顔のインパクトを決定づけると言っても過言ではないのが眉メイクです。
そんな眉メイクをきれいに仕上げるためには、自眉をしっかり整えることが大切です。
ですが、実際に自眉を念入りに整えている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、理想的な眉毛の整え方やそれをサポートするツールをご紹介します。
Last Updated:2023/7/28
垢抜けには眉毛の整え方が大きく影響する
「眉毛を美しく描いているつもりでも、何となく垢抜けしない雰囲気を漂わせてしまう…」
それは、眉毛の整え方に不備があるのかもしれません。
しっかり眉メイクをしたつもりでも、眉がきちんと整っていなければ美しく仕上がりません。この機会に眉を変えて、垢抜けた都会的なメイクを楽しみましょう。
これで垢抜け! 眉毛のベストバランスとは
眉を描く時は、ストレート、アーチ、コーナーなど数種類の形があります。
これらは見た目がまったく違うイメージに仕上がりますが、描くポイントは共通しています。眉毛のベストバランスをおさえれば、苦手意識もなくなります。
ベストバランスを描くためのポイント
どのような眉を描く時でも、眉のベストバランスを決定するのが「眉頭」「眉山」「眉尻」の3点です。
この3つがしっかり押さえられていれば、バランスの良い眉になります。
- 眉頭:小鼻の脇(目頭)の延長線上
- 眉山:黒目の外側あたりの延長線上
※眉頭から目尻までの3分の2あたり - 眉尻:小鼻脇から目尻までを目安にした延長線上
理想的な眉の形の見つけ方
自分がなりたい眉と、自分に似合う眉は違います。こうなりたいと思っていても、実際にやってみた、不自然に仕上がることもあるでしょう。
最近は営業などで相手の印象を良くするために、眉のお手入れに力を入れている男性も少なくありません。男性におすすめの眉についても見ていきます。
女性は自分に似合う太さ・長さ・明るさを見つける
自分に似合う太さ、長さ、明るさをしっかり把握することで、ベストな眉を描くことができるようになります。
太さや長さは自分の顔の大きさに対しするバランスを考えて描きましょう。また明るさは、髪や肌になじむカラーを考慮して明度を決めます。
メンズにはこの眉の形がおすすめ
ここ最近、眉のお手入れをする男性が増えてきました。
世の中では以前よりメンズケアが普及し、服装以外の身だしなみに気を使う傾向にあります。
男性は、女性よりも眉をお手入れすることに慣れていないため、最初はなかなか積極的になれないようです。ですが、眉のお手入れを習慣化させれば、男性でも清潔感のある印象の良い眉を手に入れることができるようになるでしょう。
では、さっそくメンズ向けの眉の形を見ていきましょう。
眉カットや眉メイクは基本的に女性も男性も変わりません。上記でも述べたように眉バランスを決める3つ(眉頭・眉山・眉尻)の位置をしっかり取れば、大きな失敗はしないでしょう。
おすすめ眉① 知的なコーナー眉
眉尻を上りぎみに描けば、キリッとしたイメージに仕上がります。
「仕事ができる」「知性がある」男性に見られることでしょう。特に、営業マンや接客業に携わっている男性に適した形と言えます。
おすすめ眉② 優しさアピールのアーチ眉
アーチ眉は、ふんわりした優しい印象を周りに与えます。
仕事がオフで私服を着こなしたいときに、しっくりハマる描き方です。
女性からも、包容力のある男性というイメージを抱かれるでしょう。
おすすめ眉③ 男らしい太眉
太眉は、男性らしさやワイルドな雰囲気を醸し出します。
なるべく自眉を活かして余分な眉だけを除去しましょう。
毛量が多い方はカットして少なめにしたり、明るめのカラーリングで眉だけ目立たせないようにしたりすると他パーツとのバランスが取れます。
おすすめ眉④ オン・オフどちらもこなせるストレート眉
眉山を低めに描けば、ストレート眉が簡単に描けます。
ストレート眉はどのような方にも違和感なくマッチするため、オン・オフ関係なく過ごせる眉です。初心者の方や眉のお手入れが苦手な方はこの眉からスタートしてみましょう。
またストレート眉は、カジュアルや清楚なファッションのどちらもしっかり似合います。
男性は女性よりも眉の毛質が硬めで、毛量も多めです。
特に、眉間に生えるムダ毛が残っていると、せっかく描いた眉もヤボったく見えてしまうこともあります。眉間のムダ毛チェックも怠らずに行ないましょう。
毛抜きで眉間のムダ毛を抜く時は、毛穴が開きやすく、肌が黒ずみやすくなるため、毛抜き後は化粧水でしっかりと毛穴を引き締めると良いですね。
眉毛を整えるのに便利な道具
眉毛を整えるためには、いくつかのツールを使いこなすことでプロに近い仕上がりが期待できます。
いくつかの便利なツールをご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
- 毛抜き
余分な毛を抜くのに使用します。
ただし、抜きすぎると生えてこなくなるケースもあるので注意してください。 - 眉カット用のはさみ
長めの眉をカットしたり、毛量をすいたりします。
デリケートなまぶたを傷つけないように、鋭利なタイプのはさみは避けましょう。 - コーム
眉の毛流れを整えて、無駄な毛の除去をサポートします。
コームを使う時は上から下へとくように動かしましょう。 - カミソリ・シェーバー
毛抜き同様、眉周りの余分な毛を剃ります。
使用頻度が高いと肌荒れのリスクも高まるため、頻繁には使用しないことをおすすめします。 - アイブロウペンシル
仕上がりをイメージした眉毛をあらかじめ描いておく時に使用します。
肌の色や髪の色に合わせて数色用意しておくと良いでしょう。
眉毛を整える前の準備
眉毛を整える前にいくつかの準備をしておきましょう。
事前準備をするのとしないのとでは、仕上がりのイメージに差が出ます。
眉毛の基本的な位置を決めて眉メイクをしておく
眉毛の基本的な位置を決め、眉メイクをしておきましょう。
シャープ眉、アーチ眉、ストレート眉などさまざまな形があるため、自分がどのような眉になりたいのかをはっきりとさせておくことがポイントです。
もちろん、忙しい時はペンシルなどでさっと描く程度でも良いでしょう。
女性は全体的なメイクもしておく
時間に余裕があるのであれば、眉だけでなく全体的なメイク(ベースメイク、リップメイク、アイメイク、チークやハイライト)を仕上げておきましょう。
なぜなら、眉がメイクバランスを決定づけるポイントになるからです。そのため、全体的なメイクにしっかり馴染むような眉を作る必要があるのです。
初めてでも簡単! 失敗しない眉毛の整え方
初めて眉毛を整える時、とてもドキドキしますよね。
「本当は切ったり剃ったりする箇所ではない部分に手をつけてしまわないか」などあらゆるミスを気にしてしまいます。
ここでは、初めてでも失敗せず、なおかつ簡単に整えるやり方を見ていきましょう。
- 眉メイクからはみ出した毛をはさみでカット or 毛抜きで抜く
あらかじめ、ペンシルなどで描いておいた眉をよく確認します。
その上で、はみ出している毛を、眉バサミを使ってカットします。もしくは毛抜きで抜く選択でも良いでしょう。
ですが、頻繁に抜く作業を繰り返すと生えてこなくなってしまうこともあるため、なるべくカットだけに留めておきましょう。 - コームでとかしはみ出した毛をカットする
再度、コームで眉をとかし、それでもはみ出す余分な毛は、はさみを使ってカットしましょう。まぶたに傷をつけないように丁寧にゆっくり行なってください。 - 一度メイクを落とす
一連の眉カットが終了したら一度メイクを落とし、眉カットが成功しているかどうかをしっかりと確認します。 - 不要な毛をカミソリ・シェーバーで剃り落とす
最後に、不要な毛はカミソリやシェーバーで剃り落としましょう。
しかし頻繁にカミソリやシェーバーを使用すると肌荒れしやすくなるため、なるべく使用せずに眉カットを完了させるのが理想です。
セルフが難しいなら美容院・サロンで眉毛を整える
眉の描き方は、左右バランスを整えたり色味を調整したりと時間がかかります。また、ある程度のテクニックも必要になるため、苦手意識を持つ人も少なくありません。
そのような時は、美容院やサロンで眉カットやメイクをお願いしましょう。その場合も、あらかじめ眉を描き、全体メイクをしてから行くことをおすすめします。
美容院・サロンに眉毛メニューはある?
美容院・サロンには眉毛専用メニューを設けているケースもあります。また、眉毛専用サロンなどもあります。
主流のメニューは、眉毛カット、カラー、メイクなどになります。なりたい眉に近づける最短ルートと言えますね。
美容院・サロンで眉毛を整えるメリット
眉毛ケアの基本さえ理解し、ケアに費やす時間があれば、セルフでも十分に満足いく眉毛が仕上がるでしょう。
しかし眉毛ケアは、細かい部分のムダ毛処理やバランスの良いカラー、形状が重要です。
そのため、豊富な専門知識や技術を持ったスタッフが常駐している美容院やサロンであれば、安心して施術を受けられるのが最大のメリットと言えます。
美容院・サロンで眉毛を整えるときの値段相場
美容院・サロンで眉を整えるときの値段相場は以下のとおりです。
美容院によって値段設定に違いがあるため、あらかじめ調べたり電話などで確認したりしてから行くようにしましょう。
●初来店:シェービングが主流で、カウンセリングなども含めて1時間以内5,000円前後です。
●再来店:カウンセリングの分がなくなるため、シェービング40分程度で4,000円前後と考えておくといいでしょう。
もし脱毛やカラーをお願いする場合は、時間は長くなり、価格もその分高くなります。
美容院・サロンで眉毛を整えるときの頼み方
サロンで眉毛を整えるときは、どのような仕上がり(エレガント、可愛らしく、クール、知的)をイメージしているのかを詳しく伝えましょう。
サロンによっては、眉メイクのカウンセリングをしっかり行なってくれるので、眉の質や生えクセ、色などについても相談すると良いですね。
美容院・サロンに行く前の注意点
眉毛サロンの利用や美容室でお願いする場合、ある程度、眉を生やしておく必要があります。
そのためお店に行く1〜2週間前くらいからは、セルフでの処理を控えるのがいいでしょう。
肌の状態もしっかりチェック
眉周辺の皮膚はとても薄く敏感です。
そのため、毛抜きやシェーバーなどを使用すると刺激を受けて、肌荒れしやすくなる人もいます。眉周辺に肌荒れがないかをチェックしておきましょう。
口コミなどの下調べを
自分の理想の眉に近づけてくれる美容院やサロン探しは、口コミやホームページなどで下調べをしておきましょう。
主なポイントは以下のとおりです。
- 眉メイク、眉補正 どのようなメニューに特化しているサロンか
- カウンセリングが充実しているか
- 毛質・毛量・肌状態を丁寧に見てくれるか
- スタッフの雰囲気
- どのようなツール(シザーズ、シェーバー、カラー剤など)を使用するか
- 実際に施術した人の口コミ評価
イメージチェンジのポイントは眉メイク!
美しい眉メイクは、その人のメイクセンスや、メイクスキルの証でもあります。
そんな重要な眉メイクは、初心者さんやメイク苦手意識のある方にとってハードルが高めと言えるでしょう。
ですがここでご紹介したように、眉毛処理のポイントや専用ツールなどを上手く把握して使いこなすことで、セルフでも美しい仕上がりが期待できます。
時間に余裕のない方や、さらなる眉毛ケアを目指す方であれば、美容院やサロンなどの眉毛専用メニューにチャレンジしてみるといいかもしれませんね。
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