マスク生活で際立つのがアイメイクですね。思う存分リップメイクができない代わりに、アイメイクに時間をかける女性も多いでしょう。そんなアイメイクを本格的に楽しむための強力なアイテムが「つけまつげ」です。しかし、「自分にはハードルが高い」と苦手意識を持つ人も多いことでしょう。
この記事では、初心者の視点から、さまざまな目のフォルムに合わせた「つけまつげ」の付け方をわかりやすく説明します。
初心者必見!つけまつげの基本的な付け方
ここでは、つけまつげの基本的な付け方の手順をまとめています。
チャレンジするための準備物から注意点まで、初心者さんでも理解しやすいようにご紹介します。
準備するもの
つけまつげを付ける前に以下の物を準備しましょう。
普段づかいの道具が多いと思いますので、新たに揃える必要はほとんどありません。
- つけまつげ
自分の好きなデザインのつけまつげを用意します。 - アイラッシュフィックス
つけまつげの接着剤のようなものです。多くの場合、付属品で付いていますが、単品でも販売されています。慣れている方はチューブタイプ、初心者は筆タイプを選ぶと良いでしょう。 - ピンセット(毛抜きでも代用可)
必ず必要なアイテムではありませんが、目尻などの細かい調整が必要な部位に付ける際に便利です。 - 置き型鏡
角度が上下左右調整できるタイプだと、目元を確認しやすいでしょう。 - シザース
眉毛カット用のハサミで、つけまつげの幅の調整に使用します。 - ビューラー
自まつ毛とつけまつ毛を軽くビューラーで上げておくと、自然に馴染むようにカールされます。 - アイメイクアイテム
仕上げに使用。ペンシルアイライナー、アイシャドウ、マスカラなど、普段使用しているアイメイク品で大丈夫です。
つけまつげを付ける前の準備
つけまつげを付ける前は、以下のようにアイメイクを完成させておきます。
- まぶたを保湿してケアしておく
- ビューラーで軽めにまつげをカールしておく
- アイシャドウをつけておく
- ペンシルアイライナーでラインを引いておく(ぼかしやすいようにペンシルタイプがおすすめ)
つけまつげの付け方
では、実際につけまつげを付けていきましょう。以下の手順で行ないます。
- アイメイクを完成させておく
- 台紙からゆっくりと、つけまつげを剥がす。その際、毛の部分ではなく、軸を優しく引っ張るように
- 元々ついている軸のノリをきれいに除去する
- 鏡を見ながら、つけまつげを自分の目幅やフォルムに合わせる。幅が長めの時はシザースで適当な長さにカットする
- アイラッシュフィックスを塗る。適量目安は、軸が隠れる程度
- 自まつげより1ミリ程度上の位置につけまつげを合わせ、黒目中央、目頭、目尻の順に付けていく
- アイラッシュフィックスが乾く前に、指で自まつげに押し当てるなどして馴染ませる
- 付け根が不自然にならないように、アイライナーやアイシャドウなどで修正や補正をする
初心者が押さえておきたいポイント
初心者の方は、つけまつげを付けることばかりに専念してしまい、つけまつげや肌のダメージを置き去りにしがちです。
次の3つのポイントを押さえながら、適切な取り付け方を意識しましょう。
- マスカラは濃く塗らない
つけまつげを付ける前にマスカラを付けておきますが、この時マスカラは薄めにしましょう。濃く付けてしまうと、つけまつげと絡まり合うなど、つけまつげを傷めてしまう原因となります。 - まつ毛専用美容液などを使う
つけまつげを付けるということは、剥がす時に自まつ毛に力を加えたり摩擦を起こしたりと、ダメージを与えることでもあります。傷めたまつ毛の回復には時間がかかるため、事前に「まつ毛専用美容液」でケアしておくと良いでしょう。 - アイメイクを休む日を設ける
つけまつげでダメージを受けるのは、自まつげだけではありません。接着剤を付けたり、皮膚を引っ張られたりするまぶたも同じように負担がかかります。たまには、アイメイクを一切しない日を設けて、肌をいたわるようにしましょう。
まぶたの形別つけまつげの付け方
まぶたの形状によっては、つけまつげがスムーズに付けられないこともあります。特に、まぶたが被さりやすい一重や奥二重さんは苦戦してしまうケースも多いのではないでしょうか。ですが、付け方を少し工夫したり、アイメイクで上手にカバーしたりすることでもきれいに仕上げられます。
「一重だから」「奥二重だから」と諦めずに、ぜひチャレンジしてみましょう。
一重さんさんのつけまつげ選び・付け方
一重さんは、まぶたが下に下がりやすいため、通常のつけまつげを付けると目頭付近から剥がれやすくなります。
そこでおすすめしたいのが、目尻側に長さのあるタイプです。目尻側に重みが出るため、シャープな目元が垂れ気味の愛らしい目元に変化します。
奥二重さんのつけまつげ選び・付け方
一重さん同様、まぶたの重みで目頭付近から剥がれやすいのがネックです。目尻側に長さを持たせるようなタイプや、まぶたが下がってもカールが維持できるような「しっかりカールタイプ」をセレクトしましょう。
部分的にセパレートタイプを付けると、控えめな華やかさが出せますよ。
二重をつくるつけまつげの付け方
二重幅をつくるためには、軸が硬く、しっかりしたつけまつげを選びましょう。
特に一重や奥二重の方がこのタイプのつけまつげを付けると、かぶさり気味のまぶたが持ち上げられるため、二重線ができやすくなります。
コスプレ時にも便利!なりたい目のタイプ別つけまつげの付け方
「いつもの自分とはガラリと違う雰囲気にしたい」「コスプレ風メイクでパーティスタイルを楽しみたい」こんな変身願望を叶えてくれるのも、つけまつげです。
ここでは、なりたい目のタイプ別まつげの付け方についてご紹介します。
タレ目にするつけまつげの付け方
可愛らしくて守ってあげたくなるタレ目さん。そんなタレ目メイクには、目尻に向かって毛量が増えていくタイプのつけまつげを選びましょう。毛量の重みが、目尻をたれやすくしてくれます。
また、目下の目尻3分の1にも付けると、タレ目感がさらにアップします。
猫目にするつけまつげの付け方
ミステリアスな猫目は側から見ても魅力的ですね。猫目を意識するなら、目尻側がボリューミーな、クロスタイプをセレクトしましょう。
初めにリキッドアイライナーで2ミリ程度跳ね上げるように描きます。アイシャドウは、ブラウンカラーなどをやや濃く付けるといいでしょう。黒目中央くらいから目尻に向けて、つけまつげを付けます。
ドール風丸目にするつけまつげの付け方
ぐんと華やかさが出せるつけまつげは、何と言ってもセパレートタイプです。上下にセパレートタイプのまつげをつければ、かなり作り込まれたドール風の目元に仕上がります。
目的別つけまつげの付け方と選び方
「つけまつげを付けると、年甲斐もなくギャル風に仕上がるのでは?」
「40代からでも不自然にならない付け方はある?」など、つけまつげに対する固定観念や不安感を抱く事もあるでしょう。
ですが、心配は無用です。付け方次第ではナチュラルかつ、年相応な仕上がりが望めますよ。
ギャルっぽくならないナチュラルなつけまつげの付け方
「つけまつげを付けるとギャル風になってしまう…」と心配な方は、毛量が少なく、自まつ毛と同等の長さのあるつけまつげをセレクトしましょう。
この時、下まつ毛にはつけまつげを付けないようにすれば、仕事や学校などの日常生活でも浮きにくい、ギャル感を抑えた雰囲気になります。
40代・50代にもなじむ、つけまつげの付け方
40代以降になると、まつ毛も抜けやすく目元が寂しくなりがちです。つけまつげは、そんな目元に少しでも自然な華やかさを演出するお手伝いをしてくれます。
ミドル世代は、つけまつげの軸が目立たない透明タイプを選びましょう。また、ダークブラウンなどの落ちついたカラーでまとめると違和感がありません。
つけまつげの種類別!つけまつげの付け方
「不器用で、つけまつげを付けるのが不安…」「初心者だからつけまつげが上手く付けられない…」、そんなお悩みにピッタリなのが部分用のつけまつげです。ミステリアスな猫目にしたり、自然に目元を大きくしたりとアレンジ力も抜群です。
そんな部分用つけまつげの、代表的な2パターンの付け方のポイントをご紹介します。
目尻強調!部分つけまつげの付け方
シャープで大人っぽい印象に仕上げる目尻強調風つけまつげは、次のような手順で行ないます。
- ピンセットを使って丁寧にシートから剥がす
- つけまつげの元にアイラッシュフィックスを付ける
- 目尻の自まつげに、横に倒れるような向きに付ける
目頭のみもOK!毛束つけまつげの付け方
- ピンセットを使って丁寧にシートから剥がす
- 部分用まつげの束の元にアイラッシュフィックスを付ける
- 毛を盛りたい目頭部分を中心に束を付ける
なお部分用つけまつげは全体用つけまつげよりも面積が小さめなので、アイラッシュフィックスはチューブタイプの先端から直接使用すると上手く付きます。
また基本的に、部分用つけまつげは全体用と同じように付けます。ですが、部分用の方が遥かに簡単で、時短にもなります。
つけまつげにおける注意点
つけまつげを何度もきれいな状態で使うためには、日頃から使い方に注意する必要があります。デリケートな部位への装着ですから、衛生面やダメージ防止などを念頭に入れて使いましょう。
ここでは、つけまつげを使用する際の注意点をいくつかご紹介します。
つけまつげをカットするのはNG
つけまつげのカットは、幅を調整する時のみ行なってください。長さを調整する目的でのカットはタブーです。なぜなら、つけまつげは毛が先端にいくほど細くなっていく構造で、途中から切断してしまうと、アンバランスで見栄えが悪くなってしまうからです。
美しいフォルムを維持するためにも、長さカットはしないようにしましょう。どうしても気になる場合は、毛が短めのつけまつげを新しく購入することをおすすめします。
つけまつげを外すときは強く引っ張らない
つけまつげを外すときは、アイラッシュフィックスの接着効果を弱めてから行ないます。次のような流れを参考に、優しく、慌てずに外すようにしましょう。
- 幅が広めのコットンにまつ毛専用メイク落としを含ませ、接着部分を20秒ほど優しく押さえてなじませる。専用の商品がない場合は、ぬるま湯でもOK
- コットンを外したら、接着力が弱くなっているかどうかを確認
- 目尻からゆっくりと引っ張りながら剥がす
つけまつげをつけたまま洗顔しない
つけまつげをしたままメイク落としや洗顔料で洗顔をしてしまうと、つけまつげ自体を傷める原因になります。すると、カールが低下したり、毛が抜けやすくなったりするほか、ハリがなくなるなどクオリティが下がります。
つけまつげは、保存状態さえ良ければ数回使用できます。そのため、洗顔はつけまつげを優しく外してから行なってください。
つけまつげの基本を押さえて目元を美しく変身!
少し前なら、「つけまつげはプロ仕様で初心者には難しいのでは?」と積極的に普段メイクに取り入れる人は少なめでした。ですが、つけまつげを使いこなすだけで「華やかな目元」や「ミステリアスな目元」をつくることができます。
ここで述べたように、つけまつげを付ける手順やアフターケアをマスターすれば、普段メイクにもマッチした美しい目元が実現できますよ。
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