シャドールーツって? やり方やデメリット、失敗しないオーダー方法解説

シャドールーツは、おしゃれ上級者に人気のヘアカラー!
キメすぎないけど、程よいこなれ感が素敵なのがシャドールーツの特徴です。
その反面、高いテクニックが必要なため失敗もされやすいので注意。
そこで今回は【シャドールーツって? やり方やデメリット、失敗しないオーダー方法も解説
】というテーマでシェア。
福岡でフリーランス美容師をしている宇井がお送りします。

今話題のヘアスタイル「シャドールーツ」って?


読者の中には「シャドールーツって聞いたことあるけど、どんなカラーなの?」
このように思っている人もいるはず。

シャドールーツとは、あえて根元を暗く染めるカラーです。

これを聞いて「根元を暗く染めるだけで、何か変わってくるの?」と思っていませんか?
美容師目線で言うと、根元が暗いというメリットは大きいです。
そのメリットについても、あとで解説していきます。

とりあえず、シャドールーツとは「根元を暗く染めるカラー」と覚えておけばOK!

シャドールーツのやり方


シャドールーツは、高いテクニックが必要です。
そのため、どの美容室でも対応しているわけではありません。

ここではシャドールーツのやり方についてまとめていきます。

根元から毛先に向かい明るくするやり方

シャドールーツは根元を暗く染めて、毛先にかけてグラデーションのように染めていくカラーです。

シャドールーツは、根元から毛先にかけて自然なグラデーションというわけではありません。
どちらかというと、根元が極端に暗く染まっているイメージです。

このように根元だけを極端に暗く染めて、毛先までグラデーションに繋げるのは以下の2つが必要になってきます。

  • シャドールーツの塗布テクニック
  • 根元と毛先に使用する薬剤の選定

これらは、美容師としての経験が少ないと非常に難しいです。
なぜなら、シャドールーツのようなブリーチ毛に染めるカラーは誰でもできるわけではないからです。

ブリーチ毛に染めるということは、一歩間違うと色が入りすぎて暗く染まりすぎる可能性もあります。
根元が明るくなってしまう失敗なら、重ね塗り修正が可能です。

しかし毛先が暗くなると、明るく染め直すのが困難になります。

そんな失敗を避けるためには、毛先にはイメージよりも明るいカラー剤を選定するのがおすすめです。
万が一、毛先が明るく染まっても重ね塗りで暗くできます。

毛先が暗く染まりすぎてしまう失敗だけには注意してください。

シャドールーツのメリット

シャドールーツのように根元が暗いカラーのメリットはこちら。

  • 髪に立体感が出る
  • ヘアカラーの色持ちが良い

根元が暗いと、ハイライトを入れたような立体感が強く出ます。
さらに根元が既に暗く染まっているため、ヘアカラーの持ちが良く感じます。

通常のブリーチカラーのデメリットは、根元が伸びてきたらすぐにわかってしまうところ。
しかし、根元を暗く染めるシャドールーツは違います。

シャドールーツをした髪は、根元が伸びてきてもわかりづらいです。
もちろんまったく気にならないわけではありませんが、通常のブリーチカラーと比べると明らかに違います。

根元がほとんど気にならないため、頻繁に美容室に通えない人にもおすすめです。

グラデーション幅を工夫するやり方

シャドールーツはグラデーションの割合が重要!
グラデーションの暗い部分と明るい部分の割合を間違うと、本当に根元がプリンになった髪に見えてしまうので危険です。

■ シャドールーツの割合の目安
● 暗い部分:1~2割
● 明るい部分:8~9割

暗い部分が2割以上になると、先ほど説明したように「本当に根元が伸びたカラー」と勘違いされてしまいます。
逆に明るい部分が多すぎると、シャドールーツの肝である根元の暗さが見えません。

シャドールーツに染めるなら、暗い部分と明るい部分の割合を意識してください。
そして、暗い部分から明るい部分への色の繋げ方にもポイントがあります。

それは横線が入ったように染めてはダメということです。
繋ぎ目は、あくまで自然にするのが重要になってきます。

髪の長さ別・おすすめシャドールーツスタイル

通常のブリーチカラーとは少し違うカラーが楽しめるシャドールーツ。
根元が伸びてきてもわかりづらいため、頻繁に美容室に通えない人にもぴったりです。

ここではヘアスタイル別に似合うシャドールーツを紹介します。

ショートヘアの人はシャドールーツに向かない?

ショートヘアにシャドールーツをする際の注意点があります。
それはトップ部分を長めにカットすること!

シャドールーツは、根元~毛先にかけてグラデーションに染めるカラーです。
つまりトップが短いと、グラデーションにする長さが足りなくなります。

それほどヘアスタイルと関係性が高いのがシャドールーツです。
ショートヘアの方は、トップを長めにカットしてシャドールーツにしてください。

ショートヘア・ショートボブのおすすめスタイル

ホワイト系のシャドールーツは、髪の短いショートヘアやショートボブと相性抜群です。
なぜなら、髪が短いためダメージをあまり考えなくていいからです。

ホワイトカラーは、髪色の中でもトップクラスの透明感を誇ります。
あれほどの透明感を出すには、ブリーチも1回ではできません。

ロングヘアにホワイト系のシャドールーツカラーをすると、髪の長さがある分だけダメージも残り続けます。

しかしショートヘアやショートボブだと、髪が短いため自然とダメージを抑えることが可能!
もしホワイト系のシャドールーツカラーに染めたいなら、髪が短いうちにするのがおすすめです。

ミディアムヘアのおすすめスタイル

肩くらいのミディアムヘアには、シャドールーツは汎用性が高いです。
長さがあると、髪色次第で可愛さやカッコイイ雰囲気などが自由自在に出せます。

少し個性的にするなら、ピンク系のシャドールーツがおすすめ。
ピンク系のような暖色系のシャドールーツは、意外と染めている人が少ないです。

そのため、他のシャドールーツと差別化ができます。

ロングヘアのおすすめスタイル

ロングヘアの方は、ミルクティー系のシャドールーツに染めてみてはどうでしょうか?
ミルクティー系をおすすめする理由は、ブリーチ1回で可能だからです。

ロングヘアはショートヘアと比べて髪へのダメージが残り続けています。
例えば胸くらいの長さだと、毛先は3年前の髪です。

つまり、3年間アイロンやカラーをされ続けてきた髪ということになります。
そんな髪にブリーチ回数が必要なホワイト系などをすると、髪がプチンと切れる可能性が高いです。

ミルクティー系以外でも、ブリーチ1回で染められるカラーであれば問題ありません。

シャドールーツの色落ちについて

シャドールーツに染めるなら、知っておきたいのが色落ち。
読者の中には、色落ちで嫌な思いをした人もいるはず。

シャドールーツの色落ちの特徴と退色防止について解説します。

シャドールーツはきれいに色落ちするのが特徴

シャドールーツの最大のメリットは、色落ちしても変にならないところです。

通常のブリーチカラーは、色落ちするとプリン部分が目立ちます。
しかし、シャドールーツはあえてプリン部分を作って染めるカラーです。
そのため、色落ちしたからといって変になりません。
さらに色落ち後も、シャドールーツ特有の立体感のある陰影をキープできます。

シャドールーツは《色落ち後も楽しめるカラー》と覚えておきましょう。

色落ちを防いで持ちをよくしたいなら

シャドールーツの色落ちは、カラーシャンプーで防ぐのがいちばんです。
黄色っぽく色落ちするブリーチ部分の黄ばみを抹殺してくれます。

カラーシャンプーは、3日に1回のペースで使うのがおすすめです。

事前に知っておきたいシャドールーツのデメリット

先ほど説明した色落ちと一緒に知っておいてほしいのが、シャドールーツのデメリットです。

メリットの多いシャドールーツですが、もちろんデメリットも存在します。
シャドールーツに染めるなら、デメリットを受け入れた上で染めてください。

1回の施術にかかる金額が高め

大前提として、シャドールーツは高いテクニックが必要です。
そのため、どの美容室でも染められるわけではありません。

基本的にシャドールーツは、通常のブリーチカラーよりも金額が高めです。
その代わりに《根元が伸びても目立ちづらい》というメリットもあります。

希望のスタイルによって時間がかかる

高いテクニックが必要なシャドールーツは、施術時間もかかります。
特にホワイト系などは、ブリーチ回数も多いため半日は覚悟した方が良さそうです。

シャドールーツを頼むなら、時間に余裕がある日にしましょう。

美容師の技術により仕上がりに差が出る

シャドールーツは、慣れた美容師さんでないと失敗の可能性が高くなります。

髪のダメージを把握しながらデザイン性の高いシャドールーツにするのは、美容師としての経験値が必要になってきます。

シャドールーツを頼むなら、SNSなどに多くカラーをアップしている美容師さんを選んでください。
金額の安さなどで美容室を選ぶと、あとから後悔するので注意!

失敗しないためのシャドールーツのオーダー方法


高いテクニックが必要なシャドールーツ。
失敗する人には共通点があります。
シャドールーツを失敗しないための方法を紹介!

細かく希望を決めておく

シャドールーツにするなら、髪色などを細かくオーダーしてください。
アバウトなオーダーだと、美容師さんとイメージの共有ができません。

また、カラーを塗りだしてからオーダーを言い直しても遅いです。
最初のカウンセリングで伝えるようにしましょう。

ただし、オーダーをしたからといってすべて叶うわけではありません。
なぜなら、カラーは染める前の髪の状態に大きく左右されるからです。

これを聞いて、「それならオーダーを細かくする伝える意味がないじゃん」と思いの方もいるはず。

ちゃんと意味はあるので安心してください。
美容師さんに細かくオーダーをすれば、現状の髪の状態から可能な髪色を決めてくれます。

伝えるべきオーダーは伝えて、あとは美容師さんに委ねるようにしましょう。

イメージに近い画像を見せる

美容師さんとイメージを共有するには、画像を見せるのがいちばん!
ポイントは、画像を3~5枚持っていくことです。

1枚だけだと、「無理です」と言われた場合に画像を探し直さないといけません。
カウンセリングを含めて、美容師さんは持ち時間が決まっています。
改めて探し直すと美容師さんの時間を消費してしまうので注意!

そもそも最初の1枚で「できます!」となることは少ないです。
必ず、シャドールーツの画像を3~5枚持って行きましょう。

シャドールーツのよくある質問

ヘアカラーにはさまざまな染め方があります。

実際問題として、お客様自身もどのようなカラーかわからずにオーダーしていることも多いです。
特にシャドールーツは、他の染め方と間違いやすいので注意。

シャドールーツはバレイヤージュとは違うの?

シャドールーツと最も間違われやすいのがバレイヤージュです。

バレイヤージュとは、フランス語で「ほうきで掃く」という意味のカラー。
スジ感のある仕上がりが特徴です。
イメージとしては、ハイライトとグラデーションカラーを足したようなカラーになります。

一方、シャドールーツはハイライトなどを入れません。
根元を暗く染めることで立体感が出るので、少しハイライトが入ったように感じます。

見分けるなら、以下の2つを基準にしてください。

● 根元は染まっているか?
● ハイライトは入っているか?

画像を見てもわからない場合は、美容室にヘアスタイル画像を何枚か持って行くといいでしょう。

ブリーチなしのシャドールーツも可能?

ブリーチなしのシャドールーツをしてもダサくなるだけです。
本当に根元がプリンになっている状態に見えます。

シャドールーツをするなら、ブリーチは必須です。

もちろん、既にシャドールーツをしている状態だったらブリーチなしでも染まります。
まったくブリーチも何もしていない状態からでは、シャドールーツは無理です。

シャドールーツはメンズにも向いている

シャドールーツはメンズでも可能です。

しかし、注意点もあります。

記事中でも解説しましたが、トップが短いとシャドールーツは難しいです。
つまり、ある程度の長さが必要になってきます。

短髪のメンズがシャドールーツをしようと思っても物理的に不可能です。
メンズでシャドールーツがしたい方は、髪を伸ばすところから始めましょう。

シャドールーツは色落ち後も楽しめるが難易度も高いカラー


今回のテーマ【シャドールーツって? やり方やデメリット、失敗しないオーダー方法も解説】について説明していきます。

・シャドールーツは根元を極端に暗く染めるカラー
・シャドールーツからは立体感と陰影が出る
・シャドールーツはブリーチなしだと難しい
・シャドールーツは根元がプリンになってもわかりづらい
・難易度が高いシャドールーツは美容師選びが重要
・シャドールーツの画像を3~5枚持って行くのがおすすめ
・髪の長さがある程度ないとシャドールーツはできない

シャドールーツにするなら、まずは美容師選びが肝心!
なぜなら、ブリーチが必要なシャドールーツは失敗すると髪へのダメージだけが残ってしまうからです。

一度傷んだ髪を元に戻すのは大変です。
そうならないためにも、SNSでシャドールーツを多く発信している美容師を探すようにしてください。

この内容が少しでも役に立つと嬉しいです。

 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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