コンシーラーとは? ハイライトとの違いや悩み別メイク法

コンシーラーは、シミやニキビ跡などのファンデーションでは隠しきれない肌の悩みをしっかりカバーしてくれるお助けアイテムです。トラブルをカバーすれば、その後のメイクアップも映えるでしょう。
今までコンシーラーを使用したことがない方もぜひ、コンシーラーの魅力を知って日々のメイクに取り入れてみてくださいね。また、美容サロンでも、お客様にコンシーラー使いをご提案してみてください。
ここでは、コンシーラーの役割や種類、肌悩み別使用法などをご紹介します。

Last Updated:2022/10/27

ベースメイクに必須の化粧品! コンシーラーとは

今までコンシーラーを使用したことがないという方や、使いたいけれども効果的な使い方がわからない…という方はぜひ、コンシーラーについて理解しましょう。

コンシーラーとは何? どんなもの?


コンシーラーは、ファンデーションではカバーできない濃いシミやそばかす、ニキビ跡、毛穴、クマなどを部分的にカバーするアイテムです。
また、コンシーラーのカラーによっては、ハイライトと同様の効果も期待できます。

メイクにコンシーラーが必須な理由

メイクにコンシーラーを取り入れることは、自分の肌の悩みを目立たなくさせる最大の方法です。

全体的な肌カバーは、ファンデーションをメインに使用するといいでしょう。
ですが、濃いシミやニキビをファンデーションのみでカバーしようとすると厚づきになりやすく、色むらも出やすいため、おすすめできません。

また、コンシーラーを使用したベースメイクにアイメイクやリップメイクを施すと、とても映えるでしょう。

コンシーラーとハイライトの違い

よく、コンシーラーと混乱しがちなアイテムがハイライトです。
ではこの2つのアイテムはどのような違いがあるのでしょうか。効果を比較してみましょう。

  • コンシーラー:
    目の下のクマ、シミ、そばかす、ニキビ跡、毛穴など、スポット的に気になる部分のカバーアイテムとして使用します。
  • ハイライト:
    目の下や鼻筋などに入れて立体感や明るさを出すアイテムです。
    メリハリの仕上がりを目指すなら、ハイライトは欠くことのできないアイテムですね。

このように、コンシーラーとハイライトは機能的に違いがあります。
ですが、コンシーラーでも明るめのカラーを使えば、ハイライトの効果も出せます。また、コンシーラーとハイライト両方の機能を持ち合わせた機能性の高い商品もあります。

コンシーラーの種類


コンシーラーには、以下のような種類があります。
それぞれの特徴を把握して、お客様のニーズに合わせたものを選びましょう。

ペンシルタイプ

鉛筆のような形状で、初心者の方も使いやすいと言えるでしょう。
特に細かい部位に使いやすいため、唇のくすみや、小鼻の脇などのカバーに適しています。シャープナーを使って太さを調整できるタイプが主流です。

スティックタイプ

スティックタイプは、コンシーラーの中でも硬めで、カバー力があります。
目の下のクマや毛穴などのカバーに適していて、どのような方でも使いやすいタイプと言えるでしょう。

クリームタイプ

ペンシルやスティックと比較すると保湿力が高く、乾燥しやすい時期や、乾燥肌の方に向いています。
スティックよりもカバー力が低いため、ナチュラルに仕上がるでしょう。

リキッドタイプ

リキッドタイプは伸びが良いので広範囲につけやすく、肌馴染みも良いという特徴があります。
クリームタイプと同じように保湿力も高く、乾燥肌の方や、乾燥しやすい時期には適したタイプです。

一方でカバー力はそれほど期待できないため、薄めのクマや、そばかすなどに使用すると良いですね。ナチュラルメイクの方にぴったりでしょう。

パレットタイプ

数種類のトーンカラーがパレットに収められたタイプです。
カバーしたい部分に合わせて混ぜて使用したり、対象的な2色をのせてハイライトとして使用したりすればメリハリも出せます。

悩み別! コンシーラーの使い方


シミやそばかす、ニキビ跡、目の下のクマなど、人それぞれ肌の色悩みを持ち合わせていることでしょう。また、年齢や肌質によっても肌の悩みに違いがあります。

こうした肌の悩みは老若男女問わずコンシーラーで解決していきましょう。
悩み別にコンシーラーのつけ方を習得すれば、美しい肌に近づけます。

コンシーラーでクマを隠す方法

寝不足や疲れを象徴する目の下のクマ。ほとんどが、血行不良が原因で生じてしまいます。しかも、クマがあると不健康に見られてしまうため、次のような手順でクマを目立たなくするコンシーラースキルを持っていると良いですね。

  1. 目の下の皮膚は乾燥しやすくよれやすいため、潤いのあるリキッドコンシーラーを使用
    ※青っぽいクマの場合はオレンジ系、茶色っぽいクマは黄色系をセレクト
  2. リキッドコンシーラーの先端部分を使用して、クマに数箇所のせる
  3. 目尻に向かって指の体温で馴染ませる
  4. ムラ防止として、ファンデーションスポンジを使って軽く押さえるように馴染ませる

コンシーラーで毛穴やのニキビ跡を隠す方法

皮脂の過剰分泌や、食生活・ホルモンの乱れで生じやすくなる毛穴の目立ちやニキビ。特に、ニキビはニキビ自体が完治しても、跡が残りやすくなります。
そんな時は、スキンケアと並行しながらコンシーラーを上手に使用しましょう。

毛穴目立ち

  1. スティックコンシーラーを頬や小鼻の毛穴が気になる箇所につける
  2. 頬の毛穴は、色々な方向から円を描くイメージでクルクルとコンシーラーをつける
    ※小鼻周りの毛穴にもスティックをつけたら、指先でクルクルと埋め込むように馴染ませる
  3. 毛穴が気になる部位は皮脂量も過剰気味なので、油分の少ないフェイスパウダーなどで仕上げる

ニキビ跡

  1. イエロー系のスティックコンシーラー(ペンシルタイプでも可)で、ニキビ跡部分に大きめにつける
  2. 清潔な指やスポンジを使って、境目をぼかす
  3. 油分が少なく、低刺激のルースパウダーなどで仕上げる

コンシーラーでシミ・そばかすを隠す方法

シミやそばかすは、年齢や紫外線を浴びる量によって濃くなることがあります。
ですから、コンシーラーは、20代や、30代だけでなく、ミドル世代と呼ばれるような40代や50代の方もぜひ、活用していただきたいアイテムです。

以下のように「濃いシミ」「そばかす」をカバーするテクニックを習得しましょう。

濃いシミ

  1. 濃いシミには、肌トーンより少しだけ暗めのスティックコンシーラーを使う
  2. シミよりも少し大きめにコンシーラーをつける
  3. シミと肌の境目をぼかす
  4. 厚塗り感を防止するために、フェイスパウダーで仕上げる

そばかす

  1. そばかすのできやすい頬から鼻にかけて、リキッドコンシーラーでカバーする
  2. スポンジを使って馴染ませていく
  3. フェイスパウダーやファンデーションで自然に仕上げる

コンシーラーを使うときのポイント・注意点

コンシーラーの使い方をマスターしてしまえば、今までのメイクの仕上がりに差をつけることができるでしょう。

ですが、使う時のポイントや注意点がいくつかあるため、把握しておきましょう。

メイクだけでなくスキンケアにもこだわる

コンシーラーを使いこなすためには、メイクスキルを向上させるだけでなく、スキンケアの段階から、しっかりと整える必要があります。

スキンケアでしっかりと潤わせた肌は、コンシーラーだけでなく、ファンデーションや、メイクまで良い仕上がりに導きます。

余分な皮脂を落としてから使う

肌に余分な皮脂が残っていると、ファンデーションだけでなく、コンシーラーも同じように崩れやすくなります。

コンシーラーを均一にのせるためにも、皮脂浮きを抑えてからつけるようにてください。外出先では、あぶらとり紙やティッシュなどで皮脂を抑えてからコンシーラーを直すようにしましょう。

厚塗りにならないようにする

カバーしたい部分が多数箇所あると、ついついコンシーラーをつけすぎてしまいます。
特に、頬の毛穴や広範囲のそばかすに対しては、厚塗りになりやすいスティックよりもナチュラルに仕上がるリキッドやクリームタイプのコンシーラーを使いましょう。

コンシーラーは、ファンデーションのような全体カバーよりも、部分的なカバー効果の狙えるアイテムです。厚く塗りすぎると、老けて見られるなど、マイナス効果を生みやすくなるので注意してください。

コンシーラーがよれてしまったときの対処法

コンシーラーが肌に密着していないと、よれやすくなってしまいます。
そのためには、スキンケアをしっかりなじませる必要があります。特に、乾燥しやすい時期は肌とコンシーラーがうまくフィットしないため、スキンケアで十分な保湿を行なうようにしましょう。

もし、メイク直しの時に、コンシーラーがよれていたら、以下のような手順で修正して下さいね。

  1. 保湿成分が配合されたスプレーなどを使ってコンシーラーのよれ部分を落とす
    ※オイル成分配合が望ましい、なければ乳液でも良い
  2. 下地を馴染ませたらコンシーラーをつける
  3. パウダーは軽くつける

部位によってコンシーラーのカラーを使い分ける

肌悩みは1つとは限りません。シミ悩みやクマ悩みが混在することもあるでしょう。
そのような時はコンシーラーのカラーを使い分けるというテクニックを持っているといいですね。

目周りのくすみ(クマ)

目周りのクマは、その人によって種類が異なります。
日本人にできやすい青っぽいクマは、イエロー系のリキッドコンシーラーで整えてあげましょう。

シミ

濃いシミには、自分の肌トーンよりも暗めのコンシーラーを選びましょう。
普段使用しているファンデーションのカラーよりも、ワントーン暗めがベストです。

ニキビ跡

ニキビ跡は、多くの場合は赤みがかっています。
そうした赤みには、スティックタイプのイエロー系コンシーラーをセレクトします。

ハイライト効果を出したい時

メンズにも! プチプラで買えるおすすめコンシーラー3選

メンズも肌のメンテナンスにこだわる時代です。
特に男性は女性よりも皮脂量が多いため、毛穴が開きやすくなる傾向にあります。
コンシーラーを上手に使用すれば、そうした毛穴も目立ちにくくなります。

もし男性がコンシーラーを使用するなら、メンズ用として販売されているタイプがおすすめです。女性用として販売されているタイプでも、油分量の少ない商品をセレクトすれば自然に仕上がります。

ここでは、男女関係なく、肌の悩みに合わせておすすめしたいコンシーラーをいくつかご紹介します。

アロンザ エックスポインツシーラー

シミ、そばかす、毛穴など、たくさんの悩みのカバーに使える商品です。
特に、凹凸の目立つ毛穴などを自然にカバーするので、男性の毛穴悩みにも対応できますね。

また、保湿力やスキンケア効果が高いクリームタイプなので、乾燥しやすい時期にもぴったりです。

メーカー 美心舎
ブランド アロンザ
容 量 15g
成 分 ラ・フローラ EC12(R)(100%乳酸菌原料)
形 状 ペースト状クリーム
価 格 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。)
商品番号 00126710

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シュウウエムラ アンリミテッドコンシーラー 7ミディアム

軽いつけ心地で自然に仕上がるため、今流行りのスッピン風ナチュラルメイクにも大きく貢献してくれるでしょう。

保湿効果、伸縮性も高いため、表情筋の動きにもしっかりフィットします。
アジア人の肌にピッタリの13カラー展開で選択肢も広がります。

メーカー シュウウエムラ
ブランド シュウウエムラ
容 量 7ml
カラー ※カラーは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。
価 格 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。)
商品番号 00120618

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プロダクト ナチュラルフェイスバーム 010 サンドシェル

肌に優しいシアバターやロウなどの天然成分が配合されているハイライトで、目の下や、鼻筋などにつけます。
バーム状なので、肌にしっかりフィットするのが特徴です。

併せてフェイスラインなどにダークなコンシーラーを使用すれば、メリハリのある立体的なフェイスに仕上がるでしょう。

メーカー KOKOBUY
ブランド プロダクト
容 量 5g
カラー サンドシェル
※他のカラーは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。
成 分 トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ヒマシ油、キャンデリラロウ、イソステアリン酸水添ヒマシ油、シア脂*、カルナウバロウ*、ミツロウ、アマニ油*、ペンチレングリコール、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ホホバエステル、ラベンダー油、トコフェロール、カミツレ花油、クエン酸*、(+/-)シリカ、合成フルオロフロゴパイト、酸化チタン、マイカ、硫酸Ba、酸化スズ、酸化鉄、水酸化Al*USDAオーガニック認証成分
価 格 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。)
商品番号 00128629

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コンシーラーは美肌づくりの第一歩!


美肌づくりを意識するなら、今のメイクにコンシーラーを取り入れてみましょう。

シミやニキビ跡などの肌悩みはコンプレックスにもなりかねません。肌の悩みに応じて数種のコンシーラーを使い分けるのがポイントです。
また、サロンでメイクメニューを設けているケースでは、お客様にコンシーラーの使い方を伝授するだけでも喜んでいただけるでしょう。

 

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ユミ元ビューティーアドバイザー

投稿者の過去記事

国産化粧品の美容部員を10年勤めました。
百貨店から化粧品専門店まで、様々な店舗勤務を経験しています。現在は、専業主婦をしながら在宅WEBライターとして美容系記事を中心に執筆活動をさせていただいています。美容に関する新鮮な情報を発信できたらと思います。

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