美容室 ネイル

美容室でネイルも併設したいときも届け出は必要?同時提供する際の注意事項

多くの美容室はヘアのみのサービスを提供していますが、中にはネイルサロンを併設している美容室もあります。ネイルもヘアと同様にお客様に人気がありますが、美容室と併設するべきなのでしょうか。
美容室でネイルを併設する時に経営者が把握しておくべき注意点や、ネイル併設の美容室で働きたい人が気を付けるべき点についてご説明します。

美容室でのネイルは美容師でなければ施術はできない?

美容室でのネイルは美容師でなければ施術はできない?

ネイリストであれば「美容室でもネイルの施術ができるのではないか」と思う人も多いかもしれません。しかし、意外なことにネイルの資格の1級を取得していても美容師でなければ美容室で施術をしてはいけないという決まりがあるので、美容師の資格をもっていない人は”美容室”でネイルの施術をすることはできません。

これは、美容室が”美容所”としての届出をしなければいけないことが大きく関係しています。例えば、同じ美容業界でもこれがエステサロンであれば問題ないことが、美容室では違法になってしまうということに注意しましょう。

美容室では美容師の資格のない人がお客様に触れることは禁止されています。それは美容室のスペースを使ってネイルの施術をするスタッフについても同じことが言えます。したがって、美容室はネイルの施術も美容師の資格を持っていてネイルのメニューをプロとして提供できるスタッフに担当させなければいけません。

美容室でネイルも同時施術するなら

美容室でネイルも同時施術するなら

美容室でネイルを同時施術するのはお客様にとっては時間の節約ができ、効率が良いというメリットがあります。また、美容室にとっても幅広い美容メニューを提供でき、ネイルサロンを探しているお客様の集客も見込めるということは良いことですよね。

美容室や美容師がネイルを併設してサービスを提供する時のポイントは次の3つです。

ネイリストとしての資格を習得する

美容師は専門職なので、美容師になりたいと思ったら専門学校などで学び、国家試験を受けます。

専門学校では日中に通学する学校の場合でも2年と学ぶ期間が短く、その間に国家試験に合格するための知識や技術を詰め込まなければいけません。その中には通常ネイルは含まれていないので、美容室でネイルも担当したい人はネイリストとしての資格を習得することでネイルを効率良く学ぶ必要があります。

美容室とネイルのようにそれぞれの事業を行うために、届出もそれぞれ出す必要があるサロンのことを重複届出サロンと言います。重複届出サロンで働くことができるスタッフも当然『重複資格取得者』に限られます。

従業員を雇う際には、美容師の資格をもっているかだけでなく、ネイルもできるかを重視し、回転を良くすることも考えなければいけません。

ネイル施術のできるスペースの確保

美容室とネイルを併設することを検討しているのであれば、ネイルを行うことを考えたスペースの確保を行う必要があります。ネイルを併設する美容室は通常の美容室と比較して美容室としてのスペースも小規模になりますが、それぞれのお客様が不快に思わないような広さを確保する必要があります。

したがって、最初は美容室のみの営業を行っていてサロンの広さは必要がなかった場合には、ネイルを併設するために引っ越しをしてネイルの施術ができるスペースが確保できるサロンへと場所を変える必要があります。その際には、”構造設備の概要”の変更も届け出る必要があるでしょう。

また、美容と理容の併設では”重複開設届”が必要になります。ネイルは理容とは違うサービスなので届出の必要がない可能性がありますが、必要がないと決めつけてしまって気付かないうちに違法行為を行ってしまうことは避けたいですよね。

重複開設届が必要なのか、それとも美容所としての届出を変更して提出するだけなのかは管轄の保健所へ相談してみるのが正解です。

参考サイト:
美容所 東京都福祉保健局
申請・届出様式|東京都福祉保健局

ネイリストを雇用するなら美容師免許の確認を

ネイリストの中にはネイルサロンではなく、ネイルサロンの併設された美容室で働きたいと考える人もいます。知識のないネイリストの場合には、ネイリストの資格をもっていて美容師としてのサービスを行わないのであれば、美容室でネイルの施術を行うことが可能だと思うかもしれません。

しかし、それは間違いであり、美容室で働く美容師は国家資格を活かして美容室で働いているのに対し、ネイリストのもつ資格は民間資格です。だからこそ、国家資格をもたなければお客様に触れてはいけない美容室ではネイリストの資格をもっているだけでは施術ができないとされているのです。

もちろん、美容室側もそのルールを無視して雇用をしてはいけません。ネイルを併設する場合には雇用するスタッフのネイルの資格や技術力だけでなく、美容師免許を取得しているかも必ず確認しなくてはいけないのです。

美容室でのネイル同時施術を希望されるお客様も増えています

最近、ネイルを併設する美容室が増えていますよね。その理由は美容室でのネイル同時施術を希望されるお客様が増えているという需要の変化にあります。ネイル併設を検討している美容室は、注意点をしっかりと把握して違反をしないようにした上で、そのようなお客様の要望に応えられるようにすることがポイントです。

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サロンチャート編集部

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