「ネイルアート」や「セルフネイル」など、さまざまな指先のオシャレを楽しむ女性が増えましたね。
しかし、時間をかけて丁寧に仕上げたネイルでも、生活スタイルや爪質によってはトラブルが生じやすいといえます。そんな繊細な爪だからこそ、ネイルオイルを上手に活用して少しでも長くトラブル知らずのネイルアートを楽しみたいものです。
ここではその要となるネイルオイルについて詳しく紹介します。
ネイルオイルの役割
いつものネイルケアの過程にネイルオイルをプラスするだけで、仕上がりがぐんと良くなります。ちなみに、ネイルオイルは別名「キューティクルオイル」「ネイルトリートメント」などと呼ばれることもあります。
しかし中には、ネイルオイルの役割を十分に理解せずに使用している方もいるかもしれません。ここでは、ネイルオイルの主な2つの役割を解説します。ネイルオイルについての理解を深めましょう。
爪や爪の生え際を保湿し乾燥を防ぐ
爪や爪の生え際の皮膚はとても乾燥しやすい部分。乾燥は爪や皮膚の割れやささくれなどのトラブルを引き起こす原因になります。
特に指先は神経が集中している部位でもあるため、皮膚トラブルが生じると痛みを感じやすくなります。また割れた部分から雑菌などが入ってしまった場合、爪の病気に発展してしまうおそれもあります。そうならないためにも、ネイルオイルで爪周辺の皮膚をケアするようにしましょう。
ネイルの状態・持ちをよくする
せっかく時間をかけてネイルアートやセルフネイルをしても、指先や爪が乾燥していたり割れていたりすると、ネイルの状態や持ちが悪くなり、見栄えもよくありません。
特にアセトン配合の除光液を使用したネイルオフは、爪の水分や油分を奪いやすいため、その後のケアをしっかりしないと、二枚爪や爪割れのリスクが高まります。
こうした状況を避けるためにも、ネイルオイルケアを継続させることが大切です。
ネイルオイルとハンドクリームの違い
爪やハンドケアに気を遣う方にとって、ネイルオイルと併用して使用したいのがハンドクリームです。また中には、「ネイルオイルとハンドクリームのどちらかだけ使用すればいいのでは?」と考えている方もいるでしょう。
ここでは、ネイルオイルとハンドクリームの違いを見ていきます。
性質上どちらも固有の特徴や機能性を持っているため、その時の爪状態で使い分けても良いかもしれません。
ネイルオイル
ネイルオイルは、つけ始めこそオイル特有のベタつきがありますが、馴染みやすく、浸透性が良いのが特徴です。
いったん浸透してしまえばサラッとしたテクスチャに変わり、べたつきはほとんど感じません。
リラックス効果が得られるホホバオイルや、ヤシ油などの天然成分を使ったもの、ローズ、ラベンダーなどの香りを纏(まと)うタイプなど、種類も豊富です。
ハンドクリーム
ハンドクリームの成分は皮膚の角質層や爪表面にとどまって、皮膚や爪を守ってくれます。すぐに浸透するネイルオイルと比較すると、持続的な効果が出せるのがクリームと言えるでしょう。
また、爪に浸透するネイルオイルと違い、クリームはラップのように膜をかけてネイルオイルの成分を逃さない役目もしてくれます。
ネイルオイルの使い方
ネイルオイルの効果について理解できたら、使う頻度、タイミング、適切な量などを見て行きましょう。
使用する時にこれらを守れば、ネイルオイルの効果を最大限にアップさせることができますよ。
ネイルオイルを使う頻度・タイミング
ネイルオイルを使う頻度は、爪の乾燥具合などにより調整するといいでしょう。
乾燥がひどく、傷みを伴いやすいと察したら、1日5~6回程度使用してもかまいません。基本的なネイルオイルの使用タイミングは、手洗い後、ネイルケアの最後、寝る前などです。
「忙しくて頻繁に塗るのは難しい」という方は、睡眠前にだけ使用すれば、寝ている間に成分がしっかり浸透していきます。
ネイルオイルの適切な量
ネイルオイルは、少量でも爪や指先の皮膚に十分広がります。たくさんつければ良いというわけではありません。ネイルオイルの形状(ハケタイプ、ペンタイプ、スポイトタイプなど)によっても適量に違いがあります。
また、その製品が推奨する適量に足りない場合も効果は期待できないでしょう。
ネイルオイルの正しい塗り方
ここで、ネイルオイルの正しい塗り方を再確認しましょう。
「以前からネイルオイルを使用しているけれども、いまだに爪トラブルに悩まされている」という方は、塗り方にミスがないかをチェックしてくださいね。
- 爪や指の先端を、人肌くらいのぬるま湯につけふやかします。
- ヤスリなどを使用して、爪の甘皮部分などを整えます。
- 爪ヤスリで爪の表面を磨きます。
- 水分を拭き取ります。
- 爪の先端と爪の間にオイルを適量つけます。
- 自然に爪全体に広がるのを待ちます。
- 時間に余裕があれば、優しくマッサージをします。
- 自然乾燥させます。
※最初はオイルのベタつきが気になって拭き取りたくなりますが、オイル成分が馴染むのを待ちましょう。
ネイルオイルの効果を引き出す使い方のポイント
ネイルオイルは爪の健康を維持し、ネイルアートの美しさを引き立ててくれるアイテムです。
ネイルオイルの効果をさらに引き出すために、いくつかのポイントをご紹介します。
キューティクル周りに塗る
甘皮(キューティクル)の周りに馴染ませるようにつけていきます。
キューティクルが固くなっている時は、甘皮をぬるま湯に浸したり、爪やすりを使用したりして形を整えてからオイルを塗りましょう。
毎日継続して塗る
ネイルオイルは、毎日継続して使うことで効果が出ます。ですが、爪に不調が現れた時だけしか塗らないという方も少なくないでしょう。
顔や体が乾燥してカサカサしている時は、爪も同じように乾燥しています。
顔に化粧水や乳液を毎日つけるように、爪にもネイルオイルを使って毎日ケアするのがベストです。
塗った後は自然乾燥させる
ネイルオイルをつけた後、ついついオイルのベタつきが気になって拭き取ってしまいたくなる方もいるかもしれせん。
ですが、ここは拭き取るのを我慢してください。
なぜなら、拭き取ってしまうとネイルオイルの成分が浸透せず、せっかくの効果が期待できなくなってしまうからです。
ネイルオイルを塗った後は自然乾燥させるのがポイントです。
マッサージも取り入れる
ネイルオイルをつけたら、爪を軽く揉むようにマッサージしましょう。
爪やその周りの血流を良くすることで、健康な爪が生えたり、爪周辺の皮膚のターンオーバーが整ったりもします。
そうすれが二枚爪になりにくく、ささくれなども生じにくくなるでしょう。
ネイルオイルを使う際の注意点
ネイルオイルを使う際にいくつか注意しなければならないポイントがあります。
特に、他アイテムと併用する場合に順番を間違えてしまうと、オイルの浸透性を妨げたり、ネイルの仕上がりに影響を与えたりしてしまうことがあります。
ネイルカラーやジェルネイル前には使用しない
成分の性質上、ネイルカラーやジェルネイル前にネイルオイルを使用してしまうと、ネイルカラーやジェルネイルを弾いてしまい、ムラ塗りになったり剥がれやすくなったりする原因になります。
ネイルオイルはネイルカラーやジェルネイルを使用した後に使いましょう。
うっかり、ネイル前にネイルオイルを使用してしまったら、除光液を含ませたコットンで優しくオイルを拭き取れば大丈夫です。
ハンドクリームと併用するときはネイルオイルを先に塗る
ハンドクリームとネイルオイルを併用している方の中には、どちらを先に塗れば良いか迷う方もいるでしょう。
この場合、成分上の兼ね合いから、先にネイルオイルを塗ってからハンドクリームを塗るのをおすすめします。
爪にネイルオイルをしっかり浸透させてからハンドクリームをつけ、成分が逃げないように閉じ込めましょう。
ネイルオイルの選び方
ネイルオイルはさまざまな種類があります。
ほとんどは保湿メインですが、「成分・形状・香り・テクスチャ」はそれぞれの製品で違いがあります。
自分の生活スタイルや、爪状態によってセレクトしましょう。
成分で選ぶ
ネイルオイルに使用される主な成分は、ホホバオイルなどの植物系が多いです。また、爪のキューティクルを守る効果の高いビタミン、ケラチンなどが配合されているオイルもあります。
その時の爪の状態や季節に合わせた成分のネイルオイルを選ぶのもいいでしょう。
形状で選ぶ
爪や指先のように小さな面積にオイルを塗るためには、その部位の大きさや質感に合った形状をセレクトしましょう。
ここでは、ネイルオイルに多く見られる4タイプをご紹介します。
- マニキュア(ハケタイプ)系
セルフネイルに慣れている人であれば、量を加減しやすいハケタイプが使用しやすいでしょう。
特にマニキュアを頻繁に使用する人なら、同じ構造なので使いやすいといえます。 - ペンタイプ系
ペンやチップの形状をしているので、外出先でも気軽にケアできます。細かな部分にも成分が届き、持ち運びにも便利です。 - ロールオン系
爪の根元あたりにロール部分をおいて、コロコロと軽く転がすだけで簡単にネイルケアができます。均一につけられるのがロールオンのメリットです。 - スポイト系
美容液のように1滴、2滴爪に垂らすような感覚で使用します。植物成分配合のものや、爪だけでなく顔や体にも使用できるタイプもあります。
ただし持ち運びの面などで、初心者の方には難しく感じることがあるかもしれません。
テクスチャで選ぶ
ネイルオイルはオイルというだけあって、つけてすぐは粘性があります。ですが多くの場合では、成分が爪に浸透すればサラッとしたテクスチャに変わります。またオイル濃度は製品によって異なるため、テスティングなどで質感を比較してみるといいでしょう。
におい・香りで選ぶ
ネイルオイルは末長く使用し続けたいアイテムです。自分好みの香りやリラックス効果の得られるハーブ系オイルをセレクトすれば、途中で飽きることがありません。
自分好みの香りのオイルを何種類か揃え、気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。
通販で人気のおすすめネイルオイル5選
通販で人気のおすすめネイルオイルをご紹介します。爪や爪周囲の皮膚トラブルでお悩みの方は特に必見です。
毎日のネイルケアにプラスするだけで、健康的で美しいネイルが楽しめます。
ネイルケアの時間が待ち遠しくなるようなピーチの香り。つけるだけでネイルカラーの速乾性を高め、爪の隅々まで潤いを与えてくれます。
多忙な朝のネイルケアにも最適です。
メーカー | タミーテイラー |
---|---|
容 量 | 7ml |
香 り | ピーチ ※他の香りは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
成 分 | ホホバ油、アロエエキス、ビタミンA&E、香料、赤色225号 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00063406 |
粘着性の高い宮古島産のアロエベラ成分が配合されたネイルオイル。爽やかなフルーツの香りが、さわやかな気持ちにしてくれます。
ハケタイプの形状なので、爪の隅々まで満遍なく成分が行き渡るように塗れるのがポイント。天然成分にこだわる方にもおすすめです。
メーカー | シェリーシピ |
---|---|
容 量 | 7.5ml |
香 り | ストロベリーローズ ※他の香りは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00113230 |
外出先でも使用しやすいペンタイプなので、気軽に指先のケアができます。マッサージと併用すれば、爪の発育を促して、乾燥による爪トラブル対策にもなるでしょう。
メーカー | プリアンファ |
---|---|
ブランド | プリジェル |
容 量 | 4.5ml |
香 り | ココナッツ ※他の香りは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00111720 |
アーモンド油、アロエベラなどの保湿成分が、爪や爪周囲の皮膚に潤いを与えてくれます。
ネイルオフ後の乾燥や割れ対策などにもぴったりです。
メーカー | 滝川 |
---|---|
ブランド | アクセンツ |
容 量 | 15ml |
香 り | スイートアーモンド | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00085854 |
ドライフラワーが入った可愛らしいボトルは、インテリアやプレゼントとしても最適です。
保湿効果はもちろん、オレンジの他にもいろいろな香りがあるので、気分や好みに合わせてチョイスできるように、いくつか揃えてみるのもいいかもしれませんね。
ブランド | ベリンダ |
---|---|
容 量 | 12ml |
香 り | オレンジ ※他の香りは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
成 分 | ミネラルオイル、酢酸トコフェロール、香料、セイヨウニワトコ花 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00097691 |
ネイルオイルをプラスしてトラブルのない指先へ
綺麗に仕上がったネイルは、キーボードを叩く指先や、手の振る舞いまで美しく見せてくれます。
ですが、爪や指の皮膚は身体の中でもデリケートな部位。手洗いや、アルコール消毒などでついつい荒れがちです。そのため、顔や体を念入りにケアするように、爪もしっかりケアしてあげましょう。爪が健康的になってネイルのおしゃれも充実してきます。
そんなネイルケアの支えになってくれるのが、今回ご紹介したネイルオイルです。ネイルオイルの要点や注意点をしっかり頭に置いて、いつもよりも映えるネイルのおしゃれを楽しんでくださいね。
美通販.comで
あなたも仕入れ価格でお買い物
美通販.comは美容機器から美容用品、サロンで扱う商品はもちろん、食品から便利品までなんでも揃う通販サイト。お客様の多くは美容関係者さまですが、クリニックやトリマー、マッサージやネイルなど講習を受け、ディプロマ等があれば会員になれます。ぜひお問い合わせください。サロン登録でも、個人登録でもOK!!
ヘアケア商品や化粧品などサロン専売品が卸値で買えるのでとってもお得。