最近ではマツエクを付けている女性が増えています。マツエクはネイルやヘアカラーと違ってセルフでは難しいので、基本的にサロンでアイリストに施術をしてもらうものです。そういった意味で、資格を取得して、需要の高いアイリストになるのはメリットが大きいと言えます。アイリストになるために必須な資格について解説します。
Last Updated:2020/12/7
アイリストの資格
アイリストになるために必須な資格は、少し意外に思うかもしれませんが、美容師免許です。美容師は基本的に髪の毛への施術、アイリストはまつ毛への施術を行うので無関係のように思いがちですが、”美容師”という言葉からもわかるように、美容師は美容全般を扱う職業です。
アイリストになりたいなら、美容学校を選ぶ時にマツエクの技術を学べて美容師免許も取得できるコースがあるかを重視すると良いでしょう。美容師免許は国家資格なので、2年間の通学または3年間の通信教育が受験資格となります。
通信教育は基本的に自宅での学習がメインとなるので不安に思うかもしれませんが、実は1年間に数回程度は通学でレッスンを受けることが必要となります。自宅での学習で完結しないので、事情があって毎日通学をすることが難しいという方は、通信教育も視野に入れて、まずは美容学校に資料を請求してみてください。
美容師免許の取得方法は通学または通信教育の2種類
美容師免許の取得方法は2種類あり、2年間毎日学校に通う通学コースと、3年間かけて課題を提出したり1年間に数回程度通学する通信教育のコースがあります。
通学コースは2年間で費用が数百万円かかりますが、しっかりと技術を身につけられるメリットがあり、逆に通信教育のコースでは3年間で費用が数十万円からとリーズナブルなので、毎日学校に通うことができない人も美容師やアイリストを目指すことができます。
アイリストを目指している人にとって、美容学校で美容師免許取得とマツエク技術のディプロマの発行を受けることが同時にできるのは効率が良くて嬉しいですよね。
アイリスト検定
アイリストに必ず必要な資格は美容師免許ですが、もちろんそれだけではアイリストの技術を認めてもらう材料としては弱いと考える人もいるでしょう。なぜなら、美容師免許の範囲は広く、美容師免許を取得する人の中で最も多いのが、ヘアに関する仕事をすることを目指して資格取得を行うからです。
だからこそ、アイリストを目指す方におすすめなのがJEA日本アイリスト協会が運営するアイリスト検定です。アイリスト検定は自分の技術力を確認できるだけでなく、セミナーなどの勉強会の実施、美容関連企業や公的機関との連携など幅広い活動を行っています。
公式サイト:JEA日本アイリスト協会
美容師免許を取得したうえでアイリスト検定に合格したことを履歴書に記載すると、アイリストを募集している美容院やマツエク専門店では即戦力になることを期待して採用の確率も高くなります。JEA日本アイリスト協会の会員になると検定料も安くなったり、色々な情報が受け取れるといった特典もあるのでお得です。
アイリスト検定の資格は3級から認定講師まで
アイリスト検定は個人と法人に分かれていて、3級から1級までが取得できます。3級は18歳以上であれば誰でも受験可能ですが、2級からは美容師免許が必須となり、さらに1級では会員ではない人の受験は不可となっています。つまり、アイリストとして働くために取得するべきなのは、2級以上の資格だということになります。
3級の資格は個人の趣味として取得することはできますが、アイリスト検定3級の合格だけではアイリストになる資格がないので注意しましょう。
その他にも、日本アイリスト協会の認定講師を目指したいという方は、認定講師試験の受験を検討してみるのも良いでしょう。
中卒でもアイリストになれる?
中卒だと就くことができる職種が絞られ、高卒以上よりも就職をするのに苦労するイメージがあります。アイリストもそのような職種と同じように、「中卒だと就職が難しいのでは」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はアイリストは中卒でも目指すことが可能な職業です。
ただし、中卒だと高卒以上と比較して就職までの過程でスムーズにいかないケースもあるようです。まずはどんな時に中卒だと不利になるのか、そしてその対策はどうするべきかを覚えておきましょう。
美容師免許の取得には年齢による縛りはない
中卒でもアイリストを目指せる理由としては、美容師免許の取得に年齢の縛りがないことが挙げられます。つまり、高卒から美容師免許の取得を目指しても、高等専修学校に通っても良いということになります。
高等専修学校の場合には、高校卒業と同等の資格と同時に美容師免許の国家資格の受験資格も得ることができます。さらに、高等課程の認可を受けた美容学校は、美容学校でありながら通常の高校で学ぶ教科を同時に学ぶことができるメリットがあります。
高卒以上の学歴が求められるなら高等学校卒業程度認定試験を
美容師免許を取得するためには、高卒以上の学歴であることは必須ではありませんが、やはり高卒程度の学歴や学力を求められる美容学校もあります。そのような美容学校を希望する場合には、高等学校卒業程度認定試験を受けて美容学校の受験資格を得るのが良いと言えます。
高等学校卒業程度認定試験というのは、高校を卒業できなかった人が高卒の人と同じ程度の学力があるかを認定するために行われる試験です。この試験に合格すれば、大学や専門学校を受験する資格を与えられることになります。
したがって、高等学校卒業程度認定試験を合格すれば、一般的な中卒よりも選択肢が広がり、自分が行きたい美容学校に合格する確率も高くなるでしょう。
就職でも美容師免許が取得できれば中卒は不利ではない
中卒だと不利なように感じる就職活動ですが、専門的な職業である美容師やアイリストでは、学歴が高くなくてもそんなに大きな問題にはなりません。アイリストになりたくて就職活動を行う人が気にしなければいけないのは学歴ではなく、美容師免許を取得済かどうかという点です。
極端に言えば、マツエク専門店が雇いたいのは無資格の大学院卒業の人よりも、中卒で美容学校に通い美容師免許を取得した人だということになります。したがって、中卒でアイリストになることは不利ではなく、技術があれば何の問題もないと言えます。
ただし、中卒で資格をもっていない人は不利になるので、中卒の人がアイリストになりたいと思うのならば、まず資格取得をして、それから就職活動を始めたほうが無難です。
アイリストデビューにおすすめのキット
アイリストデビューをしてお客様に施術をする前に、キットを使って必ず練習をする必要があります。
アイリストはお客様に綺麗になってもらえるやりがいのある職業ですが、目に近いところを施術するといった意味での危険もあります。安全に施術を行うためにも、必ず自宅での練習を重ね、実務で失敗しないような技術を身に着けていくことが大切です。
アイリストとして活躍する前に購入しておきたいスターターキットとしては、次の商品がおすすめです。
※グルー、クリームリムーバー、クリーナーなどの購入時には、美容師免許、美容学生書・ディプロマ、受講歴のいずれかの報告が必要になります。
まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について(PDF資料)|厚生労働省

まつ毛エクステンションによる安全性の確保について(PDF資料)|厚生労働省

後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害(PDF資料)|国民生活センター


アイリストになるための第一歩として使いたい、スターターキットです。練習に必要不可欠なものが10点揃っているので、まずはこれを活用して自信を身につけましょう。
メーカー | ラッシュコレクション |
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価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 101712 |
アイリストを目指すなら美容師免許の取得を
最近ではマツエクの需要も増え、アイリストの就職先も増えてきました。そういった意味では、美容師免許を取得していて、かつアイリストとしての技術があるような人は、美容院やマツエク専門店など幅広い場所でその知識や技術を活かすことができるでしょう。
将来アイリストになりたいと思うのなら、まずは美容学校に通って必須とされている美容師免許の取得を目指しましょう。そして、それと同時にアイリストになるために必要な勉強をしたり、アイリスト検定に合格することがアイリストになるための近道となります。

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