酉の市

美容室の11月売上対策「年始年末を忙しくする準備期間」

11月というのは、美容室の営業をしていて、来店数が少ない月といわれています。そこでその特徴を活かして、キャンペーンやイベントを開いて、売上アップを狙いましょう。そして忙しい年末年始にスムーズに営業をするために、準備をするのも大事です。カルテを見直して分析し、スタッフと一緒に来年に活かすようにしてみてください。

11月は年末年始のための大切な準備期間

11月は年末年始のための大切な準備期間

年末年始はどの美容室でも忙しくなる時期です。11月というのは、その時期をスムーズに乗り越えるための大切な期間と思っておきましょう。

準備といっても何をすればいいのかわからない人のために、具体的な対策について紹介するので参考にしてみてください。

来店予定のリストアップ

今年に入って一度来店していて、その後に来店がないお客様がいる場合は、全てリストアップしておきましょう。

  • 10月にカラーとカットで来店している
  • 7月に縮毛矯正で来店後に来店なし
  • 2月に来店して、それ以降再来店なし

上記のようにタイプに分けてリストを分けておき、それに合わせてプランを用意してダイレクトメールを送れば、年末年始に来店してくれる可能性もあります。そのためにはプランを練っておく必要があるので、11月にその準備をしてみてください。

ヘアケア商品、ギフト商品のご案内

店販が今の時代売れないと言われていますが、お客様も年末年始は忙しい時期でしょう。例えばそれに合わせて、美容室でヘアケア商品がお得に購入できるようにしていれば、売上アップが見込めます。

もちろん商品の選定や、ギフト商品としてラッピングなどをしておかないといけません。その準備を11月に済ませておくと、お客様が年末年始でもスムーズに購入できるようになります。

目が付くようにするために、ディスプレイを目立たせておくと、手に取ってもらえるようになるでしょう。

11月のお客様へのアプローチ

11月のお客様へのアプローチ

年末年始の準備も大事ですが、11月に来店したお客様にも、喜んでもらえるようにアプローチの方法を考えておきましょう。

比較的寒くなってくる時期でもあるので、それに合わせて何をするべき意識すると、失敗は抑えられます。売上アップを狙うだけでなく、もっとお客様目線で物事を考えられるようにしてくださいね。

新規客獲得のためのプロモーション

11月というのは、年末年始の前というのもあり、比較的来店率があまりよくない時期。新規客を獲得するには、ちょうどいいタイミングです。

そこでチラシなどを用意して、新規客を増やすようにしましょう。少しでも効果が出るように、美容室のターゲットに合わせてポスティングの配布エリアに注意して、チラシを配布してみてください。

プロモーション内容の周知

チラシなどを配布する前に、スタッフ全員がチラシの内容を把握できていると、新規客が来店した際にスムーズなやり取りができるようになります。

いつチラシなどを配布したのか把握するのも大事です。新規で来店したお客様は、固定客よりも失客しやすいので、少しのトラブルも起こさないように努力しましょう。

スタッフ自身がチラシを作るなど、プロモーション内容を把握する手間を省けると、効率よく11月の来店率をアップできます。

年末年始のご案内

上記でも紹介したように、年末年始のお知らせを11月で作っておくようにしましょう。もちろんそのお知らせには、年末年始の営業日や時間だけでなく、キャンペーンなどを盛り込んでおくと視認率が高くなります。また年末にはクリスマスがあるので、魅力的なイベントを開催するのもいいでしょう。

イベントが多いだけに、カレンダーにしてわかりやすくしておくと、お客様の反応もよくなるはずです。チラシを店内に貼り出しておくと、どのお客様の目にも入ります。

店内設備の点検

チラシやキャンペーンだけでなく、設備も確認しておくようにしましょう。

11月になると、気温が下がってくる季節。気温差が激しい今の時代だからこそ、エアコンなどの点検は今のうちに済ませておいてください。年末年始になると寒くなってくるので、エアコンは付けっぱなしになります。修理する手間を考えると、今のタイミングで確認しておいて損はありません。

エアコンだけでなく、ハンガーなどの備品も点検しておくと、年末年始に困らないでしょう。11月という動きやすい時期だからこそ、落ち着いて確認ができるので、忘れずにチェックしておいてください。


来年度のための準備

来年度のための準備

11月は手が空きやすいタイミングです。そこで来年度の準備をしておきましょう。ただ、今までどおりの準備をするのではなく、分析も含めて念入りに準備をしておくのがおすすめです。カルテなどを集めて情報収集し、その内容に合わせて何をするべきか、スタッフ同士でミーティングするのもいいでしょう。

新規客カルテの総点検

まず11月までに来店した今年度の新規客のカルテを全て確認しておくと、何をするべきか見えてきます。特に次で紹介する内容を把握すると、美容室全体の業績なども見えてくるので参考になるでしょう。11月に済ませておくことで、来年度の売上に直結します。

年末年始が始まる前に、スタッフも含めてカルテをチェックしてみてください。

客層

まず今年度に来店した新規客が、どのような客層だったか確認してみてください。カルテを見て次の内容をチェックすれば、来年度にやるべき内容がわかるようになります。

  • 世代
  • 職業
  • 居住エリア
  • スタイルのテイスト

それぞれジャンル分けをしていると、ニーズに合ったプロモーションができるようになるでしょう。

ご来店の動機

新規で来店してくれたお客様は、来店した動機が必ずあるはずです。それをカルテに書き込んでいるなら、それもリストアップしておくと、来年度の営業に役立つでしょう。口コミで来店してくれたお客様は、どのようなお客様に紹介されたのかジャンル分けしておいてください。

  • 世代
  • 職業
  • 新規なのか既存顧客なのか
  • スタイルのテイスト

この4つに分けておくと、分析の際にわかりやすくなります。口コミの内容についても、詳しく残しておきましょう。

広告やチラシなどを見てきた新規客なら、どの部分に興味が出たのか残しておくと、来年度の集客に役立ちます。強みや弱みなどを分析するために、通りすがりに来店したお客様の声を残しているなら、それを参考にするのもおすすめです。

利用状況

お客様の利用状況を見るのも、カルテを確認する上で重要になります。

  • 来店動機
  • 利用したメニュー
  • 用意していた予算

新規客がどのような状況で利用していたのかわかれば、売上をアップさせるのに役立つでしょう。

もっと具体的に掘り下げたいのなら、次のように分けて新規客を見ると分析しやすくなります。

来店動機
  • イメージチェンジがしたかった
  • スタイルの相談がしたかった
  • カラーチェンジしたかった
  • 髪質を改善したくなった
利用したメニュー 初回のメニューと支払った金額も残す
2回目までに
来店した期間
  • 1ヶ月以内:〇〇%
  • 2ヶ月以内:〇〇%
  • 3ヶ月以内:〇〇%
  • 4ヶ月以内:〇〇%

新規客が固定顧客になれるように、うまく分析して来年度の営業に役立てましょう。

リピートのお客様の総点検

新規客だけでなく、リピートしたお客様に関しても、分析をしておきましょう。カルテをすべて見返せば、見えてくるものがあります。

次で紹介する項目をチェックして、来年度の営業に役立ててみてください。

来店サイクル

リピートしてくれるお客様に対して、来店サイクルがどのようなものか、確認しておくと何をするべきか見えてきます。分析する際に、どのような施術をしているのか確認してみてください。

例えばトリートメントをよく利用するお客様が多いのなら、1ヶ月以内の来店サイクルも自然と増えているはずです。逆にデジタルパーマなどの来店サイクルが長くても問題ないお客様が多いのなら、美容室全体の来店サイクルも長くなるでしょう。

お得意様分析

リピートしてくださっているお客様が多いのなら、美容室の売上も安定できているでしょう。そのお得意様を増やすのが、美容室の経営では重要になってきます。

そこでお得意様がどのようなところを気に入って、美容室を利用してくれているのか、カルテで統計をとってみましょう。これを知るだけでも、美容室の特徴というものが見えてきます。その強みを伸ばすようにすれば、売上もアップしやすくなるはずです。

施術メニューの確認

お客様がよく利用しているメニューを、カルテを見て統計をとってみてください。統計をとることで、伸びているメニューとそうでないものがわかります。

美容室の強みのため、伸びているメニューを把握して来年度の営業を考えなおすのもいいでしょう。逆に売上がダウンしているメニューなら、原因が何だったか見直すいいチャンスです。

  • 美容師の技術力を確認する
  • 料金設定の見直し
  • キャンペーンのタイミング など

見直すポイントはいくらでもあるので、スタッフ同士でミーティングして、美容室の方向性も決めるのもいいでしょう。

お客様の声をしっかり分析

アンケートをとっていた場合は、そのお客様の声を聞いて、来年度の営業に役立てましょう。もちろん今までに、そのような内容がカルテに書かれていないのなら、今からでも始めるのがおすすめです。

お客様の生の声というのは、意外に集めていない美容室がたくさんあります。お客様の意見を残して活かすことができるのなら、それだけで美容室の強みになるはずです。悪い声があるのなら改善して、良い声があるならスタッフに伝えてモチベーションをアップさせるのもいいでしょう。

スタッフ全員の成果と目標の確認

来年度のためにスタッフ全員の成果を、11月のうちに確認しておきましょう。

  • 担当になった技術の売上
  • 店販商品の売上
  • 指名客の数
  • テストに合格した種類 など

このように成果が少しでも出ているスタッフは、もっと伸ばせるように何をするべきか、今のうちに考えてみてください。

逆にあらかじめ決めていた目標を達成していない、あまり伸びていないスタッフがいるかもしれません。その場合は伸びていない原因を、スタッフと一緒に考えましょう。また来年に目標を決めておくと、来年の11月に伸びたかどうか分析できるようになります。

お客様のホームケア診断

お客様のホームケア診断

11月という来客数が少ない時期なら、お客様の使っているホームケア商品を、診断する時間もとれるのでおすすめです。

お客様が今使っているホームケア商品を持ってきてもらい、担当美容師が診断します。正しい使い方や髪質に合っているかどうかまで細かくアドバイスすれば、お客様の信頼度がアップできるでしょう。

もし気に入っていない様子なら、美容室にあるホームケア商品をおすすめしましょう。お気に入りが見つかれば、売上アップも見込めるので、11月のイベントとして続けると経営が安定しやすくなります。

11月の行事に合わせたアプローチ

11月の行事に合わせたアプローチ

11月というのは、行事が少なくて来店数が少ないですが、実はイベント自体は何気にあります。それを利用してキャンペーンなどを作れば、売上アップが見込めるでしょう。

もちろん売上が直接見込めないイベントでも、店内をにぎやかにさせる飾り付けをするなど、お客様に喜んでもらえる工夫はできます。うまくアプローチできるように、参考にしてみてください。

酉の市

11月というのは「酉の日」といわれる行事があります。日付にも十二支が割り振られており、それを基に11月には12日おきが「酉の日」になるわけです。その酉の日に神社やお寺でお祭りが行われており、そのお祭りを「酉の市」と呼ばれています。

2020年は、2日、14日、26日が、この酉の市にあたります。お祭りということもあり、着付けをするお客様もいるでしょう。それをうまく利用してキャンペーンをするなど、売上アップが見込めないか考えてみましょう。

文化の日(11月3日)

11月3日は、文化の日として祝日になっています。この文化の日とは、日本国憲法が公布された日。平和と文化を重要視している日本国憲法が公布されたため、文化の日となったといわれているわけです。

せっかくの祝日ですし、美術館や博物館に行ってもらえるように、スタッフと考えてみてください。カップルやご夫婦で来店してもらえると割引など、キャンペーンやイベントを開催するのもいいでしょう。

七五三(11月15日)

七五三は子供が3歳、5歳、7歳になったときに、神社へ参拝して健康を願う日として有名です。結婚して子供が生まれた人は、特に意識する行事ですが、家族ぐるみで参加するところも多いでしょう。

着物などを着る機会があるので、美容室が関わりやすいイベントのひとつです。お得意様の子供や孫が、七五三を祝う年齢になるのか事前にリサーチしておき、お知らせをするなど来店してもらえるようにしてみてください。

勤労感謝の日(11月23日)

勤労会社の日には仕事の疲れを癒すために、美容室でリラックスする場を設けるなど、忙しいお客様が来店しやすい工夫をしてみてください。

例えば、いつもなら利用していないヘッドスパを勤労感謝の日だけ割引にして、リラックスしやすい環境を作るのもいいでしょう。店内も間接照明だけにして演出してあげると、来店したときに喜んでもらえるかもしれません。

11月は忙しい年末年始をスムーズに売上アップさせるための準備期間

年末年始というのは、もともと来店数がアップするタイミングですが、11月に準備しておくとストレスなく営業ができるようになります。その準備というのは、過去書いたカルテなどを見て、分析するという意味。新規客の動向を見て、反省するべきポイントを見つけて、固定客のリピート率をアップさせましょう。

11月のイベントを利用して、来店率をアップさせる試みも大事です。来店数が少ない月でもあるので、それを利用して固定客を信頼してもらえるように、うまくキャンペーンなどを活用しましょう。
 

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メガネ

メガネセキ美容室オーナー、ライター、元美容師

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美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。
地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。

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