夏 シャンプー

夏のシャンプー頻度は?疑問を徹底解説!メンズ向け・女性向けのサロン専売製品も紹介

夏は頭皮トラブルが起こりやすい季節。臭いやべたつきが気になって、つい頻繁にシャンプーをしていませんか?
この記事では、夏のシャンプー頻度やシャンプーする際の注意点、トラブルを抑える方法などを解説。おすすめのサロン専売シャンプーも紹介しています。夏の頭皮トラブルを防ぐ方法が知りたい人は参考にしてみてください。

夏のシャンプーの回数は?朝と夜、1日に2回してもいいの?

夏のシャンプーの回数は?朝と夜、1日に2回してもいいの?

汗をかきやすい夏場は、寝ているだけでも髪がべたつくことがあります。「寝汗をかくから夏は朝もシャンプーをする」という人も少なくありません。しかし、シャンプーのし過ぎは頭皮に悪影響を与える場合も。特に夏場の朝シャンプーは、頻度や方法に注意が必要です。

朝のシャンプーは紫外線ダメージの原因に

寝ている間に分泌された皮脂には、日中の頭皮を乾燥や紫外線から守る働きがあります。朝にシャンプーをして皮脂を取り除いてしまうと、頭皮がダメージに対して無防備な状態になってしまいます。

夏の頭皮ダメージは、秋に抜け毛を起こす大きな要因のひとつです。夏はシャンプーをするなら夜に行い、朝はシャンプーを控えるほうが頭皮には優しいと言えるでしょう。

シャンプーのし過ぎが原因で頭皮が臭うことも

夏は頭皮の臭いが気になるという人も多いです。頭皮が臭う原因のひとつにシャンプーのし過ぎが挙げられます。シャンプーによって皮脂を落とし過ぎると、頭皮は乾燥状態になります。乾燥した頭皮は、紫外線や摩擦、乾燥など外部からの様々な刺激に弱く、大きなダメージを受けてしまいます。

そうすると乾燥した頭皮を守るため、皮脂をより多く分泌するようになるのです。過剰に分泌された皮脂は、酸化して頭皮の老化を早め、皮脂中で雑菌が繁殖していやな臭いを放つようになることも。

臭いを防ごうとシャンプーの頻度を増やしていることが、逆効果になっている場合があります。特に、乾燥肌や夏でも細かいフケが出やすいという人は、シャンプーのし過ぎで頭皮が臭っているのかもしれません。

お湯のみでシャンプーするのもおすすめ

頭皮のためにシャンプーの頻度を抑えたほうが良いとはいえ、寝汗でベタベタしたまま1日を始めるのは嫌ですよね。そんな時は、シャンプーを使わず、お湯だけで洗い流すだけでもサッパリできます。

シャワーを頭皮に当てながら指の腹でマッサージするように洗いましょう。3分間を目安に行うのがおすすめです。

本来、ワックスなどの油分汚れがない髪や頭皮であれば、80%以上の汚れはシャワーだけで十分洗い流すことができます。夜の内にシャンプーをして1日の油汚れを落としておけば、朝はお湯洗いだけでもサッパリできるでしょう。

お湯で洗った後にコンディショナーやトリートメントをすれば、頭皮はサッパリ、髪はしっとりした状態で1日を始められます。

夏にシャンプーをする時の適温は38~40度

夏にシャンプーをする時の適温は38~40度

夏のシャンプーはシャワーの温度にも注意が必要です。適温は、ほんの少しぬるく感じる38~40度ほどがおすすめ。その理由について解説します。

湯温が高すぎると皮脂を過剰に取り除いてしまうことも

皮脂は油汚れです。熱いお湯で流すほど、しっかりと洗い流すことができます。しかし、夏場はエアコンなどの影響で、頭皮の乾燥を起こしやすい時期です。

汗や皮脂で気付きにくいだけで、酷い乾燥状態になっている人も少なくありません。42度以上の熱めのシャワーでシャンプーすると、さっぱりとして気持ち良いかもしれません。しかし湯温の力とシャンプーの力で必要以上に皮脂を洗い流してしまうため、乾燥している頭皮には危険です。

頭皮に適度な皮脂を残せるよう、ややぬるめのシャワー温度がおすすめです。

湯温が低すぎると皮脂が残りべたつきの原因に

夏場は暑いからといって、冷水でシャワーを浴びる人もいます。冷たすぎるシャワーで頭を洗うと皮脂が冷えて上手く落ちずに、洗い上がりがべたついてしまうことがあります。

どうしても冷水でシャワーを浴びたいという人は、シャンプーの時だけ適温にしましょう。もしくは、シャワーが冷たくて皮脂が落ちにくい分、洗浄力の強いシャンプーを選ぶのもおすすめです。

シャンプーの洗浄力に合わせて湯温を調節するのもおすすめ

一般的に頭皮用シャンプーは洗浄力が強く、ヘアケア用シャンプーは洗浄力が抑えられているのが特徴。洗浄成分は髪にダメージを与えやすいためです。特に、シャンプーによる色落ちを防ぐため、カラーヘア用シャンプーは肌や髪に優しく洗浄を抑える成分を使用しています。

  • 洗浄力の強い頭皮ケア用シャンプーを使う場合には、シャワーの温度を低めにして、皮脂を落とし過ぎないように
  • 洗浄成分を抑えたヘアケアシャンプーは、少し熱めの温度で過剰な皮脂を取り除く

シャンプーに合わせてシャワーの温度を使い分けながら、ベストな皮脂量をキープするのが夏の頭皮ダメージを抑えるポイントです。

夏のシャンプーは頭皮用が良いの?

夏のシャンプーは頭皮用が良いの?

夏はさっぱりしたいという理由で頭皮用のシャンプーを使う人も多いですが、必ずしも頭皮用シャンプーが良いというわけではありません。

  • 頻繁に汗をかき、頭皮のべたつきが気になる人には、洗浄力の高い頭皮用シャンプー
  • 乾燥肌やエアコンに当たっている時間が長い人は、洗浄成分を抑えたヘアケア用シャンプー

海水浴やキャンプなど、強い日差しに晒されて頭皮が焼けてしまった場合は、シャンプー厳禁であることも覚えておきましょう。日焼けした頭皮は、ぬるめのお湯で優しく汚れを洗い流す程度に留めて、頭皮用保湿剤などで十分な保湿を行うのがおすすめです。

美容師もおすすめ
夏に使いたいサロン専売シャンプー4選

夏に使いたいサロン専売シャンプー4選

夏のシャンプー事情について分かってきたところで、美容師がおすすめする夏の頭皮ケアに使いたいサロン専売シャンプーを紹介します。

【初めてクールシャンプーを使う人向け】
ナプラ リフレッシュ スキャルプシャンプー ライトクール
ナプラ リフレッシュ スキャルプシャンプー ライトクール 200ml
ほどよい清涼感が心地よいナプラ リフレッシュ スキャルプシャンプーは、クールシャンプー初心者の人におすすめです。強すぎず弱すぎない清涼感がちょうど良く、ひと夏で使い切れるサイズ感も魅力のひとつ。

シリコンフリーなので、洗い上がりの髪が重くなりにくいのもポイント。髪を軽く仕上げたい人や、ショートヘアの方にもおすすめできるシャンプーです。

メーカー ナプラ
ブランド リフレッシュ スキャルプ
容 量 200ml、650ml
香 り フローラルミント
定 価 1,100円
商品番号 102561

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【男性やクール感強めが好きな人向け】
ルベル ジオ スキャルプシャンプー アイスミント
ルベル ジオ スキャルプシャンプー アイスミント 600ml
美容院だけでなく、理髪店でも取り扱われていることがあるルベル ジオ スキャルプシャンプー アイスミントは、強めのクール感を求める人におすすめ。清涼感の強さと、さっぱりと洗い上げる使用感から男性客の方にも多く好まれています。

グリーンティをベースにしているティアロマの香りは、爽やかで万人に好まれやすいのも魅力。皮脂や汗の臭いを抑えて、自然で好印象を与えるフレグランスイメージを与えてくれます。

メーカー ルベル
ブランド ジオ
容 量 320ml、600ml、レフィル1L
香 り ティアロマ
定 価 3,300円
商品番号 102521

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【女性やリラックスしたい人向け】
ミルボン クロナ アイススパシャンプー オレンジ
ミルボン クロナ アイススパシャンプー オレンジ 160g
一風変わった形状のミルボン クロナ アイススパナシャンプー オレンジは、炭酸ガスを含んだ泡が出てくるマッサージシャンプーです。モコモコの泡で頭皮をマッサージするように洗い、不要な皮脂を落として頭皮の代謝高めてくれる効果も期待できます。

突き抜ける清涼感があり、マンダリンオレンジミントの爽やかな香りが女性に人気。クールシャンプーを使いたいけど、メントールの香りが苦手という人にもおすすめです。

メーカー ミルボン
ブランド クロナ
容 量 160g
香 り マンダリンオレンジ
定 価 2,420円
商品番号 122768

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【頭皮トラブルを感じている人向け】
ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ
ミルボン プラーミア バランシングスカルプソープ 200ml
日焼けやクーラーの当たり過ぎによる乾燥、かゆみ、フケなど頭皮トラブルに悩む人におすすめなのがミルボン プラーミア バランシングスカルプソープです。

プラーミアシリーズは保湿力に優れ、低刺激で頭皮の水分と油分のバランスを整えてくれます。夏の頭皮疲れを早めに解消しておきたい、という人にもおすすめです。

メーカー ミルボン
ブランド プラーミア
容 量 200ml、500ml、レフィル400ml、レフィル1L
香 り ミスティフローラル
定 価 1,980円
商品番号 83824

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夏のシャンプーみんなが気になるQ&A

夏のシャンプーみんなが気になるQ&A

続いて、夏のシャンプーに関して皆さんが気になる疑問について解説していきます。

夏場はどうしてシャンプーが泡立ちにくいの?

夏場のシャンプーは「普段よりも泡立ちが悪い気がする」と感じている人は少なくありません。それは気のせいではなく、実際に泡立ちが普段よりも悪くなっているケースが多いのです。

石けんの洗浄成分である界面活性剤は、汚れを包み込むように覆って浮かし、洗い流します。しかし、汚れが多すぎる場合、上手く全体を覆えず洗浄成分が十分な効果を発揮できません

夏場の頭皮は皮脂でベタベタ。上手く汚れを覆うことができないシャンプーは泡立ちが悪くなってしまうのです。

泡立ちを良くするために必要なのは、十分な予洗いです。頭皮の汚れの80%以上はシャワーのお湯だけで落とすことができます。十分にシャワーのお湯で予洗いをすれば、シャンプーをつけた時に、きめ細かい良質な泡が立ちやすくなるでしょう。

シャンプーの泡は、髪同士の摩擦を抑える役割もあります。ヘアダメージが気になる人も、普段からしっかりと予洗いをし、シャンプーを十分に泡立てて利用するのがおすすめです。

夏だけいつもと違うシャンプーを使ってもいいの?

化粧品は肌の状態や季節によって使分ける人も多いです。シャンプーも同じように、頭皮や髪の状態、季節に合わせて使い分けると良いでしょう。1年を通して同じシャンプーを使い続けるよりも、季節や頭皮の状態に適したシャンプーを選ぶほうが、頭皮や髪に良い影響を与えやすくなるでしょう。

夏場はべたつきや臭いが気になる!効果的なシャンプーはある?

べたつきや臭いが酷い人は、ピーリングシャンプーがおすすめです。ピーリングシャンプーとは、頭皮の毛穴に詰まった角栓取り除き、不要な老廃物を排出して正常な新陳代謝を促すシャンプーのこと。ヘッドスパの一貫としてサロンで施術を提供している美容室が多くあります。

朝シャンを湯洗いに変え、べたつきを落としやすいシャンプーを利用するなどの対策をとっても改善されない場合は、サロンで施術を受けてみると良いでしょう。

ピーリングは、頻繁に行うと頭皮を乾燥させたり、正常な新陳代謝を害したりすることがあるため、専門知識を持ったプロから施術を受けるのがおすすめです。

夏用シャンプーを使うならトリートメントをグレードアップして

夏用シャンプーを使うならトリートメントをグレードアップして

夏用シャンプーを使う際に注意したいのが、髪のダメージについて。特に、普段からカラーやパーマをしていてヘアダメージのある人は要注意です。いつも使っているヘアダメージ用のシャンプーを頭皮ケア用のシャンプーに変えると、髪のダメージが気になりやすくなる可能性が高いです。

ダメージケア用シャンプーと頭皮ケア用シャンプーは、使用する目的が違います。普段ダメージケア用シャンプーを使っている人が、夏の頭皮ダメージに備えて頭皮ケア用シャンプーを使う際には、トリートメントのグレードアップがおすすめです。

頭皮用シャンプーのヘアケア成分が抑えられる分、グレードアップしたトリートメントで補いましょう。このように、ヘアと頭皮のケアバランスを考えて、シャンプーやトリートメントを選ぶと美髪を維持しやすくなります。

夏にぴったりのシャンプーで快適に過ごそう

夏のシャンプー事情や、おすすめのシャンプーについて紹介してきました。夏はどうしても頭皮トラブルが起こりやすいもの。適切なシャンプーの頻度や、洗い方をマスターして快適に過ごしてください。

夏のダメージは一足遅れてやってきます。秋冬に頭皮ダメージを持ち越さないためにも、丁寧な頭皮ケアでダメージを蓄積しないように過ごしましょう。
 

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KITAI美容ライター

投稿者の過去記事

10年間美容室でスタイリストとして勤務。ヘアケアマイスター検定マイスタークラス。2児の母。現在は美容ライターとして活動中。
美容業界を去ったからこそ、美容師目線とお客様目線の両方からサロン経営や営業戦略について考えます。

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