卒業式や披露宴など特別な日には、完璧なメイクで挑みたいですよね。そんな時ほど美容院でのフルメイクを検討する方が多いのではないでしょうか。しかし、美容院でのフルメイクは依頼者側が美容院側にしっかりとした詳細を伝えなければ失敗に終わるケースもあります。そうならないためにも失敗しない依頼方法を身につけましょう。式典やパーティーなどの特別な日を素敵なものにする為にも必見ですよ。
美容院でのフルメイク失敗談は意外に多い
完璧なフルメイクを目指すなら、やはり美容院にお任せしたいもの。ですが、意外と美容院でフルメイクをした人は失敗したケースが多いのです。ここでは、いくつかの失敗例をあげて検証していきます。
美容院でのフルメイク失敗の例
美容院でのフルメイクの失敗例は、ほとんどが依頼人側の段取りの悪さにあります。以下の項目をそれぞれ検証していきましょう。
イメージどおりの仕上がりでなかった
いくら、プロにお任せしたにもかかわらず、「フルメイクの仕上がりに満足いかなかった」と不満を抱く人もいるでしょう。中には、「これなら、自分で仕上げた方が随分マシだった」と嘆く人もいます。イメージ通りの仕上がりでなければ、モヤモヤした気持ちで式典に出るなどしなければならないのです。それだけは避けたいですよね。
時間に余裕がなくバタバタしてしまった
卒業式や入学式、あらゆる式典は時間が厳守されるものです。また、午前中の早い時間にスタートする事も多いため、限られた時間で準備する事が最大のルールとなります。そんな時に、フルメイクを依頼すればそれなりの時間を要します。また「サロンの行き帰りの時間で渋滞にハマりバタバタしてしまった」と言うケースも少なくありません。
予想以上に料金がかかった
美容院でフルメイクする場合、プロにお任せするわけですから当然、料金がかかります。ですが、中には「予算以上の料金がかかってしまった」と嘆く人もいます。料金の問題はとてもデリケートで、クレームに発展するケースも少なくありません。
美容院でのフルメイクを失敗しないためのコツ
美容院でのフルメイク失敗例を参考に、依頼者側ができる事を述べていきます。以下にあげる5つを意識したら、美容院に予約を入れましょう。計画的段取り良くと言うモットーを忘れずに。
早めに予約を入れる
式典やパーティーは、受付時間が厳守されます。日時が分かり次第、早めにサロンに予約を入れる事が重要です。ちなみに、入学式や卒業式などは地域のサロンに予約が集中してしまうため、早い者勝ちと言っても過言ではないでしょう。できれば、2ヶ月前には予約を入れておくのがベストですね。
サロンの選び方
フルメイクをお願いするサロン選びは以下の条件が満たされていると安心です。
- フルメイクのメニューが設けられている
- 信頼できるサロンである(自分がいつも利用しているサロン)
- メイクが上手なスタッフがいる
- 口コミなどで良い評価をもらっている
- 事前カウンセリングが丁寧
所要時間や料金を事前に把握しておく
フルメイクと言っても、スキンケアからスタートするケースもあります。また、必要によっては、フルメイクではなくポイントメイクだけを施した方がスムーズな場合もあるでしょう。メイクの所要時間や料金は、美容院のホームページや店舗などで、あらかじめ把握しておき、事前準備しておく事が大切です。
以下は、美容院におけるメイクの所要時間や料金例です。
ポイントメイク | 2,000円程度 | 15分〜20分 |
フルメイク | 3,000円程度 | 30分〜 |
※スキンケアからしてもらう場合、時間が延長されるため、追加料金がかかる
事前に詳しい情報を伝えておく
メイク当日は時間に追われて詳しい情報を伝えるのが困難です。お客側は、数日前に店舗に出向き、以下のような情報をお店と共有しましょう。
- 式典やパーティーの始まる時間(集合厳守時間)
※それまでに間に合うような時間構成をお願いする - 自分の肌質(当日のスキンケアの有無)
- フェミニン系、モード系などのイメージ
(あらかじめ、スマホ画像や切り抜き写真などを持参) - メイク直しのいらないくらいのメイクなのか、お直しができるくらいのナチュラル寄りメイクなのか。
イメージを明確に伝える
フルメイクをお願いするときは、サロン側にイメージを明確に伝えましょう。メイクのオーダーもヘアスタイルをオーダーする時と同じ感覚です。その時に有効なアイテムは、イメージの近い雑誌の切り抜きやスマホに保存したイメージ画像です。美容院側としたら、実際の雰囲気が一番わかりやすいツールです。
メイク中も意見を言う
メイク中に、「自分の想像していたイメージのメイクと違う」と察したら、すぐに意見を言いましょう。仕上がりまで我慢して意見を伝えずにいては、いざ修正となった時に時間がかかり過ぎてしまいます。ですが、そうした時でも、感謝の気持ちを忘れずに丁寧な言葉で伝えましょう。
美容院でのフルメイクで失敗してしまったら
「美容院でのフルメイクが失敗してしまったら…。」考えるだけで慌てたり焦ったりしてしまいますよね。ですが、ここは慌てず冷静に行動しましょう。プロが施してくれるメイクだって、決して失敗がないわけではありません。
万が一、美容院のフルメイクが失敗してしまったら自分のセルフメイクで修正カバーしていきましょう。以下はその手順になります。
あくまでも、急ぎのケースなので時間がある時は、帰宅し、クレンジングやベースからやり直すと良いでしょう。
美容院でのフルメイクが失敗した時の修正方法
美容院でのフルメイクが失敗と感じるのは、「必要以上に濃く仕上がってしまった」と言う類ではないでしょうか。そのような時は次のような簡易的な修正法を心がけてみてください。
- 保水スプレーなどを顔全体にかける
- ティッシュで軽く抑える
- ②の上から自分が使用しているファンデーションを塗る(フェイスパウダーでも良い)
- いつもの自分流メイク(濃さや色の選択)をする
※万が一美容院でのフルメイクが失敗してしまった時の事を考慮し、保湿スプレーや
化粧水などを持参しておくと良いです。
フルメイクの失敗に限らず、会場での化粧直しのために、次のグッズを小物ポーチに入れておくと良いでしょう。
- 綿棒数本→マスカラやアイライナーの滲みを修正
- フェイスパウダー→ファンデーションの崩れやくすみ防止
- 保水スプレー(化粧直し用)→化粧浮きを抑えたり、会場での乾燥を抑えたりする
- ティッシュ→濃すぎるリップなどを抑える
- あぶらとり紙→皮脂浮きを抑えて化粧崩れを防ぐ
美容院でフルメイクを頼むときはしっかり準備をして挑もう
特別な日の装いに美しいフルメイクは必須です。セルフメイクするには自信がない…そんな時こそ、プロにお任せする事を検討しましょう。極力、美容院でのフルメイクに失敗がないように依頼者側も早めの予約や段取りをしっかり取り付けておく事が大切です。
それでも、失敗してしまったケースでは、慌てずにセルフメイクで修正すれば大丈夫です。修正グッズなどを用意しておく事も式典でのマナーの1つかもしれませんね。
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