メンズ 髪色

【メンズの髪色】定番、おすすめ、目的別ヘアカラー15選HC22

メンズのような髪が短いヘアスタイルは髪色が重要です。
髪の長い女性だと、髪色は変えずに髪型だけでも変化を楽しめます。
しかし、メンズだと短髪なため変化が付けづらく難しいです。
そのため、髪型と並行してヘアカラーでも変化を付ける必要があります。
そこで今回は『【メンズの髪色】定番、おすすめ、目的別ヘアカラー15選』というテーマでシェアをします。

メンズの髪色の選び方


メンズが髪色を選ぶときの基準はさまざまです。
そこで基準をわかりやすくするために、6つのカテゴリーに分けてみました。
ヘアカラーを決める目安にしてもらえると嬉しいです。

自分の顔立ち・肌色に合った髪色を選ぶ

あなたは自分の顔立ちや肌色を見てどのように感じますか?
濃い顔や薄い顔など、いろんな感想があると思います。
肌の色だったら、色黒の人や色白の人もいます。

メンズの髪色を選ぶ際に顔立ちや肌の色からヘアカラーを決めてみませんか?
簡単にあなたにぴったりなヘアカラーを見つけることができます。
基準を説明すると以下のような感じです。

濃い顔、色黒の肌の人 アッシュのような寒色系
薄い顔、色白の肌の人 イエローやピンクのような暖色系

もちろん、すべての人がこれに当てはまるわけではありません。
メンズの髪色を決めるときの参考にしてください。

髪質で選ぶ

メンズの髪色を髪質で選ぶのもありです。

例えば、髪が細い方はヘアスタイルが軽く見えますし、逆に髪が太い方はヘアスタイルを重たく感じる傾向が強いです。
このように髪質は、ヘアスタイルに大きく影響を及ぼします。

そして、自分自身の髪質を理解するのは素人さんでは難しいです。
メンズの髪色を髪質で選ぶなら、自己判断をするのはやめましょう。
担当の美容師さんと相談しながら決めるのがベストです。

美容室に行ったら以下の2つを質問してください。

  • 自分自身がどんな髪質をしているのか?
  • 染めたい髪色は髪質に合っているか?

髪の知識を持っている美容師さんなら、ちゃんと答えてくれます。
髪質によっては、ヘアカラーが染まりづらい人もいるので重要な質問です。
担当の美容師さんに相談をして、自分自身の髪質を理解するようにしましょう。

なりたい雰囲気から選ぶ

なりたい雰囲気とは、ここではネットやSNSで画像を検索して「こんな雰囲気の髪色にしたい」と選ぶことを指しますが、なりたい雰囲気から髪色を選ぶのは危険です。
なぜなら、なりたい雰囲気から選ぶ方法は非常に抽象的だからです。

抽象的なイメージでメンズの髪色を選ぶと失敗する可能性も高くなります。
どうしても雰囲気重視で髪色を決めたいなら、1つだけ注意点を守って欲しいです。

それは髪の長さだけは自分と同じ長さの人の写真を選ぶことです。

同じ髪の長さの人から、雰囲気で選ぶと失敗しづらくなります。
例えば、なりたい雰囲気の髪色の方の髪がロングだとします。
その画像を見て、短髪のメンズが同じ髪色にすると、思っていたものとかなり違う印象になってしまうことが多いです。

それほど髪の長さが違うとイメージが変わってくるんです。
なりたい雰囲気でメンズの髪色を選ぶなら、髪の長さだけは合わせるようにしましょう。
このポイントさえ守れば、大きな失敗はないです。

明るめの髪色か、暗めの髪色

メンズの髪色を選ぶときに「明るめと暗めのどちらが好きか?」を先に決めましょう。
ちなみに初めてヘアカラーをするなら、最初は暗めがおすすめです。
なぜなら、地毛の黒から一気に髪を明るくすると髪色だけ浮いて見えやすいからです。

そうならないためにも、最初は暗めからスタートしてください。
そこからだんだんと明るい髪色に染めると、似合わせもしやすいです。

さらに、髪色が及ぼす影響は洋服にもあります。
急激に髪色を変えると、手持ちの洋服とのバランスも悪くなりやすいです。
まずは暗めに染めてから、明るいカラーという順番で染めていきましょう!

社会人なら会社や仕事も考慮して選ぶ

社会人の方は、髪色を自由に選ぶのは難しいです。

特にブリーチを使った髪色は、ほぼ無理と言えます。
例えばブリーチを使った結果、美容室では明るすぎず素敵な感じに染まったとします。
しかし、ブリーチをした髪は1週間で金髪近くまで色落ちしてしまうんです。

色落ちして金髪になってしまっては、会社に行けません。
その結果、黒染めをする羽目になります。
ブリーチによる色落ちを考えると、社会人の方はブリーチなしが無難でしょう。

もちろん、メンズの髪色が自由な職場の人は派手髪もありです。
ブリーチを使った派手髪にするなら、退色防止のカラーシャンプーを使うようにしましょう
カラーシャンプーを使うことで、髪色をより長く楽しめます。

人気・流行の髪色から選ぶ

メンズの髪色を決める上で最も多い選び方だと思います。
人気の髪色を調べるなら、インスタグラムで検索するのがおすすめです。

「#メンズヘアカラー」みたいにハッシュタグ検索すれば人気の髪色が出てきます。

ただし、インスタグラムで検索するときに注意点もあります。
それはインスタグラムにアップされているメンズの髪色は、ほとんどブリーチをしていることです。
そのため、ブリーチができないメンズにとっては参考になりづらいかもしれません。

ブリーチなしカラーに要注意

メンズの髪色をSNSで検索するときに「#ブリーチなしカラー」で探す人って多いです。
ブリーチなしカラーで検索すると、透明感の高い髪色などが結構出てきます。
特にブリーチができない社会人の方は、ブリーチなしカラーで検索した経験はありませんか?

実はこのブリーチなしカラーって注意が必要なんです。

ブリーチなしカラーで検索して出てくる髪色は、ブリーチしている場合が多いからです。
これを聞いて「えっ?ブリーチなしって嘘なの?」と思う方もいるかもしれません。

ネット検索で出てくるブリーチなしカラーにはトリックがあるんです。
そのトリックがこちら。

  • 今回はブリーチしていないだけで前回、ブリーチをしている
  • ブリーチはしていないが、そもそも色がかなり抜けている

メンズの髪色をブリーチなしカラーで検索するなら、あまり当てにしない方が良いです。
または、ブリーチなしカラーを発信している美容室に一度問い合わせてみても良いかもしれません。

このブリーチなしカラー問題は、サロンワークでも非常に多いです。
読者の方は注意しておきましょう。

定番のメンズの髪色


ここでは定番のメンズの髪色を紹介します。
派手なヘアカラーよりも王道の髪色を楽しみたい人におすすめです。
特に初めてヘアカラーをする人には、参考になると思います。

黒色

黒色は地毛という意味ではなく、黒に染めた髪色のことです。
人の地毛は、100%の黒色ではありません。
少しだけ茶色っぽさがあります。
そのため、地毛の黒と染めた黒では髪色が違うんです。

黒に染めるとヘアスタイルが全体的にしまって男性らしさが増す効果もあります。
しかも、黒色は似合わせが簡単です。
黒の髪色が似合わない人は、ほとんどいません。
男性っぽさを出すなら、黒色はおすすめの髪色です。

ブラウン系

ブラウン系はどんな人でも似合う万能の髪色です。
肌の色と近いブラウン系は、染めても自然に馴染んでくれます。
先ほど紹介した、黒色と同じで似合わせもやりやすいです。
メンズの髪色をブラウン系に染めても、失敗することはほとんどありません。
さらに黒色よりもブラウン系は、柔らかさを演出してくれます。
そういった意味でブラウン系は、初めてヘアカラーをされる方にもぴったりです。

アッシュ系

アッシュ系はメンズの髪色の中でも一番人気です。
特徴としてくすみ感のあるブラウンに染まってくれます。
あまり茶色っぽい色が好みでない人は、アッシュ系で染めると良さそうです。
どんな髪色に染めるか悩んでいるなら、アッシュ系にすれば間違いありません。

マット系

マット系はアッシュ系と同じく、くすみ感のある髪色に染まってくれます。
ただ1点だけアッシュ系と違うのは、赤みを抑える効果が高いということです。

日本人の髪は赤みが出やすい特徴があります。
そのため、赤みが邪魔して透明感のある色に染まりづらいです。
読者の中で美容室で染めても、常に赤茶っぽく染まってしまう人はいませんか?

原因は日本人特有の赤みが出やすい髪質のせいだったんです。
赤みを抑えたい人は、積極的にマット系で染めてみましょう!

ブリーチのみ

お客様の中には、ブリーチのみをオーダーされる方もいます。
ブリーチのみで髪色を楽しむには、透明感のある金髪にする必要があります。
ブリーチ1回だとオレンジっぽい金髪になり、透明感が出ません。
透明感のない金髪は、セルフカラーでブリーチした色みたいで微妙です。
できるならブリーチを2回して、オレンジっぽさを飛ばしましょう。

しかし、髪のダメージが気になってブリーチを何回もしたくない人もいるはずです。
そんなときは、1度ブリーチした髪にムラシャンを使ってあげるのがおすすめ!
ムラシャンは黄ばみを抑えて、透明感を出してくれる効果があります。

ブリーチのみをされる方は、ムラシャンを使うようにしましょう。

おしゃれ度アップ!人気のメンズの髪色


ここでは、ブリーチありのメンズの髪色を紹介します。
ブリーチをするだけで、可能な髪色が2倍以上に広がります。
SNSなどでアップされている、メンズの髪色のほとんどがブリーチありです。
ブリーチを使った髪色を希望の方は参考にしてみてください。

ベージュ系

ベージュ系は、ミルクティーのような髪色です。
ブリーチなしと比較しても、まろやかさのある髪色になります。
先ほど紹介した、ブラウン系の上位互換的なポジションです。

ブラウン系同様、似合わせもしやすい髪色です。
また、ベージュ系はブリーチ1回でもキレイに染まってくれます。
そのため、髪へ無駄なダメージを与えずに済みます。
ダメージが少なく似合わせも簡単なので、初めてブリーチをする人におすすめしたい髪色です。

グレージュ系

グレージュ系の髪色は、とにかく透明感がすごいです。
アッシュの数倍、透明感のある髪色になります。

その代わりにブリーチでしっかり脱色しないと染まりません。
ブリーチが甘いと、緑っぽく発色するので注意!
メンズの髪色をグレージュ系に染めるなら、ブリーチを2回すると確実です。
グレージュ系は、美容師さんのテクニックが必要になってくる髪色と言えるでしょう。

レッド系

レッド系は必要最低限のブリーチで染められます。
彩度の高いレッド系は、非常に染まりやすい特徴があるんです。
そのため、ブリーチ回数が多いヘアカラーで髪を傷めたくない人にぴったりです。

ピンク系

ピンク系はブリーチ1回だと濃いめの色しか入りません。
SNSによくアップされているような、薄くて淡いピンク系はブリーチが2回必要です。

さらに薄くて淡いピンクは、1週間でほとんど色落ちしてしまいます。
メンズの髪色でピンク系で染める場合は、色落ちが遅くなるように濃いめ入れるのがおすすめです。

ゴールド系

ゴールド系は金髪とは違います。
ゴールド系に染めると、蛍光色のように発色してくれます。

カラーシャンプーなどを使うと、透明感のある髪色のキープが可能です。
ブリーチ回数は、1回で十分です。
ぜひ、メンズの髪色でゴールド系に染めてみてください。

髪型・目的別おすすめの髪色

ヘアカラーは髪型との相性も大きいです。
さらに目的別に染めたい色を決めるのもありです。
ここではシチュエーション別におすすめの髪色を紹介していきます。

モテ・好感度を狙うならブリーチなしの暗め

ブリーチを使うと個性的な髪色ができるようになります。
しかし、派手すぎる髪色は自己満足で終わる可能性も高いです。
モテや好感度を狙うなら、周囲から共感を得られやすい髪色が良いです。

ブリーチなしの暗めの髪色なら、派手髪になりすぎません。
まずはブリーチなしで染めてから、ブリーチありのヘアカラーに移行するのがおすすめです。

白髪を隠すなら銀髪

白髪を隠すなら、一般的には白髪染めを使います。
白髪染めは白髪をキレイに染めてくれる反面、髪色が暗くなるデメリットがあります。

そんなときは、銀髪に染めると良いです。
メンズの髪色を銀髪にすると、白髪と馴染んでくれます。
その結果、白髪が見えなくなるんです。
髪色で遊びながらも、白髪を隠せるので一石二鳥と言えます。

就活中でもOKな髪色はダーク系アッシュ

社会人や就活中の方は、派手髪にはできません。
そこでおすすめなのが、ダーク系アッシュです。
ダーク系アッシュは、明るさが地毛と近いです。

そのため、社会人や就活生でも楽しめる髪色と言えます。
しかし、ダーク系アッシュは染める際に注意点もあります。
それは地毛から染めても色が分かりづらいことです。

ダーク系アッシュに染めるなら、髪色が明るい状態からするようにしましょう。
そうすると透明感のあるダーク系アッシュに染まります。

パーマに合わせるならスモーキーアッシュ

パーマをかけている人は、寒色系がおすすめです。
寒色系の中ならスモーキーアッシュに染めてみてはどうでしょうか?
通常のアッシュよりもくすみ感が強い特徴があります。

短髪(ベリーショート)なら個性的・派手カラーも決まる

短髪(ベリーショート)の方は、思い切って個性的な派手カラーがおすすめです。
なぜなら、メンズは髪が短いため傷んでも範囲が狭いからです。
さらにカットすれば、傷んでる部分もすぐになくなります。
そのため、短髪(ベリーショート)はブリーチのリスクが限りなく少ないと言えます。

美容師さんと相談して髪色を決めたいときは


お客様の中には、髪色が決めきれず美容師さんと相談をしたい人もいます。
もし、これから美容室でメンズの髪色を相談する人は必見です。
これから紹介する内容を覚えておくだけ、髪色の相談がしやすくなります。

自分の年齢や属性を伝える

美容室に行ったら、以下の3つを伝えましょう。
メンズの髪色を決めるために重要です。

  • 年齢
  • 学生か?社会人か?
  • ヘアカラーの来店周期

この記事で何度もお伝えしてる通り、社会人だとブリーチを使ったカラーは難しいです。
ブリーチの有無がわかるだけでも、カラーのカウンセリングの仕方が変わります。

さらにヘアカラーの来店周期も伝えておいたほうがいいです。
美容室でキレイに染めても、髪色は1ヶ月も経過すれば色落ちします。

色落ちした髪をほったらかしにすると、清潔感もなくなり悪印象です。
特にハイトーンカラーほど、色落ちすると根元のプリン部分が目立ちます。
美容室に行ったら、先ほど挙げた3つのことは必ず伝えるようにしましょう。

好みを伝える

美容室でカウンセリング中に、染めたい髪色の好みを伝えると思います。
このときに大事なポイントがあります!

それは事前にメンズの髪色で染めたい画像を3枚以上は持って行くことです。
美容師さんは、お客様を担当するための持ち時間が決まっています。
そのため、いつまでもカウンセリングをするわけにはいきません。
事前に好みの髪色を持って行くと、スムーズにカウンセリングができるようになります。

画像があるとイメージの共有がしやすいので、必ず持って行くようにしましょう。

好みでない髪色の画像を持って行く

先ほど美容室でカウンセリングがスムーズに進むように、好みの画像を3つ持って行った方が良いと説明をしました。
美容室で絶対に失敗したくないなら、実はなりたくない髪色の画像も持って行った方が良いです。
意外とみなさんしていません。

メンズの髪色でなりたくない画像を持っていくことで、失敗の可能性がぐんっと下がります。

希望は具体的に伝える

メンズの髪色を決めるなら以下のような、抽象的な伝え方をしてはダメです。

  • 艶のある髪色
  • 透明感のある髪色
  • 傷んで見えにくい髪色

見て分かる通り明確な髪色を伝えてません。

これだと担当する美容師さんは、どんな髪色を提案していいのか迷ってしまいます。
具体的に説明するのが苦手な人は、カラー画像を持って行くようにしましょう。
そうするだけでもイメージの共有ができます。
持って行くのは、この2つです。

  • メンズの髪色で好みの画像を3枚
  • なりたくない髪色の画像を3枚

これらを持っていけば、担当する美容師さんもヘアカラーがやりやすくなります。

選び方を抑えて、メンズの髪色を楽しもう

今回のテーマ「【メンズの髪色】定番、おすすめ、目的別ヘアカラー15選」についてまとめていきます。

  • 黒色、ブラウン、ベージュは似合わせがやりやすい
  • 社会人の方はブリーチなしカラーがおすすめ
  • ブリーチをする際は色落ちのことも考える
  • ブリーチなしで検索して出てくる画像は当てにしない
  • 美容院には染めたい画像を3枚以上持って行く
  • 美容院での失敗を防ぐにはなりたい画像も持って行く

メンズの髪色の決め方には、さまざまな方法があります。
今回、紹介した中で自分に合った方法が見つかると嬉しいです。
 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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