリュームを活かしたかきあげヘアなら、広がりを気にする必要がありません。

前髪をかきあげてつくるかきあげヘアは、髪が太くてボリュームが出やすい髪質にぴったりです。特に前髪やトップを上げることで、フォルムのバランスが取れて洗練されたヘアスタイルに見えます。

仕上げにはツヤが出るヘアオイルがおすすめです。トップのボリュームが潰れにくいように、ホットカーラーなどでしっかりとセットしてください。

毛量が多い人におすすめのヘアアレンジ


今すぐに毛量の多さを解消したいという人は、ヘアアレンジで対処するのがおすすめです。すっきり見えつつ、オシャレに仕上がるヘアアレンジをマスターしてください。

おすすめアレンジ その1 ポニ―テール

手軽にできるポニーテールですが、単に引きつめて結ぶだけだとオシャレには仕上がりにくいです。

今風の感じに見せるためには、髪を2つにブロック分けしてアレンジする方法がおすすめです。
上のブロックを先に結び、髪をつまんで引き出しながら表面に凹凸を作りましょう。この時、トップに高さが出るようにして全体のバランスを整えることも大切です。
次に下のブロックを上のブロックの結び目に集め、まとめて結べば簡単におしゃれなポニーテールを作ることができます。

結び目の太さが気になる場合は、上からシュシュや飾り付きのヘアゴムを付けるといいでしょう。

おすすめアレンジ その2 ハーフアップ

ハーフアップは、手軽に毛量を目立ちにくくできるアレンジヘアです。シンプルに耳から上の髪の毛をまとめるだけでもスッキリと見えます。

結び目の太さが気になる場合には、両サイドの髪を三つ編みにして結び目に巻き付けてみるのもいいでしょう。簡単な方法ですが、凝った印象を与えることができますよ。

毛量の多い男性の場合はどうする? おすすめのメンズカットスタイルはある?


男性は元々髪が太い人も多く、「自分は比較的毛量が多い」と感じやすい傾向にあります。しかし男性の場合では、短いヘアスタイルにしても毛量の多さがデメリットになることは少ないと言えます。

カットでフォルムや量を調整すれば、どのような髪型でも比較的似合わせやすいでしょう。
とはいえ、女性と同様に、短く切れば切る程伸びて来た時に広がりやすく、フォルムが崩れてしまうのも早くなります。そのため男性の場合は、1~1ヵ月半を目安にカットをすると良いでしょう。

頻繁にカットが必要という点だけはデメリットかもしれませんね。

毛量が多いのはデメリットばかりじゃない

毛量が多いことに悩んでいる人からすると、ついつい嫌な部分ばかりが目についてしまうかもしれません。しかし、毛量が多いことでボリュームが出やすく、髪が細い人や毛量の少ない人には真似できないヘアスタイルを楽しむことができます。

毛量の多さを魅力にできるヘアスタイルを見つけ、上手に付き合っていく方法を考えてみてくださいね。

 

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KITAI美容ライター

投稿者の過去記事

10年間美容室でスタイリストとして勤務。ヘアケアマイスター検定マイスタークラス。2児の母。現在は美容ライターとして活動中。
美容業界を去ったからこそ、美容師目線とお客様目線の両方からサロン経営や営業戦略について考えます。

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