ヘナの葉を乾燥させたものを染料として染めるカラーをヘナカラーと言います。白髪染めにおすすめなのは化学染料不使用のオーガニックヘナです。ヘナカラーの中には髪の染まりを良くするために化学染料を使っているものも多くあります。しかし、髪の健康のためには天然由来の原材料を使ったオーガニックヘナであることがとても重要なのです。オーガニックヘナの魅力についてご説明します。
Last Updated:2020/11/18
白髪染めにおすすめのオーガニックヘナカラー
オーガニックヘナカラーは、ただ白髪を隠すためだけでなく、効果が長く持続したり更年期障害の改善、加齢臭を防いでくれるなどの嬉しい効果もあります。また、オーガニックヘナは高品質でカラーの染まりが良く、髪にハリや艶も与えてくれます。
そういった意味でもオーガニックヘナカラーは若い人にはもちろん、年齢を重ねて白髪が増えてきた人にもおすすめだと言えます。
白髪が生えてくる年齢になるとこれまでとは髪質も変わり、今の頭皮や髪への負担が将来に影響してしまいます。だからこそ、白髪染めでもできるだけ積極的に髪に優しいオーガニックの商品を使っていくべきなのです。
エコサートグリーンライフ認定のオーガニックヘナとは
グリーンライフでは天然由来の原料を使い、化学染料を使わないということにこだわって商品作りを行っています。だからこそ、人や環境に優しい商品を作っているという点で安心して使うことができますよね。
ECOCERT(エコサート)は世界最大規模の国際有機認定機関で、本拠地はフランスにあります。エコサートでは製造国と販売をする日本のメーカーの両方が更新の度に審査を受けなければならないという決まりがあり、しかもそれはとても厳しい基準となっています。
実は”オーガニック”と言われている商品の全てがオーガニックであるという訳ではなく、オーガニックの成分を少し配合しただけで”オーガニック”として販売しているような業者もあります。そのような業者と区別するためにも、エコサートオーガニック認証を受けるということは非常に重要なことなのです。
グリーンノートヘナのオーガニータシリーズは国内で唯一エコサートオーガニック認証のマークを許可されて生産を行っている商品です。オーガニックと謳っている「オーガニータ」の商品は全部で4種類あります。

無農薬・無化学肥料で作られているので安心して使うことができます。太陽の光を浴びても明るく自然な色になり、白髪は明るいオレンジになります。黒髪と白髪がまばらに生えているような人にも使える商品です。
ブランド | オーガニータ |
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サイズ | 100g |
カラー | サハラブラウン、アースブラウン、ディープブラウン、ビターオレンジ |
定 価 | 1,800円 |
商品番号 | 106303 |

ディープブラウンなので少し黒めに仕上がります。自然のものですが、しっかりと色が入るので白髪染めにもおすすめです。
ブランド | オーガニータ |
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サイズ | 100g |
カラー | サハラブラウン、アースブラウン、ディープブラウン、ビターオレンジ |
定 価 | 2,300円 |
商品番号 | 106302 |

ディープブラウンよりも明るい色に染まり、艶も出てサラサラになります。白髪が多い人は赤みが出てしまうので、様子を見ながら染めることをおすすめします。
ブランド | オーガニータ |
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サイズ | 100g |
カラー | サハラブラウン、アースブラウン、ディープブラウン、ビターオレンジ |
定 価 | 2,300円 |
商品番号 | 106301 |

明るい茶色に染まるので、重い印象に悩んでいる人にはピッタリの色です。髪がしっかりとまとまって綺麗な色に染まります。
ブランド | オーガニータ |
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サイズ | 100g |
カラー | サハラブラウン、アースブラウン、ディープブラウン、ビターオレンジ |
定 価 | 2,300円 |
商品番号 | 106300 |
なぜヘナカラーは「オーガニック」でなければ受け入れられないの?
最近、「オーガニック」の商品にこだわる人が増えていますよね。なぜオーガニックでなければ受け入れられないかというと、あまりにも化学物質が多く含まれているカラーでは人体や肌に悪い影響を与えてしまうリスクがあるからです。
オーガニックではないカラーは髪の染まりは良く、イメージ通りの色に近付けることはできるかもしれませんが、髪や頭皮、体に良くないものを使い続けることによってダメージを蓄積してしまう恐れもあります。また、アレルギー体質であったり、普通のカラーは合わないというような人もいます。
そのような人が普通のカラーを合わないと思う理由は、化学物質が体質に合わないということが原因となっているからかもしれません。
自然の成分を由来としているオーガニックは肌に優しく、健康を守りながらカラーリングができる点が魅力です。
化学物質が入っているカラーと比較すると染まりが悪く特有の匂いがあるのが気になる方もいるかもしれませんが、頭皮に染みなかったりダメージも少ないなどメリットも多いのがオーガニックのカラーの特徴です。
もちろん、オーガニックだからといって全ての人の体質に合う訳ではありません。中には合わないという人もいるので、特にアレルギー体質の人は肌に合うかどうかを確認してから使うようにしたほうが無難です。
ヘナカラーを提案する際に気をつけること
自然由来で安全性の高いヘナカラーは誰にでもおすすめできそうなカラーですが、それでも提案する際に気を付けなければいけないこともあります。
例えば、ヘナカラーの中でも100%天然のヘナで染めるものと数%の割合で人口色素であるジアミンが入っているものがあります。100%天然のヘナだと白髪だけオレンジ色に染まってしまうのに対し、ジアミン入りのヘナを使うメリットは白髪をブラウン系にすることができる点にあります。
このジアミン入りのヘナをカラーアレルギーがある人に使ってしまうと、通常のカラーと同じようにアレルギーを起こしてしまう危険性があります。したがって、カラーアレルギーのある人にはジアミンが少しでも入っているカラーを使ってはいけません。
また、白髪をオレンジにしない方法としてはヘナにインディゴを混ぜる方法もあります。
ヘナカラーを提案する際には、
- 白髪がオレンジ色になってしまいやすい
- お客様のカラーアレルギーを確認する
- 普通のカラーよりも染まりが悪い
- ヘナカラーをしている髪にはパーマがかかりにくくなる
といったリスクをしっかりと説明しましょう。
安易に「他のカラーのほうが」とおすすめしない
カラーリングをする際にはどの方法を取るとしても多少のリスクやデメリットがあります。
お客様の中には、他のカラーよりも染まりにくいなどのヘナカラーの欠点を伝えたときに、ヘナカラーをするべきかを迷う方もいるかもしれません。そのようなときに「他のカラーのほうが」と安易におすすめすることはしないほうが良いでしょう。
なぜなら、ヘナカラー以外のカラーではお客様の希望の色に近い色に染めることはできるかもしれませんが、化学物質によって髪や頭皮がダメージを受けてしまうなどのデメリットも大きいからです。
そして、一度ダメージを受けた髪を元通りサラサラにすることは難しいことだと言えます。ヘナカラーを希望するお客様は髪や頭皮の状態にもこだわりたいと思っているはずなので、他のカラーで染めた後のパサパサの状態にショックを受けるかもしれません。
ヘナカラーにはトリートメント効果もあり髪がツヤツヤになるので、髪の状態を良くしたいお客様には自信をもってヘナカラーをおすすめしましょう。
しっかり丁寧にカウンセリングを
カラーリングをするときには、ヘナカラーでも他のカラーでも丁寧なカウンセリングをすることが重要です。
ヘナカラーのメリットを一方的に伝えるのではなく、色が普通のカラーと比較して発色しにくいことや、ヘナでカラーした後には普通のカラー剤で染まりにくくなるといったデメリットも理解してもらいましょう。
ヘナカラーのメリットとデメリットの両方に納得してもらった上で施術を行うことによって、”またこの美容院でヘナカラーをしたい”という顧客満足度も向上させることができるはずです。
ダメージヘアも綺麗に染まるオーガニックヘナで白髪染めの提案を
ヘナカラーはダメージヘアでもツヤツヤに仕上がり、綺麗に染めることができるのが良いですよね。そのようなオーガニックヘナはお客様自身で染めることもできますが、自分で染めると黒髪と白髪の色にムラができるため思ったような仕上がりにならない可能性もあります。
お客様にはプロの美容師だからこそ綺麗に染めることができるということを伝えた上で、髪に優しく白髪染め向きのオーガニックヘナを提案するようにしてください。

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