シェアサロン

シェアサロンはフリーランス美容師にとって働きやすい場所?利用する際のポイント

最近、よくシェアサロンという言葉を聞くようになりませんでしたか? ただ、一言にシェアサロンと言っても「業務委託や面貸しとの違い」「給料面」など謎な部分も多いです。結論から伝えると私は、シェアサロンで働くという考えは選択肢のひとつとして必要だと思います。
そこで今回は、シェアサロンの仕組みやメリット、デメリットについて解説していくので参考にしてみてください。

シェアサロンってどんなところ?

シェアサロンってどんなところ?

シェアサロンとは何かと考えたときに、簡単に説明すると「セット面を1席レンタルして独立すること」だと思います。他業種で例えるなら、IT関係の方がシェアオフィスを借りて独立するのと同じ感覚です。

この説明だけじゃわかりづらい部分もあると思うので、さらにシェアサロンについて深掘りをしてみます。

シェアサロンの仕組み

シェアサロンの仕組みを簡単に説明します。

シェアサロンを使用するためには、美容師が美容室に対して「レンタル料」を支払わなければなりません。このレンタル料もいくつかパターンがあります。(後で詳しく説明します)

あと、仕事するために使用する道具や材料はシェアして使う場合がほとんどです。仕事する度に道具などの大荷物を持ってシェアサロンに行く必要はないので安心してください。美容室でシェアできる道具の幅については、シェアサロンによって違います。

ただ、道具をシェアと言ってもカラーバターなど特殊な薬剤に関しては置いていないことが多いため個人で仕入れなければなりません。特殊な材料は別としてシェアサロンで働くなら「ハサミとコーム」さえ持っておけば基本的には大丈夫です。

シェアサロン

シェアサロンの料金の仕組み

シェアサロンの使用する際の料金の仕組みは大きく分けて3つです。

  • 売上のパーセンテージ
  • 家賃+売上のパーセンテージ
  • 家賃

ひとつずつシェアサロンの料金について簡単に説明をしていきます。

シェアサロンの料金契約が売上のパーセンテージを納める場合

売上のパーセンテージを美容師がシェアサロンに40%納める契約だったとします。その場合だと月に100万円を売り上げたら美容師は60万もらってシェアサロンに40万支払う感じです。家賃のような固定費が発生しないので、どんなに売上が低くてもマイナスにならないのがメリット!

シェアサロンの料金が家賃と売上の2つを納める場合

家賃と売上のパーセンテージの2つを納める契約だったらこうなります。

まず、売上関係なく固定費である家賃を払わなければなりません。さらに、売上のパーセンテージも追加で支払う仕組みです。

家賃と売上の2つを払わないといけない代わりにメリットがあります。それは売上のパーセンテージに対する美容師の取り分が多かったりシェアサロンの設備が良かったりすることです。

シェアサロンの料金が家賃のみの場合

最後は家賃のみ支払う契約です。

この場合は、家賃のみ納めて売上は全て美容師がもらえます。売上に対するパーセンテージを全く取られないのがメリットです。その代わりに、家賃自体の金額が高い設定にしてあるのがほとんどなので確認をしましょう。

この他にも頭金を払うシェアサロンや、新規集客を「美容師がするか?」「シェアサロンがするか?」でもらえる金額が変わったりします。

美容室との違い

シェアサロンと言えど、見た目は普通の美容室と全く同じです。ひとつの美容室に対して数人の美容師が在籍をしてお客様を担当します。

ただ、ひとつだけ通常の美容室と違うのが「全員がスタイリストで個人事業主」ということです。そのため、ヘルプに入るようなアシスタントはいません。アシスタントがいないので通常の美容室のようにスタイリストがお客様を掛け持ちで仕事するのは難しいです。

あくまで、お客様とマンツーマンで仕事をするイメージを持っておきましょう。

業務委託や面貸しとの違い

業務委託や面貸しとの違いですが、少しややこしい部分があります。ちなみにシェアサロンは面貸しの部類に近いです。

この2つの違いは、結論から言うと「面貸しは個人で集客」「業務委託は美容室が集客」していることです。ただし、すべての面貸しや業務委託がそういうわけではありません。面貸しでも美容室が集客してくれている美容室もあります。

さらに個人での集客と美容室の集客しでは決定的な違いがあります。それは「給料の取り分」です。面貸しの美容師がする集客(紹介や個人SNSからの来店)は、美容師本人がしているので売上の取り分が高いです。

しかし、業務委託になると美容室が宣伝広告費を払って集客しているので、シェアサロン側に経費が発生しています。そのため、業務委託の売上の取り分に関しては美容室側が高くもらう傾向です。

フリーランス美容師がシェアサロンを利用する際のポイント

フリーランス美容師がシェアサロンを利用する際のポイント

シェアサロンは自由度が高く働けますが、もちろんメリットの他にデメリットも存在します。現在の読者の方が置かれている状況を踏まえた上で読んでもらうと分かりやすいかもしれません。

シェアサロンのメリット

シェアサロンのメリットはこの3つ!

  • 稼いだ分だけ収入が上がる
  • 時間の自由が手に入る
  • 開業資金などがない

ひとつずつ説明をしていきます。

シェアサロンは稼いだ分だけ収入が上がる

シェアサロンは稼げば稼ぐほど収入が上がります。みなさんの中で「働いている美容室が給与体系がはっきりしていない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか? シェアサロンは売上に応じて1円単位から給料が違うので「稼ぎたい!」と思っている方にはぴったりです。

シェアサロンは時間の自由が手に入る

シェアサロンは自分が担当しているお客様が終わったら帰っても問題ありません。普通の美容室だったら、他のスタイリストのヘルプに入ったり美容室の掃除をしたりと営業終了後までいないダメです。

拘束時間の長い美容師にとって、時間のメリハリをつけて働けるシェアサロンは大きなメリットだと感じます。特に女性のスタイリストで、お子さんがいる方がシェアサロンを活用すると時間の融通が利くので、育児との両立も多少やりやすくなるかもしれません。

シェアサロンは開業資金がない

シェアサロンは席をレンタルするので開業資金が必要ありません。もちろん、シェアサロンを使用するにあたって頭金が必要な場合もありますが、開業資金と比較すると破格です。美容室を辞めて自分の店を持つまでの間、シェアサロンを活用してお客様を担当したりもできます。

シェアサロンのデメリット

シェアサロンのデメリットはこの3つ!

  • 集客する力ないと難しい
  • 経理もしないといけない
  • 自己管理が必須

ひとつずつ説明をしていきます。

シェアサロンで働くなら集客力が必要

一般的な美容室は、お店自体が集客してくれます。そのため、美容師は仕事することだけに専念できるので、集客方法まで深く考える必要はありません。さらに、万が一お客様が来店されない日があっても固定給があるので安心です。

ただ、シェアサロンは集客してお客様が来店されなかったら収入がゼロ。シェアサロンで働くなら、SNSの活用など徹底した集客スキルや集客してくれる店舗で働いたほうが良いです。

シェアサロンは経理もしないといけない

シェアサロンで働くということは個人事業主になります。今まで美容室がやっていてくれた売上や経費の管理、確定申告などもやらなければなりません。「仕事だけしていればOK!」というわけではないので経理の勉強も合わせてしましょう。

シェアサロンで働くなら自己管理は必須

個人事業主なると上司がいなくなるので、最初のうちはついついハメを外したくなります。その結果、仕事がおろそかになってしまう美容師が後を絶ちません。仕事とプライベートのON、OFFをしっかり持たないと、シェアサロンで働くのは難しくなります

自己管理ができない人は、自然とお客様が離れていってしまうので注意が必要です。

他業種も在籍している場合の注意点

シェアサロンは仕組みこそ違いますが、見た目は普通の美容室と同じです。そのため、美容師以外にシェアサロンにはネイリストやアイリストが在籍している場合もあります。シェアサロンは各々が個人事業主ですが、他のスタイリストや他業種の方への気遣いは必要です。

各シェアサロンには、ある程度のルールが必ず存在します。ひとつの美容室をシェアしている以上、ルールは守るようにすることは美容師というより社会人として必須です。

あと、シェアサロン自体が保健所へ美容所登録をされているかの確認もしておくことも忘れずに。

就職・転職・働き方を変えたい人はシェアサロンも選択肢に入れよう

今回のテーマ「シェアサロンはフリーランス美容師にとって働きやすい場所?」についての内容をまとめていきます。

  • シェアサロンは個人事業主が各セット面をレンタルして使うサロン
  • 業務委託や面貸しの違いは集客を個人でするかシェアサロンにしてもらうか
  • シェアサロン内の道具は共有して使う
  • 特殊な薬剤にも個人で仕入れないといけない
  • シェアサロンは完全歩合がほとんどで固定給が存在しない
  • シェアサロンは多額の開業資金が必要ないので始めやすい
  • 個人で集客できるスキルを持ってシェアサロンで働くのがおすすめ
  • シェアサロンで働くなら気遣いやルールは守る

現在、働いている美容室で少なからず不満がある人もいると思います。拘束時間の長さや給与の低さなど美容師は過酷な仕事です。そんなときは、一度シェアサロンで美容師をするという選択肢を持つことで、不満が解消されるかもしれません。

この内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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