30代から40代以降の女性のヘッドスパへの関心はとても高い。
彼女たちが求めているものはなんだろう?
そして、高い関心のわりには「ヘッドスパ」を繰り返し、または定期的に受けている人はそこまで多くない。
そのわけは?
ヘッドスパでお客様のベネフィットって何なの?
「理、美容室の売り上げたいならヘッドスパ!だったら体感させて欲しいんです」でも述べたように、お客様は効果が実感できないと満足しない。
その効果とは…、
髪の色艶とかももちろんそうなんですが、
お客様がヘッドスパに期待する1番の効果は癒されること。
そう、気持ち良さが欲しいのです。
それによって得られるリラクセーション効果により、体がほぐれたり軽くなるなどの効用がある。
だからこそ、半端な技術ではダメなんです!
リピートしてもらうには、言葉でお誘いするのではない。
体に覚えさせるのだ!
このリピート効果は絶大です。
そのためには確かなヘッドマッサージ技術を習得することが大切。
その技術が本物なら、施術中も施術後もお客様を満足させることができる。
お客様にとってのベネフィットとは、癒し
さらに「ヘッドスパ」とカラー、「ヘッドスパ」とカットなど、他のメニューをオーダーして頂いた場合は、カラーやカットを10%OFFなどとすると、お客様はよりベネフィット(満足感やお得感)を得られるはず。
ヘッドスパおすすめメニューと商品
ヘッドスパに興味を抱くお客様のパターン分けをするといい。
というのも、お客様には2パターンあると考えられるからだ。
1つは…、
本格的に時間とお金をかけ、ホリスティック的な効果を求めるお客様
このタイプのお客様には、対面しながら丁寧なカウンセリングを行う必要があり、施術前と後の効果をより実感、確認して頂けるような工夫も必要だ。
例えば、頭皮の写真を撮って見せたり、鏡を見て施術前後の差を一緒に確認するなど…。
もう1つのタイプは….,
気軽にヘッドスパを楽しみたいお客様
お金も時間もお手軽に癒されたい人。
マッサージとプラスアルファの施術のみで、カウンセリングに時間をかけるとかえって億劫がられてしまう可能性も…。
おすすめ施術の流れ
《ホリスティックな施術の場合》
- カウンセリング
- 髪や頭皮の悩み、現状のチェック
施術前の髪や頭皮の状態を一緒に確認する。
マイクロスコープなどあると良い。 - プレマッサージ
- 座った状態で軽いマッサージ。
頭部、頸部、背中、肩をまんべんなく。
リンパドレナージュの技術など取り入れるのもひとつ。
この時点から癒しへと誘う。 - プレシャンプー
- シャンプーが必要な場合はこのタイミングで。
- 炭酸クレンジング
- 炭酸水を全体に流しながらの施術。
マッサージブラシまたは両手で強弱をつけながらの程よい圧でマッサージする。
十分な時間をかけてあげる。
照明を落としたり、BGMなどにも癒しを体感できる工夫をすると良い。 - プラスアルファの施術
- トリートメントや生薬など
サロンの特色を活かしたメニューをプラス。
ミストで保湿したりアロマを取り入れたり…。
ハンドマッサージなども可。 - アフターカウンセリング
- 施術後にお客様と一緒に効果を確認。
ホームケアのアドバイスやおすすめ商品もご紹介する。
施術時間は1時間ほど。
高価格設定だからこそ、お客様が満足感を得る、十分な時間をかけなければならない。
ヘッドスパ単体のお客様の獲得も目指したい。
《クイックお手軽施術の場合》
- シャンプー
- いつものではなくスパ用を準備。
- 炭酸水マッサージ
- 炭酸水を流しながらのマッサージ。
- トリートメント
- お客様の髪の状態に合わせてセレクトする。
お手軽の場合は30分以内の施術にし、その分価格設定も低くする。
他のメニュー(カットやカラー)との併用がメイン。
客単価UPに繫がるので、クイックだからといってマッサージに手を抜いてはいけない。
ここで技術力、効果を体感してもらえれば、次回は本格的に…と再来店にも結びつく。
以上、簡単な施術の流れを説明しみましたが、
ヘッドスパ技術やマッサージの知識は自分自身で高めることもできますが、
ディプロマなどを取得するとさらに説得力も強まるし、自分の技術に自信が持てるようになる。
講習などに積極的に参加しましょう。
一度、基礎を学べは、そこから先は独自のテクニックやさらなる効果を探るなど、自力で技術力を上げることも可能。
ヘッドスパに最適な商品
シャワー循環セブン
コスメシャワー
SSヘッドスパタブレット 50個入
SSヘッドスパブラシ
ヘアワン ホホバ
集客や平均客単価UPを目指させるヘッドスパ。
予想以上に簡単に導入できると思いませんか?
もちろん導入前のトレーニングは必要ですが、特別な機器は必要なし。あなたの腕さえあればいい。
あなたのサロンならではの特色を活かした施術を考え、他店との差別化もはかれるはず。
癒しを体感させる!
お客様のニーズに合った新しい『ヘッドスパ』メニュー。
あなたのサロンでも考えてみてはいかが?