紫外線が強くなる時期、日焼け止めは欠く事のできないスキンケアアイテムですよね。そんな日焼け止めは、気温が高くなる時期は汗や皮脂で崩れやすくなります。せっかくSPF値の高い日焼け止めの効果もなくなってしまうのです。日焼け止めの効果を十分に発揮させるためにも、塗り直しの習慣をつけましょう。ここでは、日焼け止めの塗り直しについて詳しく説明します。
日焼け止めの塗り直しは必要?
日焼け止めの塗り直しは必須です。塗り直しが行われなければ次のようなことが懸念されるでしょう。
シミやそばかすが濃くなる
日焼け止めやファンデーションが崩れた箇所から紫外線が入り込むため、Tゾーン周辺のシミやそばかすが濃くなります。また、新たなシミ予備軍やシミができてしまうリスクが高くなります。一度できてしまったシミそばかすは、薄くする事が困難になります。
肌の色むらが目立ちやすくなる
日焼け止めが、まだらに崩れてしまうと肌の色むらが出やすくなります。肌の色むらは、くすみにもつながり、ファンデーションのカラー選びにも苦労してしまいます。
乾燥・シワ悩みが増える
紫外線による肌悩みは、シミやそばかすだけではありません。乾燥やシワ悩みをも引き起こしてしまいます。シワは深ければ深いほど、ケアが難しくなります。
顔と首の色差が出やすくなる
首にも日焼け止めの塗り直しは必要です。首の塗り直しを行わないと、顔と首の色差が出やすくなり、顔だけ浮いたように見えてしまいます。
肌の炎症が生じる
UVBの影響で肌が赤くなったり、炎症を起こしやすくしたりします。やがて肌荒れとなって肌トラブルが目立ちやすくなるでしょう。
日焼け止めの塗り直しの頻度・タイミング
日焼け止めの塗り直しの頻度は、季節や生活スタイルなどによって変えても良いでしょう。手足などのボディならば、頻繁に塗り直しはできますが、顔となるとファンデーションがついているため、頻繁に塗り直す事は難しくなります。
また、日焼け止めによっては、白っぽくなってしまう商品もあるため、塗り直しには気を使う必要もあります。
日焼け止めの塗り直しは、通常ならば2〜3時間おきが理想です。働いている女性なら、休憩の合間に直すのも良いでしょう。ですが、汗をかいた時や、アウトドアなどで強い紫外線を浴びる場合は、2時間以内を目安に塗り直すと日焼け止めの効果が高まります。
日焼け止めの塗り直し方
日焼け止めの塗り直し方は、「メイクをしていないスッピン状態」「メイクをしている時の状態」によっても違いがあります。どちらのパターンの塗り方もマスターしていると良いでしょう。
特に、メイクをしている時は、日焼け止めを上手に付け直さなければ、メイクがヨレるといった思わぬハプニングにつながります。ここでは、スッピン時、メイク時それぞれの直し方を見ていきましょう。
日焼け止めの基本の塗り直し方(スッピン編)
スッピンでも日焼け止めをつける習慣はつけましょう。ファンデーションをつけてなければ余計に日焼け止めの使用は必須になります。
塗り直し法
- テカリの気になる部分を中心にあぶらとり紙や、ティッシュでオフする
- その後、化粧水で保湿する
(スプレータイプが使いやすい) - 崩れやすいTゾーン中心に、日焼け止めを塗り直す
メイクをしているときの日焼け止めの塗り直し方
メイクをしている時に日焼け止めを塗り直すとなると、「ファンデーションがヨレないか」という点が心配になりますね。ここでは、そのような心配を解消するために、2パターンの塗り直し方をご紹介します。
乳液や美容液などを使う方法
- メイクの上から乳液や美容液などを顔全体に塗る
- 1で残った余分な油分をティッシュオフする
- 日焼け止めを丁寧につける
- 少量のパウダーをつける
スポンジ・パフを利用する方法
- <皮脂浮きや崩れ部分を軽くティッシュで拭き取る。/li>
- 少量の日焼け止めをスポンジやパフにとる
- 1で取り除いた部分に薄くのばす
- 最後にパウダーやルースパウダーで抑える
シーン別の日焼け止めの塗り直しのポイント
生活スタイルや行動パターンは人それぞれです。シーンによって肌に影響する紫外線量にも大きく差が出るでしょう。そのため、日焼け止めの塗り直しはその場面に応じたやり方が大切です。それぞれのシーンに合わせた日焼け止めの塗り直しポイントを抑えましょう。
部屋の中にいることが多いとき
オフィスなど部屋の中にいる事が多い人は、紫外線の影響をあまり実感していない事が多いです。ですが、紫外線は容赦なく窓ガラスを透過し肌へ浸透するのです。
部屋の中にいる事が多い人は、UV効果のある下地と固形パウダーをセットで使うことがおすすめです。昼休みにできる簡単に済ませられる方法です。
塗り直し法
- 昼食後に崩れやすいTゾーンをあぶらとり紙で軽く抑える
- その上から軽くスポンジにとった固形パウダーを重ねる
外にいることが多いとき
外にいる事が多い時は、なかなか塗り直しの時間がとりづらいものです。そのような時は、日焼け止めシートがおすすめです。日焼け止めの成分が含まれたシートを使う事で、手軽にいつでも日焼け止めのつけ直しができるでしょう。液ダレや白浮きの心配がないのも最大のメリットです。
塗り直し法
- ハンドタオルやティッシュなどで汗や皮脂を拭き取る
- 日焼け止めシートを顔全体になじませる
- パウダーファンデーションやルースパウダーで軽く抑える
海などアウトドア・レジャーのとき
海やプールなどのアウトドアやキャンプなどのレジャー時には、日常よりも強い紫外線を受けやすくなります。また、アクティブに動く事も多いため、汗や皮脂により日焼け止めが崩れやすくなります。こうしたアウトドアなどのシーンこそ、十分に日焼け止め効果を発揮する必要があります。紫外線量が多いシーンでは、通常よりも汗や皮脂に強いタイプの日焼け止め(ウォータープルーフ)を使う事が理想的です。また、SPF値も50以上、++++の商品が望ましいです。
塗り直し法
- ボディや顔についた皮脂や汗を拭き取る(柔らかなタオルやティッシュなどで抑えても良い)
- 紫外線による乾燥が気になる場合は、保湿スプレーなどで保湿する
- ウォータープルーフの日焼け止めを塗り直す
- 1〜3を2時間ごとに行う
めんどうくさい・時間がないとき
日焼け止めのつけ直しの大切さは理解しているけれども「めんどくさい」「時間がない」と嘆く人もいるでしょう。そんな時は次の方法を試してみてください。
スプレータイプの日焼け止めを使う
スプレータイプの日焼け止めなら、時間がない時でもしっかりつけ直しができます。
さらに、顔だけでなく体や髪などの広い範囲で効果が出やすいため、時短効果が期待できるでしょう。スプレータイプの日焼け止めは直接顔に使用できないものが多いので、購入時は説明をよく読んで検討してください。
UV効果のあるフェイスパウダーを使う
UV効果のあるフェイスパウダーを重ねる事で簡単に化粧直しと日焼け止めの塗り直しができます。最近は、レジャー用にも使用可能なSPF50、+++以上のタイプもあり、炎天下の外出先でも安心してつけ直しができるでしょう。
日焼け止め使用後のクレンジングはしっかりと!
日焼け止めを使った日は、クレンジングもしっかり行うようにしましょう。なかには、洗顔だけで落とせるタイプもありますが、日焼け止めが肌に残っていると、肌荒れの原因になってしまいます。特に、汗や水に強いタイプであるウォータープルーフの日焼け止めは、洗顔料での洗顔のみで終わらせず、クレンジングで落とすのが望ましいでしょう。
日焼け止めの塗り直し方法を把握して日焼けを回避しよう!
日焼け止めの塗り直しは、一見、難しそうに見えますが、ポイントさえ押さえればすぐに習慣化できます。「日焼け止めを使用しているのに、シミやくすみ悩みがなかなか解決しない」と言う人は、日焼け止めの塗り直し方を変えた方が良いのかもしれません。ここで説明したように、シーン別の塗り直し法をいち早くマスターすれば、日焼け止め効果がさらに期待できるでしょう。また、様々な日焼け止めアイテムを効率良く使用する事で塗り直しが楽しくなるかもしれません。
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